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水の精霊と人間のハーフです  作者: 雨粒
トリアイナ
3/14

二話~マンイーター~

 貼りだされている依頼に目を通していると、サイが森への採取依頼と、ゴブリン退治の依頼を見つけた。それらは同じ森での依頼らしく、ゴブリンの数も20匹と少ないものだった。距離も近く30分くらいで行き来できる、

安直にそう考えてその依頼を申し込んだ。尚、依頼は3つまで同時に受けられる。

「これは手ごろだし受けた方がいいかな」

 と、ルーリィが言えば、決まったも同然。

 依頼書をカウンターまで持って行きついでにパーティー登録をした。

 パーティー名はトリアイナ。ずっと前から考えていた名前だった。

 一同は西門から外へ出、近くの森へと足を速めた。町から昼を伝える鐘が鳴ったのが聞こえている。

 この鐘は一刻(二時間)置きに鳴っていて朝六時は一回、八時には二回と増えていき最後に零時に十回なって。翌朝の六時までは鳴らないというもの。

 街の人たちはその鐘の音で大体の時間を測るらしい。

 ルーリィたちの場合はサイが懐中時計を持ってはいるのだが、小まめに見るようなことはしない、既に街道を逸れた位置を歩いて森に入ろうとしている。周囲を警戒するために気を張り詰めている。だが、張り詰めすぎる事は無く、程よいリラックス状態で直ぐに動けるように適度な緊張を維持していた。

 シャルロットとサイのソナーエコーの呪文で警戒しながら薬草を摘みつつ散発的に襲ってきたゴブリンやコボルドも適宜倒しつつゴブリンの討伐証明になる右耳を革の袋に入れ、薬草は別の細長い革袋に入れる。コボルトは尻尾が討伐証明部位なのでそれもまた違う袋に入れる。

「二人共何本集まった?」

 ルーリィが問いかけると直ぐに。

「俺は35本だ」

「私は52本」

 という答えだ会えってきた。

「流石は猟師の娘、目端がきくね」

「そーいうルーリィは何本なんだよ?」

「47本だね。これで合計百本越えたし依頼は達成できるね」

「それじゃあ、ゴブリン狩りと行こうぜ」

「そうだね、そうしよう」

「二十匹だったっけ? 楽勝よね」

「何が起こるか分からないから、警戒しながら探そう」

「「了解」」

 そのまま、サイとシャルロットが引き続きソナーエコーを駆使していると前方やや右側から反応が帰って来た。

 どうやらゴブリンの様だが、その数が依頼書と違った。五十匹以上はいそうだったのだ。三人で仕方ないなぁと言う感じの微苦笑を浮かべている。

「遠距離から魔術で蹴散らそう。その後は接敵して確固撃破で」

「「了解」」

「「「氷よ、その力をもって我が敵を氷づけにせよ、アイスブリット」」」

 三人同時に唱えたのはアイスブリット。発射した氷の塊はゴブリンを貫通しつつ凍らせていく。

「冷たく無慈悲な氷の矢よ、わが敵を貫きたまえ、アイスアロー」

 サイが素早く撃った二の矢、氷の矢が五十本全てゴブリンの残党に突き刺さった。

 最後の十匹は固まっていたので、ル―リィの無詠唱のファイアボールでまとめて倒した。

「あっけないもんだね。分かっては居たけど」

「そりゃーゴブリン程度の五十匹や百匹、楽に片づけられなかったら、父さんに怒られちまうよ」

「それもそうだね」

「ちょっと二人共、討伐証明部位集めてよ!」

 ゴブリンは低級な魔物なので体内に魔石も持っておらず金になるのは討伐証明の右耳だけとなっている。

「「っごめん、直ぐ手伝う」」

 ここでも自然とハモるのだった。


 バーソンの町に戻ったルーリィ達一向は直ぐに冒険者ギルドに向かった。

 そこで、アイナの受付カウンターに並ぶ。順番が来るや否や開口一番。

「ゴブリンの討伐、二十匹どころか六十匹いたんですが」

「え、その、ギルドカードの提出を、取りあえずお願いします」

 三人分のゴブリン討伐履歴が確かに合計六十匹を越えているのを目にして。直ぐに上役を呼んだ。

「申し訳ありませんでした、まさか三倍以上のゴブリンがいたとは。こちらの調査不足でした。お詫びにゴブリン一匹につき、銅貨四枚で換算させてもらいます」

「ってことは、四かける六十三だから、二百五十二マールか。」

「銀貨二枚と銅貨五二枚だね。結構な稼ぎになったね」

 ま、それはそれとして。

「薬草採取の依頼の方も清算したいんですが?」

 流石にこちらはもめはしなかったのだが、三人で百本以上の薬草を採取してきたのでギルドから追加報酬が銅貨十枚がでたりもした。

 薬草採取の報酬は十本につき銅貨一枚、それが百本で十マール。追加で銅貨十枚、十マ-ル。合計金額は二百七十二マール。銀貨二枚と銅貨七十二枚だ。全てアイテムボックスの魔法で金銭は残らず収納した。

