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奇想の艦隊  作者: 置草茅
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悠馬発案の艦隊名がおかしい件について。by風間。

「風間、ちょっといいか」

「どうした?いきなり」

「ここだけの話だ。深夜。図書館付近を哨戒中だったとある潜水艦が行方不明となった」

「行方不明?無難に撃沈されたとか事故とかじゃあなくて?」

「行方不明と言うのはまだ自分でもこの事態にあまり実感が持てないと言うのが妥当かな。実の所、個人的には5日待てば帰ってくるだろう。そう信じてる」


行方不明と言う言葉に風間は神経を尖らせた。


「事故ではないとしたら撃沈されたと言う可能性が高いよね。となると撃沈された理由を僕は知りたいかな。攻撃を受けたのか。事故なら機関の故障か。それか何かにぶつかったか」


今僕らの周囲には誰もいない。隣の席の久留米さんも今は遠くに居る女子のクラスメイトと会話をしている。多少、話しても大丈夫だろう。


「風間。潜水艦の特徴を挙げてくれ」

「潜水艦の特徴?・・・そうだな」


少し考えた後、風間は次のような解答を出した。


「水中を潜航でき、海面下のためある意味でステルス兵器と呼称できる。海の中に居るため敵にこちらの位置を察知されずに敵を攻撃できるためまさに「海の忍者」と呼ぶに相応しい。これでいいかな?」

「多分あってると思う」


 海の忍者。言われてみれば確かにそうかも知れない。相手が島国なら潜水艦でその島国を餓死させる事は出来るからな。


「で、その「海の忍者」の特性を持った能力者を知らないか?風間?」

「ちょ、ちょっと待ってよ、悠馬。僕らは入学してからまだ1週間ぐらいしか立っていないんだよ。知る訳ないじゃあないか」

「だよなー入学してまだ1週間しか立ってないもんなーそりゃあ情報も少ない訳だ」


全校生徒は無理だとしても1年生の中と限定したら判別できるかな。

いや無理だろう。そんな事をするには波300型の改良型を少なくとも50隻は調達しないと。50隻……戦時急増型のタイプを設計したとしても、ptが……少し洒落にならないな。


「ともかくだ。風間。うちの潜水艦が1隻、襲われているんだ。攻撃をしてくる敵を見つけて始末しないと今後が大変そうだ。とっ言う訳で新しい艦隊を編成してみた。名づけて「対潜装備ガチ積み相手絶殺すマン艦隊」略して「対潜装備艦隊」!」


 略したほうがマシだろ……そんな風間の目線が痛い。やめて!いい名前が思いつかなかったの!そんな目で見ないで!


 編成は旗艦として架空戦記にはありがちな航空巡洋艦。石鎚型対潜航空巡洋艦の1番艦:石鎚いしづち。を筆頭に編成されている。

 2番艦:不入いらず艦名は四国の山から。また2番艦は別艦隊用に取っておく。

 護衛として秋風型対潜駆逐艦の6隻。両タイプとも対潜能力に特化し潜水艦絶対殺すマンと化している。


 艦隊を構成する艦艇。陣形。その艦艇が搭載する対潜兵器の数々。今日の朝。時間と戦いながら作ったA4ファイル並みの大きさの紙を風間が受け取り内容を確認する。

 風間曰く、これだけの対潜装備があれば普通の潜水艦ならば軽くしとめられるだろう。そう、彼は言った。

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