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アダムの子  作者: 黙れドン太郎
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スーツの男

 私の目の前で赤ん坊がみるみるうちに10歳ぐらいの幼い子供に成長していた。巻いていたタオルも解けた。「あぁ」と口にしたがどうやらまだ喋れないらしい。私は啞然とした。今日はなんという日だこんな漫画みたいなことが起こるなんて。-ピンポ~ン-チャイムの音がした。「誰え!?」チャイムがなって私はびっくりした。そういえば忘れてた警察がくるんだった。「こちらアルさんのお宅ですか?」「はいはーい、今開けまーす」あ!そういえば赤ん坊はなんか大きくなったんだった。どう説明しよう。いきなり赤ん坊が大きくなったんですよ。なんて説明しても信じてくれないだろうし、どうしたものだろうか。まぁいいやとりあえずドアを開けよう。-ガチャ-「あなたがアルさんでよろしいでしょうか?」玄関の前でクールな感じのスーツの男が警察手帳をみせてそう言ってきた「はい私がアルです」「そうですか、では例の赤ん坊を見せてください」「はいわかりました…あ!でも今は」と言った瞬間そのスーツの男は家の中にいきなり上がり込んできた。「え、ちょっと!」私はあっけにとられた。男を追うと男は赤ん坊ではなく10歳ぐらいに成長した赤ん坊を見て「そういうことか、素晴らしい」と言い放った。「ちょっとなんなんですかいきなり上がり込んできて!」と言って私は男に近づいた「黙れ!!」といい私に手を向けた。その瞬間私は謎の力で壁際に押さえつけられた-ドン!-痛い「なにこれ!?」いくら動こうとしても私は動けなかった。男は赤ん坊の方に手を向けた。「ちょっとなにするき!?」赤ん坊はみるみるうちに子供から赤ん坊に縮んでいった。まるで赤ん坊が成長するときみたいに。いや、もしかするとこれは赤ん坊と同じ力なのではないか?すると男が赤ん坊を持ち上げたと同時に赤ん坊は泣いていた。可哀想だ「ちょっとやめてあげなよ!」私は男に言った。だが男は聞こえていなかった。くそ!どうしたらいいんだ…。押さえつけられているのが少し弱まっている。今なら動ける!力ずくで体を動かしてみる「ぅぐ」-しゅん-よし動けた。でもどうするあの男から赤ん坊を奪い取ってもあの力に押さえつけられるだけだ。そういえば赤ん坊に手を向けたときこっちの力が弱まったなもしかしたらあの力は手を向けた方向に力が働くのかもしれない!いちかばちかやってみるか

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