「では失礼します」

「あ、はい。御迷惑をおかけしました」

 あまり迷惑などとは思っていない三人だが、これが本当に低ランク冒険者が依頼を受けたりなどすれば悲惨な未来が待っている所だった。

 それゆえ、ギルドとしては望外の新人たちに、期待を込めての薬草の買い取り額に対するボーナスであり、これからの艱難辛苦を思えば少ないボーナスであるが激励代わりのつもりのギルド職員だった。

 さて宿探しだ、と意気込んだところで。何者かがルーリィの腰を抱き、連れ去ろうとした。

 何が起きてるかわからずに呆然とするサイとシャルロット。

 ルーリィは自分を捕まえてる腰に回された手を振りほどいた。

「なんだお前は!」

 鋭い誰何の声。

「威勢がいいな。・・・・・・。この町にはスラムを統括する組織が四つある。東西南北に一つずつ、俺はそのうちの一つスラムの南を牛耳っている組織の頭目だ。諦めて俺に喰われろ」

 男は身長百九十センチを優に超える大男だった。百八十センチあるルーリィが見上げるような巨体だった。

「食う? 僕をか? 修道の道には興味が無い。さっさと消えてくれ」

 顎をしゃくって道の奥を示すが男からの反応はない。代りに、

「食うってのは文字通りの意味だ。お前は強そうだからな。どれだけパワーアップできるか楽しみだ」

「食うって、人間を食べるのか!? 冗談だろう!」

 ありえない、と思ったサイは素直な気持ちをぶつけた。

 だが、男は大真面目に、己が狂気を語りだす。

「レベルの高いモンスターを食べれば強くなるだろう? 人間も同じだ。町の外には一歩も出ずにレベルが十三まで上がった。今まで八人食い殺してきたが、特殊な能力を持ったやつもいた! 奴らが使っていたそれを俺は使えるようになった!

俺にはわかる、お前は特殊な能力を持っているな?」

「だから、僕を食いたい、と言いたい訳だな。冗談じゃあない、むしろこっちがお前を食ってやる」

「面白い。今まで食ってきた奴の能力を思う存分くらえ」

「お前を倒すことで食われた八人を供養してやる。二人は下がって」

 言うが早いか、一瞬で間合いを潰し腰から羽金の剣を抜きざまに斬りつけた。

 ガキィィィンと硬質な音を立ててドントニスの右腕と弾きあった。

(何だ? 今の手ごたえは)

 まるで鉄どうしを叩きつけあったような感触。

男は唐突に「俺の名はドントニス、マンイーターの名で通ってる。そんでこいつが」と腰の鞘から漸く剣を抜いた。

「相棒の人斬り包丁だ」

 それは暑さ二センチはありそうな片刃の直刀。名の通り、人を調理するのに相応しい威容だった。

「こいつを使うのは久しぶりだなあ。今までは素手で充分だったんだけどよ」

「光栄に思えよ」というドントニスの言葉はスルーされた。

「これで終わりだ、俺に喰われろっ」

 間合いを一気に潰したドントニスは勝利を確信した笑みを浮かべながら、ルーリィを袈裟懸けに叩き斬った時の感触を思い愉悦に震える。まぎれも無い変態であり、頭がおかしかった。

