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実にありふれた転生物語  作者: 橋本
一章 洞窟にて
6/9

二度目の進化、そして出発

 俺達はそれから3ヶ月間ずっと俺の進化のため必死にダンジョンの魔物たちと戦っていった。

 なぜ3ヶ月もかかったのかというと、俺は食事も睡眠も週一回でも問題ないのだが、もちろんライドはそうはいかず、ライドの休息に思ったより時間を取られてしまったのだ。

 そのため時間がかかったのだが、発見もあった。

 魔物はベビードラゴンなどの一部の例外を除き、強ければ強いほど美味くなるらしい。

 そして3ヶ月感戦い続けた結果今の俺は


名前  ヴェノア


種族  ベビードラゴン


レベル 10/10(進化可能)


HP  700/700


MP  100/100


攻撃  80


防御  90


魔攻  83


魔防  92


俊敏  100


運   100


危険度(ランク) G−


通常(コモン)スキル




ベビーブレス




飛行レベル5






希少(レア)スキル




鑑定レベル7




念話レベル4




全言語理解








固有(ユニーク)スキル


????






称号






転生者 可能性を秘めた者








加護




龍神の加護


 そこそこ強くなっていた。

 ただ、これでも一般の成人男性のステータスと同じくらいかそれより弱いらしい。

 チクショウ!

とりあえず昨日できるようになったので進化しちゃおうと思っていたが、ライドに見てみたいとせがまれていたことを思い出し、今日になったのだった。


〚とりあえず進化するぞ?〛


「おう!早く頼む!早く見てみたい!」


ライドは目をキラキラさせながらこっちを見てくる。


《進化先》

リトルドラゴン 危険度(ランク)G+

ベビードラゴンが成長した姿。ベビードラゴン期に多くの天敵に襲われるため、力が足りないこの形態に 進化する竜は少ない。

ただ、進化先が豊富で進化の仕方によっては伝説レベルの竜に進化する可能性もある。


これはなかなかいいね。でも大器晩成型だなあ。


レッサードラゴン 危険度(ランク)

ベビードラゴンからのもう一つの進化先。

進化先は非常に限られるが、手っ取り早く強くなれるため、天敵の多かったベビードラゴンはこの形態に進化することが多い。


 これも悪くはないんだけど進化先が狭くなるのがなあ。

 とりあえずベビードラゴンじゃなくなればいいんだし、将来性があって楽しみなリトルドラゴンにしとこう!


(リトルドラゴンを選択!)


【進化を開始します。進化に伴いレベルは1に戻ります。通常(コモン)スキル ベビーブレス が通常(コモン)スキル リトルブレス に進化します。通常(コモン)スキル 咆哮レベル1 を獲得しました。龍神の加護によりステータスに補正が掛かります。進化を終了します】


「あれ?終わり?」


 ライドが驚いていた。何でも進化は外から見れば体が少し大きくなったくらいしか違いがないそうだ。


「そういえばステータスってどのくらい下がった?」と聞かれ、確認すると


名前  ヴェノア


種族  リトルドラゴン


レベル 1/20


HP  700/700


MP  100/100


攻撃  80


防御  90


魔攻  83


魔防  92


俊敏  100


運   100


危険度(ランク) G+


通常(コモン)スキル




リトルブレス




飛行レベル5



咆哮レベル1



希少(レア)スキル




鑑定レベル7




念話レベル4




全言語理解








固有(ユニーク)スキル


????






称号






転生者 可能性を秘めた者








加護




龍神の加護


〚ほとんど変わってないぞ?〛


「え?そんなはずないんだけどな。普通進化したらレベルが下がるから少しステータスも下がる筈なんだが。もしかして加護とか持ってないか?」


〚龍神の加護を持ってる〛


「それが理由だよ。加護は進化したときにステータスに補正がかかるらしいからな。まあ人間はモンスターと違ってそうそう進化できることはないが。」


へー人間も進化ってするんだな。


「まあ取り敢えずリトルドラゴンになったんだし街に行こうぜ」


〚そうだな。行くか。〛


俺達はダンジョンから出発した。

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