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アーサー・リュウ作品の設定資料集  作者: アーサー・リュウ
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大焔帝国の軍事(兼業勇者の日常)

今回は兼業勇者の日常で登場する。

大焔帝国の軍事組織についての設定集をお見せます。


物語の中で、城衛やら緑旗やら禁軍やら出てきますが....

それぞれこんな感じで任務が異なってます。

大焔帝国にか主に下記の4つの軍事組織が存在している。

・緑旗

・城衛

・禁軍

・諸藩王国軍


ーーーー

『緑旗衛の編成』

緑旗は各省で編成されており

職業軍人的立場の本緑旗

予備役的な徐緑旗がある。


本緑旗は各県令や郡令の下に集結し編成されるが、徐緑旗は各村や町で編成されて取りまとめの郷士の下に集結する。


兵役制度を敷いている焔帝国でのほとんどの中原の民の男性(17〜45歳まで)は緑旗に籍を置いている。


主な任務は、

遠征軍としての攻撃に他

省での警備任務など。

城衛庁がいない都市部以外の治安維持など。

城衛庁だけで対応できない犯罪に対して動員される事もある(暴動、大規模盗賊、大規模魔物討伐)←徐緑旗が多い

一部精鋭部隊では国境警備の任務も受けている。


(階級)

・兵卒

参集兵→兵卒→上級兵卒→兵長

参集兵は徐緑旗のみ階級。本緑旗を経験していない者が当てられる。

兵卒は本緑旗に所属するしていた兵士の階級。

上級兵卒は兵卒の中で特に秀でた者が指定される階級。

兵長は兵卒の取りまとめで職業軍人の最下層階級なお、徐緑旗にも存在する。


・下士官

伍長→曹士→郷士→高級曹士→准尉

伍長は下士官で最下級で曹士の補助を行う。

曹士は本緑旗のみで最下級の指揮官階級。

郷士は曹士と同じではあるが村単位での徐緑旗の取りまとめ。

高級曹士は下士官及び兵卒の代表で将校の補佐を行う。

准尉は各省に一名任命されて下士官と兵卒の統率を取り将たる知事の補佐を行う。


・将校

少尉→中尉→大尉→領行→将→高級将

少尉は小隊長又は小隊長補佐。

中尉は科挙を受けず唯一叩き上げでなれるポスト。小隊長又は中隊長

大尉は殿下人で皇帝の謁見を許される最下層のポスト。第一線で指揮を取る最上位階級。

領行は連隊長又は旅団長で将の補佐を行う。

将は知事が兼任する。

高級将は元禁軍の将校経験のある知事が任命され主に遠征軍の指揮にあたる。


・緑旗都督

緑旗の責任。

公位を持つ上級貴族が任命される。全緑旗の責任を持つ。


(兵種)