 しかし――

 ギインっという音と共に人斬り包丁が弾かれる。その隙にルーリィが首筋を狙って放たれた斬撃は、またもやギインっという音と共に弾かれた。

 しかしルーリィは見た、高速で首筋を覆うように鱗が生えたのを。

「それが剣が弾かれた理由か」

 得心がいった、というような表情で呟くルーリィ。

「ちっ見られちゃ仕方がねえ。そうだ一人目の男を食った時に手に入れた鱗精製能力だ。使い勝手の良いスキルだっ」

 言いざまに、指先まで鱗に覆われた左手の貫き手を繰り出してきた。

 ルーリィは咄嗟に肘を狙って斬撃を喰らわせる。手ごたえは硬いままながら刀身の半ばまで刃が通った。

 すぐさま離れるルーリィ。直後に今までルーリィの居た場所を人斬り包丁が通り過ぎた。

「くそ、てめぇ! 許さねえぞこんな傷つけやがって」

「それはこちらの台詞だ。許さないぞ八人も食い殺しやがって」

 と、ルーリィの声に触発されたのか屋台横丁の店主たちが一斉に口を開く。

「そうだそうだ! ニグは良い奴だった、それを・・・・・・」

「マリアンサもよ! あの子も良い子だったわ」

「やかましい! そんなに言うなら力ずくにでも止めやがれ。あいつらはてめぇらの薄情さが殺したんだ!」

「なにを言っているんだ。そもそもお前が人食いになんかならなかったら起きなかった事件じゃないか。自分を棚上げするな」

「はっ、俺は只食事がしたかっただけだ何も悪くなんざねぇ!」

「そんな訳が無いだろう。明らかにお前が悪い。」

「はっ、弱肉強食だ。弱い奴が強者に喰われるのは当たり前なんだよ!」

「それは獣の理屈だ。お前は草原にいるモンスターか何かなのか? いや、モンスターにしても共食いは殆どしていない。お前は獣以下、モンスター以下って事だ」

「なぁにぃぃぃいっ、俺様がモンスター以下だとっ、許さん!」

「だから、許さないのはこっちの台詞なんだっての」

「だまれぇいっ」

 ドントンニスが人斬り包丁を大上段に構え、ルーリィに向けて一気に振り降ろしてくる。

  それを半身になって躱すと跳ね上がる様に横薙ぎが来た。

 ガギィインっと音が鳴り、ルーリィは剣から伝わる振動に軽くバランスを崩す。それを好機とみて人斬り包丁で追い打ちを仕掛けるドントニス、だが――

 その隙は囮。瞬時に体の軸を取り直し、大上段からの一撃を剣先を弾くようにしてたいを開かせる。その無防備な首を一薙ぎして終了。

――とはならなかった。例の鱗の力で、首を覆ったドントニスが、ニヤリと嗤う。

 

