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奇想の艦隊  作者: 置草茅
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最初の損害。

 久留米さんに水柱が4本。きっちり全て立ってから数秒後。スマホの画面はWinと大きく描かれていた。

 隣にはコメント蘭があってリアルタイムで見れるようになっているらしくその内容は「すげぇ!」「何があった!?」「正直何がどうなったのかが分からない」と言うコメントが多かった。


 伊1200型潜水艦。伊1200型潜水艦は敵を攻撃させるのに特化した秘匿潜水艦である。全長:157cm、全幅:18cm、最大速度67km以上。武装:艦首魚雷発射管8門。他の武装は極秘。また現在3隻存在し伊1200、伊1201、伊1202の3隻である。

 今回久留米さんに4本の魚雷を発射したのは2番艦の伊1201潜水艦である。丁度近くを潜航中だったので此処に回しておいたのだ。

 しかし須磨は助かりそうにないな。可哀想に。まさか味方の流れ弾1発でこんな被害になるんて……もしかしたら僕が扱う艦は以外と能力者に対しては貧弱なのかも知れない。


「伊1201、構わない。須磨に向けて魚雷5本発射。助かりそうにない。やれ」


 再び再装填を終えた伊1201は標準を須磨に合わせて魚雷を5本放つ。数秒後。火災が治まらない須磨に向けて5本中3本が命中。須磨は艦後から素早く沈んだ。

 この須磨沈没は風間は気づいたようだがコメント蘭は誰もその事に気が付かなかった。しばらくしてコメント蘭も終りフィールドが解除された。

 久留米さんも無事なようだ。本人曰くまるで自分の攻撃が跳ね返ってきたみたいだったと後に教えてくれた。風間は今回の件に気づいているらしく教室に戻るとこのような事を聞かれた。


「安藤さんの件と言い味方のふねと言い。あれは、やはり潜水艦による雷撃だよね?」

「気づいていたか。そうだ。潜水艦による雷撃だよ。こっちの方が手短に終われると思ってね」

「しかし味方のふねを雷撃で沈めたがptはその時減ったか?大丈夫か?」

「いいや。須磨の損害はどうやらptに影響はないようだ。問題は吉野の損害を入渠させて修理に回した時かな。324ptかかった。でもまぁその修理に回した後600ptが入ったから今は45635ptかな」

「僕もさっき600pt入ったよ。今日の晩ご飯用だね」


 僕は新型艦建造用かな。600ptなら巡洋艦が2隻は建造できそうな気がする。多少オーバーしてもなんとかなるだろう。いや此処は潜水艦に回したほうがいいのかな。潜水艦なら多く建造が出来そうだ。期待できるな。よし……潜水艦にするか。


「もうこんな時間か。じゃあ僕はもう自分の部屋へ帰るぞ。お疲れ」

「あぁお疲れ、風間」


 さて僕も部屋へ帰るかな。でもその前にコンビニで晩御飯買って行こうかな。

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