表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

闇に沈むか

人知れず、闇の中を蠢いていた。

決して見つからないようにふわりふわりと、たゆたいながら夜の帷の中を。


産まれてからこれまで数々の修羅場をくぐり抜けてきたし、何度も命の危機に見舞われる事もあった。

それでもこうやって危険を顧みずあちこちを飛び回るのはまだ見ぬわが子達のため、子孫のため。


今夜もそっと獲物に近づき、渾身の一撃をお見舞いする。

気づかれないように、勘付かれないように。

獲物は私よりも遥かに大きくたくましい体をしているがそれでも挑むのはより強い命を次の世代に残すため。


そして今、ゆっくりと獲物に張り付きあらん限りの力を振り絞って体を持ち上げ全力で刺しこ


そこで私の意識は




「うわっ最悪!血吸われちゃったし!!もー絶対痒くなるじゃん!!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