居残りです!?
いきなり言います。
今、事情があって居残り中……です。
ちょっぴり岳にはムカッと来たけど……まあ今日は5時間だし。
部活もないし、早く家に帰って自由を堪能すっか……。
なんだか最近おかしいんだよねー。
私が予想しているのと違うことが出てくるのが多くて。
これもあの「給食レンジャーズ」とかに巻き込まれたせいなのか?
私は、今きちんと学校にいる。もう6時間目の時間帯だっていうのにな……。
まあこれはあいつらのせいではないんだけど……。
──約30分前
「今日も一日お疲れさまでした。そして5時間!みんなは喜んでいるでしょう。調子に乗って怪我などをしないように」
みんなが早く帰りたがっているので先生も考慮してササッと話を終わらせてくれた。
やったー!帰れる!
「……あ!言い忘れてました!今日委員会で放課後集まりがあります」
いや、言い忘れるなよ。
私、給食委員なんですけど。
せっかく帰れると思ってんだけど!
周りからも真面目に委員会やっている人はため息と嘆きが漏れたのは言うまでもない……。
「うわあ……今日部活なんだよ……。部活面倒なんだよねー委員会ってことでサボれないかな」
私と向き合っている陽瑠がぼやく。
「いや、サボらせないように今すぐ終わらせる」
ふわあっとあくびしてるこいつを見やり、私はサッサと下書きを進めていく。
「相変わらず上手いね」
私が書いているポスターを見てつぶやく。
「それにしてもさあ……なんで給食を残すやつが多いんだ?だからはるたちがポスター書くはめになったし」
「給食を残さず食べよう」そんなキャッチフレーズをイラストと共にポスターにしなければいけない。
それが私達給食委員の今回の課題。
これ、字全て太字にしなきゃいけないし、無駄に漢字が多いから書きづらいし、それにイラストも描かなきゃいけないとか、大変すぎるわ。
ふうーっと一息ついて私はペンを置く。
「一応下書きは終わった。後は陽瑠と私で手分けして色を塗るだけだよね?」
「わー相変わらずだねーっていうわけではるがこっから塗る」
ポスカを取り出し、シャカシャカと振ると陽瑠は下書きに沿って塗り始めた。
給食委員は各クラスに二人ずつ……つまり、私と陽瑠しかいないわけで。
しかも陽瑠が描けないからって私が下書きを書く羽目になったし。
まあそもそも給食を残す人が多いのが原因だけどさ。
私もポスカを取り出し塗っていく。
どーせこんなポスター書いても残すやつはいるんだろうけどさー……。
というわけでまた更新が開いてしまいました……すみません!^^;
毎日更新は無理そうなので一週間に一回更新できたらなーと思っています。
いつもお読み頂きありがとうございます!
 





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