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奇想の艦隊  作者: 置草茅
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一人の能力者相手に物量作戦。

 五日目が立ちクラスメイト達も刀義や風間をはじめ中々生き残ってくれている。全員中半数以上。若しくは未満単位での生存が割り振られた潜水艦により逐次報告が入る。

 言っておくが潜水艦は偵察のみで支援は行っていない。だが、勿論。攻撃専門に任務を帯びている潜水艦は存在する。


 来島型も食料補給を主任務にクラスメイト達の間を駆け回っている。だが、今回のドラム・ファング作戦にて約十五隻もの潜水艦を失い、戦力は大きく損耗している。


 そこで、僕は考えた。潜水艦でダメなら水上艦隊を大量に向かわせる。所謂物量作戦だ。だが、成功すると言う保証はない。先のドラム・ファング作戦のように今度は水上艦艇の損耗が激しさを増すかも知れないのだ。油断できない。


「よし。決行だ」


 風間に聞こえないように、電源が落ちているスマホの画面に向かって小さく呟くように言い放った。作戦開始の暗号文を全艦に打電。受信後、図書館内部へと一斉に第二殴り込み艦隊が突っ込む。


 ドラム・キャプチャー作戦は始動し、先のファングとは少し違う内容で、僕も作戦開始と同時に風間と共に隠れている場所から移動する事にした。


「風間、今回。新たな作戦の為に僕は移動するけど、風間はその場で待機してほしい。作戦が終わったらまた戻ってくる」

「……そうかい。分かった。じゃあまた後で合おう」


 この会話を交わしている頃、第二殴り込み艦隊は図書館入り口に警戒監視。または封鎖されぬように一隻の強力な駆逐艦を配備した。


 防空駆逐艦:畏月いげつはこの防空駆逐艦の九番艦に辺り、同駆逐艦の仲間には航空艦隊や主力艦隊の護衛を一挙に担っていた。ともあれ、畏月を玄関先に配備させた後艦隊は一路二回を目指す。

 幸いな事にスロープが存在し旗艦である佐渡型装甲戦艦の二番艦:飛騨ひだを筆頭に艦隊は単縦陣にて航行し目的地を目指す。


 潜水艦隊はあえてこのスロープを使わなかったため、赤外線センサーはなく、易々とこのドラム・キャプチャー作戦の重要な存在である一隻の潜水艦はそっと、艦隊の腹に隠れるように潜航。

 図書館二階の定位置にて始動命令を待つ。


 二階へ艦隊が進出した頃、半壊した第一航空艦隊は旗艦を変えて派鶴はづる型正規航空母艦の七番艦。広鶴ひづる以下生き残った四隻の航空母艦から牽制攻撃のための艦載機が多く発艦する。

 この艦載機は天山を主力とする艦載機郡で、主に第二殴り込み艦隊の支援を目的とする。


 直接的なダメージは避けて嫌がらせ程度の妨害に専念する。そのためには高度な錬度が必要となる。だが、その錬度は貧弱だ。


 一方、ほぼ全ての艦載機を出撃させた空母艦隊を守るために、護衛専門で編成された第三航空艦隊の旗艦。護衛空母:玖波くばから空母を守るために発艦する。

 戦闘は戦艦佐渡による艦砲射撃と言う名の威嚇射撃から始まる事となった。

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