表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/130

爆発

彡(●)(●)「大学なんてクソや!」

彡()()「古くて時代遅れの上級役人、理解不能な官僚、愚かな木っ端役人!」


彡(●)(●)「こんなゴミどもを生み出す大学なんか全部消し飛べや!」


アドルフの顔色は死人のように青白く

口元からも血の気が引き、唇はほとんど真っ白

でも目は燃えるように輝いていた

ぞっとするくらい…


(;´・ω・` )「どうしたんだよ急に……」

(`・ω・´;)「君だって大学で色々と学んでるんじゃない…」


彡(●)(●)「あの連中はワイを認めずに放り出しおった…」

彡(◦)(◦)「ワイは大学から締め出されたんや…」


(´•ω•) .。oOあっ…

アドルフ、美大に行けてないんだ

なにか変だとは思ってたけど

いつからだろう…たしかに最近イライラしてたけど……


彡()()「なんであんな分けのわからん絵を描くアホを入学させて……」

彡(●)(●)「ワイが落とされなアカンねん!!」


(。゜ω゜) .。oO(え?どういうこと…)

もしかして美大の入学試験に落ちたの…

そんなはずは……

だって今まで学生として勉強していたじゃないか……

本当は受験に失敗して浪人していたの?


(。゜ω゜) .。oO(え?どういうこと…)

だってクララおばさんがまだ生きていた頃…

クララおばさんはボクに手紙を見せながら

アドルフは大学で勉強を頑張っているって

苦しみながらもあんなに喜んでいたじゃないか……


(。゜ω゜) .。oO(嘘……だったの……?)


頭が混乱してとっさに疑問が口を出ていた


(。゜ω゜)「それで、これからどうするんだい?」

彡(•)(•)「どうするんだい、と言ったか?」


(´・ω・`)……


( ´-ω-` ) .。oO(ボクは本当にバカだ)

自分のことばかりに浮かれて、まったくアドルフを気にかけていなかった

きっと、この質問も彼は何度も何度も自問自答しただろう

悩む時間は嫌なほどあったんだ

アドルフはウィーンでずっと一人、孤独だったんだから…


(;´・ω・` ) .。oOそして……

誰にも打ち明けることも出来ずに

一人で必死に何とかしようとしていたんだ


アドルフはボクが音楽の道に進めるよう

気にかけ、応援してくれていた……

職人気質で頑固な父を説得してくれたのもアドルフだ


( ;´-ω-` ) .。oO(それに引き換え……)

ボクはなにも彼の力になれなかった


その後も、アドルフはずっと「どうする」「どうする」と呟いたまま

そして、一人、本を読みだした


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