 ルーリィは咄嗟に、反撃を喰らわないように後ろに飛びのいた。

 と、やはりさっきまでいた空間を人斬り包丁が通り過ぎ、危ない所だったと肝を冷やすルーリィ。

 さて、どうしようかとルーリィは考える。取りあえず思いつくのは、オーラスラッシュなら切れるかもしれない。というものだった。

 取りあえず試してみようと決めて、今度はルーリィから間合いを詰める。

 ガキンっと音を立てて剣が交差される。ルーリィは剣を巻き取る様に絡ませ上にかち上げた。

 またも首筋を鱗が覆う。

 そんなものは関係ないとばかりにルーリィは斬撃をみまった。

「オーラスラッシュ」

「!?」

 袈裟懸けに振り下ろされた羽金の剣があっさり肩口から胴体を通り過ぎた。が、浅い。

 その一撃で吹き飛んだドントニス。そこへ――

「うわああぁぁぁ!!」

 屋台を開いているおっちゃんの一人が先の尖った包丁をドントニスの首目がけて突き立てた。しかし、ギャリンッという音が鳴った。例の鱗精製能力だ。

 だが、それに触発されたように周りの屋台からわらわらと露店の店主たちが包丁を片手にドントニスへと殺到する。

「ニグの仇うちだ!」

「シェイナの仇!」

 ギャリンッギャリンッと音が幾つも鳴り響く。だが――

直後に放電現象が起こり、屋台の店主たちを吹き飛ばす。

「うざってぇな! てめぇらごときがどうこう出来る俺様じゃねぇんだよっ」

 帯電しながら起き上るドントニス。

「それも人を食って手に入れた力か?」

 ルーリィが訊ねると、ドントニスは得意そうに。

「そうだ、五人目に喰った奴の能力だ」

 言い様に放電してくるドントニス。だが。

「悪いが僕に雷は通じないぞ。無効化能力を持ってるからな。

「なんだとっ!?」

「もういいだろう。引導を渡してやるよ」

「ちっ。面倒な野郎だな。おとなしく俺の晩飯になりやがれ!」

「断る」

 ルーリィは羽金の剣を鞘にしまい、木剣を引き抜いた。

「あん? てめえ何の真似だそりゃ!」

「僕の本気を見せてやる」

「舐めやがって、喰らいやがれ!」

 鱗と雷撃を纏った貫き手を繰り出してくる。

 それを難無く避け、続く人斬り包丁の一撃は木剣で弾いた。

「なにい!? 木刀ごときでなぜ弾けるっ」

「お前の知った事ではない」

 がら空きになっている胴に鱗を生成しているのが分かったが関係無しに袈裟懸けに一気に薙いだ。

「オーラスラッシュ」

 ドントニスは自らに訪れた唐突な死を信じられないという表情のまま死んでいった。

「最後はあっけなかったな」

「そうね、ルーリィの木剣は鱗ぐらい難無く切れるものね」

「って、ルーリィ? 何やってんだ?」

 ルーリィはドントニスの心臓に手を当て目をつぶっている。

 すると、徐々にドントニスの身体が光り、白く光る丸い玉が八つ、ルーリィに礼を言うように点滅して消えた。

「ドントニスが食ったっていう八人の魂が、未だに浄化されていなかったから、精霊の力で魂を救済して成仏させたんだよ、そうしたらお礼にスキルと魔術ををくれたよ。     

 周囲が俄かに騒がしくなる。騎士らしき鎧の人物や警備兵といった者たちの姿がちらほらみえた。

「ええい、退きなさい」

 衛兵が集まってきた事情聴取に自分らも詰め所に行くんだろうな、と思ったら。

「君たちが倒してくれたのか、ありがとう。我々も手を拱いていたんだ。」

 と実にあっさりしたもので、拘束もされず調書もとられない。良いのだろうかこれで、とルーリィは思うのだが。屋台横丁の人たちからは調書を取ったりしているがこちらは完全にスルーだ。

「あの」

とル―リィは声を掛けるのだが。

「君たちはもう宿に戻っていいよ。この町の不純物を取り除いてくれた町の恩人だからね面倒な調書何かとらないよ。ドントニスに連れていかれそうになって戦いになったんだろう? それだけ分かれば十分だよ。あ、でも一応名前だけは教えてくれるかな?」

「ルーリィです」

「サイです」

「シャルロットです」

「止まってる宿はどこだい?」

「今日の昼過ぎにこの街に到着して、直ぐに依頼を受けて外に行っていたので、まだ宿をとってないんですよ」

「そうなのかい? まあこの時期に、宿がうまる心配は無いと思うけれど、折角なら良い宿に泊まってもらいたいし勧めたいんだが、君たち、お金はあるかい?」

「賞金首の金貨一枚と依頼の銀貨二枚銅貨が五二枚で計一万二百五ニマールですね」   

それだけあれば十分だ。と、大通沿いの小道のカンテラ亭という宿を紹介してもらった。




 一人一泊五十マールのちょっと高めの宿で、個室に浴槽付きだった。

「何か、逆に落ち着かないなこの部屋」

 十二畳はある個室で、風呂もトイレも完備。これで一泊五十マールは安い方だろう。むしろ倍額でも良い程の優良な宿だった。

 コンコンコン、と扉が叩かれる。

「鍵は開いてるよ」

ガチャリとドアノブを回し、入ってきたのはサイとシャルロットだった。

「どうしたのさ、二人して」

「いや明日からの方針をな。しかしどの部屋もこんな感じなんだな、ここの宿」

「私、逆に落ちつかなくってそわそわしちゃうわ」

「「それは僕(俺)も同じだよ」」

「それで――

 サイが話し出す。

――どうする? 明日から」

「どう、って言うのは依頼を受けるかどうかって話?」

「ああ、普通に考えりゃあそれが一番無難だろうな」

「じゃあどうしてそんなこと訊いたのよ?」

「いや、賞金首を追いかけるのも有りかと思ってな」

「それは情報取集に優れてないと出来ない上に、運よく賞金首に出会えるかどうかが問題になってくるだろう?」

「そうよね、なんといっても情報は必要よね。それなら、ギルド指定の賞金首モンスターを狩っていく方が建設的だと思うけれど」

「「それ良いな」」

 ルーリィとサイが身を乗り出す。

「それじゃあ、当面の行動指針は『依頼を受けつつ賞金首モンスターを探していく』と言う事で決定!」

「「おー」」

「じゃあ、明日も早いしもう寝よう」

「まだ八時だぞ?」

ルーリィの一言に対する反応は流石にまだ早すぎるというものだった。

「じゃあ、景気づけに一杯飲んでから寝ようか」

 今度は賛同が得られた。

名前:ルーリィ・グルブ

種族:人間と精霊とのハーフ 性別:男性 年齢:15 LV21

称号:湖の麗人の子

特殊:水体化 雷属性無効化 無詠唱魔術行使

常時型スキル

身体能力強化LV5 保有魔力増加LV3

発動型スキル

魔力制御LV4 オーラスラッシュLV5 フライングオーラスラッシュLV2 

オーラスラストLV3 雷迅閃LV1 次元斬LV1(新) 鑑定LV1(新)

魔法

ヒーリングライトLV4 アンチドートLV10 ライティングLV2 ティンダーLV3 ウォーターLV2 ファイアボールLV2 アイスブリットLV2 アイテムボックスLV4 エナジ―ドレインLV1(新)

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