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奇想の艦隊  作者: 置草茅
23/122

新型艦投入!

「準備はいいかしら」

「こっちは大丈夫だ」

「僕も準備万端。いつでもいいよ」


 3人は互いを見詰め合って合図は刀義が取った。

「模擬戦始め!」

 その合図と共に美術館前一帯が模擬戦用に強化されてその場一帯は模擬戦が終わるまで誰も入れないようになった。模擬戦用のフィールドが展開されたのを確認すると僕は二人からかなり距離を取る。

 その距離にあわせてフィールドも拡張される。


 僕はスマホを取り出し港の画面へ、そしていつでも出撃が出来る艦艇を確認し、「召喚」をタップ。

 目の前に艦艇が出現した。模擬戦用のフィールドが出た時点でライブ配信は始まり、艦艇が登場したとき、コメント蘭は盛り上がりの様子を見せた。最初に召喚したのは浅間型戦艦の1番艦。浅間。次に常盤を召喚。


 2隻は護衛の艦艇が到着する前に戦闘準備を終える。次に薩摩型高速戦艦の薩摩と安芸を投入。全長243cm、全幅18cmで最大速度55km。主砲は39mm連装砲を5基10門。

 次に和泉型重巡洋艦を召喚する。本艦は艦橋や煙突が利根型に似ている。全長226cm、全幅16cm、最大速度50km。主砲は33mm連装砲が4基8門。

 和泉、鈴鹿すずかの2隻がおりこの計6隻は直接委員長達への殴りこみに参加する。


 そのため6隻が単縦陣を形成し委員長達の前へ立ちはだかる。先頭は旗艦の浅間。浅間型や薩摩型は金剛型に似ているが違う点は主砲や高角砲の配置ぐらいだろう。ぶっちゃっけ艦橋はもう金剛型だ。

 6隻が直接殴りこむため前進し二人の注意を逸らす間。僕は航空機を搭載する艦艇を召喚する。後方へ。


 身延型航空重巡洋艦。全長258cm、全幅は船体で18cm、飛行甲板を足すと23cmに達する。最大速度57km。主砲に32mm連装砲2基4門。右舷側に艦橋まである飛行甲板を備える。

 艦載機に新型VTLO戦闘機:水風みずかぜを本艦は6機搭載している。また水風はアメリカ軍の艦上戦闘機FJ-1フューリーのような外観を持つ。艦橋は改装前の妙高型に似ており後部マストにクレーンが備わっているが基本は飛行甲板に着艦する。

 同型艦は身延みのぶ飛騨ひだ両白りょうはく


 さらに追加で黒部型軽航空巡洋艦を2隻投入。全長266cm、全幅16cm、最大速度56km。主砲として22mm連装砲1基2門を装備。艦橋や煙突は大淀型に類似し後部マストは利根型に似ている。

 また後部マストに艦載機収納用のクレーンを1基装備していて後部甲板にはエレベーターが1基と飛行甲板の代わりとなるカタパルトが装備されている。

 艦載機は水風を3機搭載している。また3隻存在するが1隻はいざと言うときのために温存し今回投入したのは1番艦の黒部、2番艦の早月はやつきである。


 2タイプの本型を後方へ投入する事により更にフェールドは拡張される。この2タイプが召喚された頃、先頭を行く戦艦浅間が委員長の二人にかなり接近し今まさにその36mm連装砲2基4門が射程に収め、この模擬戦における初弾を発射しようとしている。

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