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奇想の艦隊  作者: 置草茅
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ドラム・ファング作戦の成否は。

 夏龍は自らを囮とし見事に彼女の視界を引き付けた。夏龍の突発的な行動に他の潜水艦は唖然とした。だが、一隻だけは夏龍と共に囮役の任を取って出た。


 東龍とうりゅうは夏龍とは別の方角で激しく行動を開始し、彼女はどちらを葬るかで迷ったが、直ぐに近くに展開する夏龍に対し猛烈な攻撃を展開。

 夏龍は沈没したて続きに東龍もその数時間後に沈んだ。だが東龍は三時間以上も時間を稼ぎ、その間にも春龍は開催前に改修された新兵器を図書館の二階に多くばら撒く事に成功する。


 その新兵器は無線小型誘導魚雷が多数詰まれた箱が八箇所近くに設営され、うち五箇所が機動。一箱のうち六発が搭載され合計三十発が放たれた。

 誘導弾のため彼女は四発を腹部に命中。痛みが大きく響いたが、反撃し春龍はほどなくして沈没した。


「小癪な真似を……また来たのね……」


 彼女が気づいたのは唯一のドアから進出した憩龍けいりゅうであった。当艦も沈んだ他の艦と同様に悠馬直々の命により派遣された。

 が、案の定赤外線センサーにより探知され、攻撃を受けるが運良くこれの回避に成功する。


 ようやく増援が来たと見た他の二隻の潜水艦は憩龍と共に移動を行ったが、三隻で行動したのが過ちとなり三隻は時間差ではあるものの反撃できずに撃沈された。波320潜及び波321潜の事である。


 これにて図書館二階に展開する全ての潜水艦が撃沈され、唯一の戦果らしい戦果と言えば彼女の腹部に四発が命中したぐらいであった。

 また図書館入り口にて二隻の潜水艦が撃沈されている。これは波311潜を撃沈した相手である事が後にッ判明され、また反撃によりその相手も退場した事が最期の発信により知る事が出来た。


 二隻の潜水艦は二階への援軍として予定されていたはずの波327潜及び碧龍へきりゅうの事で、このうち反撃で相手を退場させたのは碧龍だった。

 碧龍の最期は詳細には分かっていないものの、悠馬は座礁と断言し碧龍は最終的に場所は不明なものの座礁沈没と言う形で片付けられた。


 ドラム・ファング作戦は一人の少女の退場のために約十五隻以上。若しくは未満。以下の潜水艦が犠牲となり、今後の情報収集能力は大きく傾く事になるのはまた別の話。

 悠馬は二階を潜水艦による奪還を諦め、代わりに現在健在する水上艦隊のうち、一部隊を派遣する事にした。水上艦隊版ドラム・ファング作戦である。


 作戦は中規模となり、投入艦隊は三個艦隊。先の戦いで多くの主要空母を失って戦力が半減した第一航空艦隊。突撃の命を受けた第二殴り込み艦隊。


 後方支援を目的とする第三航空艦隊の三十隻以上の大艦隊が図書館に集結し今。先端を開こうとしていた。悠馬は集結完了を聞いた時。


 勝利を確信する。

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