緑旗衛では、

兵種を事細かく分けられておりそれぞれ任務が異なる。


特定の職業集団に所属していない場合は、

基本的に都市部や農村出身者は槍兵、盾兵、弓兵に割り振られる。戦列歩兵の重要度が軍の改革が進んだことで槍兵より戦列歩兵に多く人が流れ始めてる。

その後、適正や志願によってエリート兵種とされる銃兵や猟弓兵へ移動することもある。


猟弓兵は特に憧れの的で、与えられる任務が特殊部隊としての側面が多く志願者が多い。



・槍兵

槍を専門に扱う部隊。

大規模戦での主力。装備は長槍と護身用の片手剣。補助的に弓を扱える。

場合によっては火器(火槍、爆弾)なども使用する。


・弓兵

弓を専門に扱う部隊。

弓兵という名前であるが、装備は小盾と刀を与えられており一部突撃専門の部隊もいる。


・盾兵

防御戦を専門にする兵種。

主要な装備は盾と短剣、投槍。

ロムルス帝国式の重装歩兵戦術を取る。

砦と街道の構築も任務とされており工兵としての機能が多い。


・銃兵

狙撃用の火縄銃やマスケット銃を取り扱う兵種。

エリート部隊の扱いとされている。通常時でも知事の警護を担当するなど仕事がある。

禁軍へのスカウトが多い。


・戦列歩兵

マスケット銃を装備して戦列を組み新式の歩兵部隊。一般部隊としての機能が大きくなってきている。


・砲兵

火砲を取り扱う兵種。カタパルト投擲機や各種攻城兵器を取り扱うのもこの兵種。

海上部隊は砲兵分類にあたる。


・魔術兵

魔術を使用する兵種で、大半が西域の出身者。主に野戦での支援攻撃を主任務にしている。


・猟弓兵

主に山岳地帯の狩を生業とする者で編成される部隊で、主な任務は散兵戦と山岳戦やらゲリラ攻撃。義禁庁へのスカウトが一番多い。

国境地域での魔王軍ゲリラとの戦いを通じて実戦経験が豊富。


・重装騎兵

縮小気味になっており任務が竜騎兵への移行をしている。

鎧を身につけて、槍を持って突撃する専門部隊。極西地域の重装騎士を参考に編成されている。

最強と言われたが、戦列歩兵隊や竜騎兵の登場で縮小。それでも、焔帝国軍最強の攻撃力を持つ兵種。


・竜騎兵

銃を装備した騎兵。

西域に多く配属されており、草原地帯での国境警備任務を行なっている部隊が多い。


一般部隊の編成

城や県ごとで舞台を編成しており、

街ごとで編成がされている。

(例:雲州緑旗師団、京港緑旗師団、葉江徐緑旗師団、陽都緑旗西軍団、西域鎮府緑旗軍団)


現場最前線での指揮は大尉をトップに

一個大隊を組織行動を行う。


ーーーーー


『城衛の編成』

城衛は各城ごとに編成されている。

焔帝国における城とは元々は焔帝国の砦でそれが都市へと発展したものである。


城民府の傘下にあり、通常時は城管区の治安維持を担当しているが有事の際は城は要塞化するのでその守備隊として機能する。


中原族以外でも志願可能で、

中には永住者の異民族や亜人の城衛士が存在している。

緑籍者の場合、兵役として緑旗衛に入営する代わりに特定の城衛庁に志願すれば兵役が免除される。

また、第一線の冒険者を引退した猛者の将校がちらほらいるのも特徴的。


街によっては緑旗よりも待遇が良くこぞって仕官してくる。

士官は武科挙通過者と一部実力者が叩き上げでなれる。


防御戦専門であるため、大型兵器も取り扱うことが多い。


(階級)

・兵卒

城衛士


・下士官

城衛士長


・士官

将校見附→城衛将補→城衛将


ーーーーー


『禁軍の編成』

禁軍は焔帝国の正規軍で緑旗が主力であるのとは確かであるが、その練度や予算は破格で潤沢な予算を組まれている。

全員が完全な職業軍人。


外局として警備任務と偵察任務を担当する義禁庁と皇帝側近にを設置している黒旗衛将という将軍達がいる。


主に国境地帯や帝都に駐留している。

防諜と諜報任務もあるため、極秘部隊が世界各地に展開している。


(階級)

・兵卒

卒→卒長→兵長


・下士官

曹士→高級曹士→将校見附


・将校

少尉→中尉→大尉→領行→禁内将


黒旗衛将(禁内将と同格)


(兵種)

原則として馬に乗るか乗らないかのみに分けられており、全兵士が槍、銃、弓、剣の訓練はしており編成により変わる。

別途で魔導砲撃師団が編成されている。



黒旗衛将の定員は10名で

10名各々で私兵部隊も持っている。

半数以上が義禁大尉経験者で実戦で叩き上げられた最強の武将。

各々の能力は魔王軍幹部以上の実力を持っており、人類最強を誇る魔人クラスの人材を揃えている。10名だがその武力は一騎当万とも言われている。


ザン・ディンワンは伝説的黒旗衛将と呼ばれており、西域制定や西域に侵入してきた魔王軍の遠征軍団を壊滅させた経歴がある。

末弟のザン・ディンサンも兄と同じような実力を持っており現在は義禁庁長官も兼任している。


ーーーーー

『諸藩王国軍の編成』

冊封体制下に入っているそれぞれの藩王国は防衛に必要な最低限度の軍を組織することが許されている。

とは言っても、防衛の要になるのは焔帝国から派遣されている緑旗と禁軍がになっているのでその補助としての任務が多い。


編成に関しては諸藩王国の体制や財政能力や重要度ごとに異なっている。


バターミン藩王国は魔王軍勢力との国境に面しており、その影響から諸藩王国の中で1番巨大な軍を組織している。

バターミン藩王国内の治安維持や国境警備、藩王家や陽都役宅や領事館の警備を行っている。

国境警備を通じて緑旗や禁軍との連携をしており実戦経験が豊富でる。また、場合によっては陽都城衛庁や義禁庁の支援も行っている。


ラシュトスタン藩王国軍はそのほとんどがゲルガ人傭兵で構成さええており、

藩王家の警護とラシュトスタン藩王国宮殿の警備の任務を請け負っているだけで、国内の治安維持や国境警備のは人員を割くことができず緑旗と禁軍に依存している。

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