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裏切られたのは私の方
学校に行くと、桜が震えていた。
「どうしたの?」
私が心から言えた一言だ。
・・・無視!?人が聞いてるのに無視ですか!?
「私達は親友じゃなかったの?」
「あら?親友を裏切った女の子が言っていい言葉でしたっけ?」
「ダメなんじゃない?」
裕香がふざけたように言う。
3人で笑った顔は、どこか残酷に見えた。
「ねぇねぇ!桜!次は誰をいじめたい?」
・・・!
「・・・ねぇ?私達で決めちゃうよ???」
コクン 静かにうなずいた顔にはなんの感情も見出せない。ポーカーフェイスってやつだ。
「じゃあ、奈々にするぅ?」
コクン ドクンと胸が大きな音を立てる。
「今、なんていった?
私がイジメられるって?親友だったはずなのに?なんで桜が決めてるの!?
ねぇ・・・答えてよ・・・
親友でしょ?違った?」
桜は重そうな口を開いた。何を言うかと思ったら・・・
「・・・話しかけないでね!《元》親友さん!
やっていいよ!裕香・由紀・夏海」
笑顔で向けられる嘲る声。私の胸にグサリと言う音を出して突き刺さった。
その日から、私へのイジメが始まった。