表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/17

『ご主人様』『やり直したい過去』

 ***『ご主人様』***



 ご主人様が池に落ちた。こんな寒い日に。

 急いで池に飛び込み、ご主人様を岸まで引っ張る。

「なんでもっと早く助けないんだ! ダメ犬が!」

 ご主人様は何かを叫んで僕を叩く。その拍子にもう一度池に落ちてしまった。

 きっと泳ぎたくて、わざと落ちているんだ。

 何か叫んでいるけど、僕には理解できない。



 ***『やり直したい過去』***


「やり直したい過去ってある?」

「やり直したいというか、取り消したい過去ならある。幼馴染に告白して振られたんだ」

「え? あの子、お前が初恋の相手だって言ってたけど」

「俺が? 靴箱に告白の手紙を入れても返事がなかったぞ」

「名前は書いたのか?」

「……へ?」

「まさか」

「やり直させてくれー!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