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看護学生日記  作者: 六道
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5月23日

5月23日 もうすぐでゴールデンウィークに入る。(とても楽しみだ。とはいっても特段何かイベントがあるわけでもなく怠惰な休日を繰り返すことになるだろうが…)私は最近は家にいても何もすることがない。読書をすることもあったが、私の通う専門学校では読書をする人など誰もいない。中高時代の読書家の友人や私の好きな近代日本の歴史や政治(現代の言葉で表すならば私はこれらの事に対して「にわか」なのだろう。)の話をする友人もいなくなってしまった。高校時代に長く時を共にした友人も正直言って馬が合わなかった。本音を言えば友人達が嫌いだったが、学校で孤立することの恐怖から無理をして関わっていたように感じる。(後に孤立することになるのだが)現在の専門学校の人達の様子を見るとやはり読書や日本の歴史について興味がない人しかいないようである。彼女らは便利になったインターネットツールに依存した状態であり、自分の好む系統の動画、情報しか仕入れないのだ。これは日本全体にも同様の事が言え、若者の世間知らずをより加速させた原因だと私は推測する。(それが悪い事とは言わないが)私の学校のクラス内では相互に自分の好きな物を露見し合う事で、いくつかのコミュニティが形成されている。まあ平和的に人間関係が進むのであればこのまま放置していても差し支えないだろう。 然れども私も同じようなことをする場面が多々見られるので、私も現代に溶け込んでいるのだなあとしみじみ感じる。


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