彼の過去
ある日のこと、彼は事故にあいました、しかしその数秒前に走馬灯をみていましたその、数秒の間だけでそれは、彼が小学5年の頃の思い出でした。
夏のある日彼はおじいちゃんと一緒に海へ釣りに行っていました。そこで彼はなんと鯛を釣り上げました、彼は初めての釣りで鯛を釣り上げたことに喜んでいたところ、おじいちゃんが褒めてくれました、
しかし、おじいちゃんは言いました。
おじいちゃん「それは海へ返してあげなさい」
と彼はおじいちゃんにこう言いました
彼「せっかく釣り上げたんだから、持って帰って食べようよ〜」
と、しかしおじいちゃんは教えてくれました。
おじいちゃん「鯛を釣ったことはすごいことだがの〜、鯛は逃がすとその分いい事が起こり、一般人が釣って食べると鯛の怨念が悪い事をおこすのじゃ」
と、彼はおじいちゃん子だったのでその事をしっかり聞き鯛を逃がすことにしました。そして、ある程度釣りをして海から戻ると別の所で釣りをしていたお父さんとお兄ちゃんが帰っていました。そして、お兄ちゃんは、彼に自分の釣ったものを見せびらかしました。その中には鯛が入っていました。それを見たおじいちゃんは、お兄ちゃんと、お父さんに彼にした話をしましたが彼らは聞かずに明日の朝食べようなどと言いはしゃぎ始めました。彼はこのままでは行けないと思い夜中にこっそり起きて鯛を逃がして上げました。次の日起きてきたお父さんとお兄ちゃんは彼を呼び出しました、彼は怒られると身構えていたら、実はもう1匹鯛を捕まえていたということでした。お父さんとお兄ちゃんは、仏様に鯛を少しだけお備えしました。そして、こう言いました。
お父さん「こうすれば、仏様が鯛の怨念から守ってくれるよ」
と、そして食卓に鯛の刺身が出されました。しかし、おじいちゃんと僕は食べずにいました。そして1週間後、家族でドライブ中に事故にあいました。そして、その事故でおじいちゃんは亡くなりました。そして、お父さんとお兄ちゃんは互いに骨を数本折りました、この時彼は仏教何て辞めてやると思いました。そして、彼が信仰している宗教はおじいちゃん教になりました。と、そんな事から8年間おじいちゃん教を信仰していた彼は死んでしまいました。しかし、彼のおじいちゃんはこんな事を言ってました。
おじいちゃん「人は転生できるがそれは運悪く死んでしまったりした時のみ!」
と、それを信じている彼は転生しました。その転生先は神様でした。
彼が目を開けると周りにはたくさんの雲がありました。そこに1人立っていました、その人は急に彼にこう言いました。
謎の人?「転生おめでとう、君は今日から万事の神になってもらいますね」
と、彼は理解不能な状態に混乱していましたが、それに構わずにその人は言いました
謎の人?「それと、君の名前はヨルズに決まったので自分の事はヨルズと名乗ってください」
とそう言うとその人は何処かへ消えていきました。
彼は何をしたらいいか悩んでいると服を引っ張られている感じがしたのでそちらを向くと、羽の生えた女性がいました。
アスミ「はじめまして〜アスミといいま〜す、これからヨルズ様のサポートをさせてもらいま〜す」
彼は少し頭を下げてからこう言いました。
ヨルズ「とりあえず、何をすれば良いのかとか、色々と説明をしてもらえますか?」
と、アスミは自分の羽を整えながら言いました。
アスミ「まぁ、簡単に言うと〜色々な者からの願いを叶える仕事ですかね〜」
そう言い終えるとアスミは勝手に歩きだしました。
彼はそれについて行きながら聞きました。
ヨルズ「今から、どこに行くの?」
アスミ「そうですね〜、まずは私たちの事務所でも行きますか」
ヨルズ「お金とかってこの世界はあるの?」
アスミ「ありますよ、ここら辺は日本の神様が中心なので日本のお金ですね」
ヨルズ「俺今お金ないけど大丈夫?」
アスミ「大丈夫ですよ〜事務所にある程度ありますから〜、そんなことより着きましたよ事務所」
ヨルズは、その事務所を見て驚いた、なんと木造建築の一軒家だったのだ、
アスミは、自分の家のように上がり込み机が2つある部屋に連れていった。
アスミ「ここが依頼者から話を聞く場所ですよ〜」
ヨルズ「ここで人が来るのをずっとまってるのか?
アスミ「いえいえ、外に出たり、掲示板とか見たりもしますよ、それと、そろそろ人って言うのはやめましょうか」
ヨルズ「ごめんな、けど君らのことはなんと呼べばいいかわからなくてな〜」
アスミ「私たちのことは天の者と呼んでください」
ヨルズ「わかったよ、じゃあそろそろ寝たいんだけど、寝る所ってある?」
アスミ「ありますよ、ちゃんとこの事務所には寝室がありますから、というよりここの家は私とヨルズ様の家ですから」
ヨルズ「え!?そうなの!?」
アスミ「はい、というよりそれくらい察してくださいヨルズ様」
ヨルズ「えーーーー!」
この時ヨルズはおじいちゃんの言葉を思い出した
「理解ができない時には考えるのを辞めて気楽になりなさい、そうすれば、楽しくいられるぞ」
その言葉を思い出したヨルズは、とりあえず
同棲を受け入れて驚きの疲れをとるために寝ることにした。(もちろんヨルズとアスミの部屋は別です)
今回は初めての投稿でよくわからない所もいくつかあったと思います、これからも投稿しようと思うので成長を見てもらえれば幸いです。