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アーサー・リュウ作品の設定資料集  作者: アーサー・リュウ
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世界設定:大焔帝国(兼業勇者の日常)

今回は、

『兼業勇者の日常』の舞台となり焔帝国の設定メモを紹介します。

『大焔帝国』

焔帝国は焔帝国皇帝を中心とする連邦国家のことを指すで世界最大の超大国である。


この世界においては、人類最後の防波堤の国として機能している。

西部を拠点とする魔王勢力と対をなしている。

魔王軍幹部を倒せる武将や人材を多く抱えているため魔王勢力も容易に焔帝国へは侵攻できていない。


初代焔帝国皇帝を始祖高敬帝は異世界から転生してきた勇者と言われ、

中原地域を中心として他民族や亜人族を取り組みながら巨大化していった帝国である。

現在は18代皇帝が君臨している。


(国体体制)

中原地域一帯は、

皇帝直轄領には中原地域を中心にした13省を構え、皇帝が信頼を置く直属の辺境伯領が100を超えている。

辺境伯領は定期的な人の入れ替えが行われ、何人でもなれる可能性があり出世を夢見る人が目指している。(流刑などで遠方の小さな辺境伯領の自治を任せる場合もある)


北には遊牧民族の自治州を設置している。

(ゲルガ族など)


西は西域と呼ばれる砂漠と草原が広がり極西地域と呼ばれる地域の東側を支配する東ロムル帝国と国境を接している。

西域には、衛星国家として藩王国を設置している。(主要国閉じて、タメニスタン国、バターミン、ラシュトスタン国など)

極西地域との貿易で繁栄しているが、魔王軍の影響も高まっており時折魔王軍の侵攻があったりする。


藩王国の国王の任命権は焔帝国皇帝が持っており、その身分を証明する存在として位置づけされている。焔帝国を宗主国とし定期的な朝貢を行う。


それ以外では高度な自治権を有している。

軍の保有を認められているが、国土防衛を行える最低限度と定められている。

遠征軍を編成する際は皇帝の許可を得なければならない、藩王国同士で見張らせておりまた各藩王国の中枢に焔帝国の連絡官が派遣され本緑旗軍の駐屯地も存在している。


南方には速い段階で皇帝の臣下閉じて冊封体制の入っている。藩王国がいくつか存在している。


(身分制度)

緩やかな身分制度により臣民は区別されている。科挙制度を引いており誰でも、上流階級へのチャンスはある。臣民の識字率も高く98%は超えている。


主要な職は中原地域出身の人間族が分捕っていることが多く、異民族や亜人は少数派で差別の対象となっている(異世界の勇者ですら)


一部の貴族階級内においては、血統主義に基づく考えから異民族や亜人、異世界人を差別している。


国体体制が強固な為、国際組織である冒険者ギルドの影響力はかなり弱い。

転生者や召喚者は多くは冒険者ギルドに登録をして活動をすることが多いので、焔帝国拠点とすることはほとんどない。


(軍事制度)

焔帝国は世界最大で最強の軍隊を保有している。人間の国家で唯一魔王と互角か凌駕する国体を維持いている。


正規軍として、

皇帝直属の禁軍と

各省で編成される民兵組織の緑旗軍と

都市ごとで編成されている城衛が存在している。

そして辺境伯領で編成される私兵部隊と諸藩国軍が存在する。



・緑旗軍

焔帝国の主力。

中原地域に住む人間(華原族)の臣民には兵役義務があり、男で満17歳になると各村か各街の戸籍をもとに各村と街より3-10名以上推薦で選び各省で訓練を受け、緑旗軍の主力部隊の兵士として任期は3年とされている。志願をして任期6年というのもある(本緑旗)


もう一つは志願することのより入隊することもあるが、こちらは各省で短期間の訓練を受けて登録される予備役のようなものもあり。本緑旗経験者も志願制で登録される(余緑旗)


地域によっては強制徴募もある。

焔帝国の中心を担う人間(華原族)は義務として大体この緑旗軍へ参加することへ抵抗を感じていない。

焔帝国の軍の中で一番数が多い。

地方の土着貴族又は内部から上がってきた兵士が任命されて将校務めることが多い。

将校を務めると給金と待遇が一般平民よりも高く名誉貴族として仲間入りできることから農民の跡取りでない若者が本緑旗から出世を目指す人が多い。


省毎に編成されるため平次は省知事が指揮権を持っている。

遠征時の主力や省で対応可能な魔物討伐の際に召集され任務に当たることが多い。


・城衛

各都市ごとに編成されている城(街)を守る守備隊を指している。平和な地域では城内の治安維持が主な仕事で犯罪の予防と鎮圧を主に任務としている。

完全な志願制で、異民族でも亜人でもなることができる。華原族で城衛士であれば、緑旗衛への徴兵は免除される傾向がある。

平次は都市の統治組織である城民府の傘下に入る。

平次より盗賊対策や魔物対策などで実戦経験が豊富。

有事の際は焔帝国の全ての街は城塞都市化されているため、守備隊として機能するようになっている。


・禁軍

皇帝直属の親衛隊。

一般兵であっても完全な職業軍人のみで構成されている練度と士気が高い軍隊。

主な任務は皇帝や皇族の護衛ではあるが、

主に宮中を中心に駐屯している。魔王軍との接触が多い西域地域での国境警備の人のため展開されている部隊もある。

緑旗軍から選抜試験で選ばれた者や有力貴族の子女がほとんど。


義禁庁と言う外局があり

そこでは平次は都での警備任務を行なっているが。謀反大規模盗賊、城衛では対応できない犯罪、貴族関連の犯罪を行なっている。

有事の際は歩兵斥候部隊として最前線に立つ。義禁庁のみ例外的に異民族や亜人の受け入れを行なっている。

有事の際は義禁庁から腕すぐりの者を選抜して禁軍の斥候部隊としていち早く先に敵地に潜入する任務も与えられる。

義禁庁は城衛と任務がかぶることが多く、日頃より盗賊対策や魔王軍ゲリラとの戦闘を経験しているため実戦経験が豊富で禁軍内でも高い戦闘能力を持つとされている。

貴族派閥の多い禁軍の中で異色放つ武闘派集団という認識がされている。

華原族の平民出身者が緑旗軍で功績を挙げて禁軍に入隊後に武科挙を突破して将校である義禁大尉になった事例は過去に一件あったが、タカノのように異世界人の冒険者が武科挙を突破していきなり義禁大尉になった事例はない。


黒旗衛という皇帝直属の身辺警衛を担当する外局もある。魔人クラスの戦闘力を持った人の領域を外れた三神将と呼ばれる3人の将軍で構成されており。事実上、魔王も手を出せないぐらい強い。

その存在はあまり知られていない。ディンワンが20年前に神将を務めていた。

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