第15話 秘策
「やばいっ...!!」
バルーンは風船で盾を精製をするが、盾が体を覆い隠すより先にUブレイクの弾丸が、バルーン目掛けて飛び散り、ある程度は防ぐことができたが、弊害を右腕に受ける。
「くそっ...!よりによって利き腕か。」
これにより、バルーンは右手での攻撃が困難になる。
(来た!!チャンスだ!!)
テンはすかさずにコンカッションをバルーンに投げ込む。
バルーンは盾を作り、防ぐ。
そこへテンが、大剣を構えながら突っ込んでいく。
バルーンは爆風と動揺で体勢を崩してしまう。
(勝った...!)
テンがそう思い込んだ瞬間。
(...!?)
「きたっ...!しかもまじかよ!!」
テンの制服のポケットになんとパラボックスが入っていたのだ。
そして、パラボックスは発光と共に空中へ突然飛び出し
ケイヤクシャガヘンコウサレマシタ
ケイヤクシャガヘンコウサレマシタ
と突然アナウンスされ
ケイヤクシャ
バルーン
と空中のモニターに表示されている。
そして、テンが大剣を振りかざす前にバルーンがパラボックスの方へ手を伸ばすと、パラボックスはバルーンの元へ吸い込まれるように向かっていき、手中へ収まる。
そして、バルーンは位置転換のパラボックスを使い、一瞬でテンの背後へ移動すると、靴を強化し、蹴りで背中へ強烈な一撃を入れる。
「私、足も強いよ。でも失態すぎるね、パラボックス持ってくるとか、まじアホ。」
テンは胃液を吐き、地面にうずくまっている。
「まぁ、ちょっと楽しかったよ。面白い戦い方するからね。でも私には勝てませんよっと」
話しながら、テンに蹴りを入れ続ける。
「ゴホッ...!ゴホッ...!」
「いてーだろ、いてーだろっ!やっぱ弱者を蹂躙するの楽しすぎ〜やっぱ私戦うの大好きだわ。じゃあ、死んでね〜バイバイ」
とバルーンが止めを刺そうとした瞬間、何か軽い音が聞こえる。
「...!?こいつ...!」
バルーンが地面を見るとそこにはコンカッションが転がっているのだ。
転がり落ちたコンカッションは二人を巻き込んで爆破する。




