第16話 まだ終わりじゃない
「クソガキがっ...!!!」
テンが落としたコンカッションは二人を中心に爆発する。
「死ねよ!!!まじで!!!!!!!!クソがっ!!!!!」
バルーンは風船で自身を覆うのが間に合わず、右足が爆風に巻き込まれ、失ってしまう。
すぐに義足を作るが、攻撃は半減以下だろう。
「くっ...!」
テンは五体投地の体勢を取り、足をコンカッションの方へ向け、下部アーマーを精製し、かろうじて防ぐ。
「絶対殺す!!!」
バルーンはブチギレる。
バルーンはテンの周りを数多の風船で囲むと、パラボックスで消える。
(どこだ...?)
テンが思考した瞬間、テンを囲んでいる風船が一斉に弾け、ものすごい轟音が響く。
それと同じタイミングで、テンの目の前に発光しながら、バルーンが現れ左拳で腹に殴りを入れる。
(見えないし、聞こえない。)
「フラッシュバンか!」
バルーンは、再びパラボックスで姿をくらます。
(さっきのパンチなら耐えれる...!)
テンは周りを見渡すが、バルーンは視認できなi...
「上だよ!!ガキ!!」
(あいつと同じ....!)
テンは咄嗟にスモークグレネードを地面に投げつけ、再びUブレイクを打つ準備をする。
「おっちゃん。これって?」
「これは散弾銃だ。」
「これ俺コンセプトで使ったことあります!まだ不完全だけど...」
「じゃあ、これも覚えとけ。ははは!」
商店の店主は笑いながらテンに言う。
(理解を深めたんだ。だから、時間さえあれば完全顕現できる!)
幸運なことに今この瞬間だけは、風が落ち着き、煙が継続して充満している。
(来たっ!完全顕現!これをこいつにぶつける!)
チャンスだ。バルーンは戦力を削られ、右足もなくなり、言わば絶好のチャンスなのだ。
「お前もバカだよなぁ!!グレなんか、その箱で回避すればいいのになぁ!!」
そして、煙は晴れる。
「U....」
<コンセプター:風船>
「コンセプターッ!!!!!!!」
バルーンは叫びながらコンセプターを発動する。




