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【第一部完結済み】敗者の街 ※改訂版  作者: 譚月遊生季
第3章 Hatred at the Moment
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登場人物紹介その6

・前回までのあらすじ

レニーたちとはぐれ、ポールと二人きりになったオリーヴ。


不穏な情報に触れつつも、やがてオリーヴは記憶を取り戻し、真実の一部にたどり着く。

ポールが自分の亡き恋人であったこと、オリーヴ自身を危険な世界から遠ざけるために、記憶を封じていたこと、……そして、彼が実の弟に命を奪われていたということが明かされる。


キースに導かれ、オリーヴはポールの弟、ヴァンサンと対峙する。彼はオリーヴの推測よりもはるかに心を壊されており、それが凄惨(せいさん)な生い立ちによるものだとは明らかだった。


その後、マノンがオリーヴにノエルとの確執(かくしつ)、かつてポールの恋人でもあったエレーヌとの関係を語る。そこに正体不明の「少女」が姿を現し、事態は錯綜(さくそう)していく。

謎が深まり、光明が見えない中、「街」の外ではロバートがブライアンに連絡を取ろうとしていた……




・登場人物紹介


オリーヴ

イギリスの記者。16歳から20代半ばまでフランスで過ごしていた。

基本的には明るく前向きな性格だが、ポールとの死別に深く心を痛めており、彼の死に関係したある人物に復讐を行った過去を持つ。

しかし、本人はその正否に対していささか迷いがあるようで……?

喧嘩は強い弱い以前にしたことがないが、法廷で争ったことはある。



ポール

オリーヴの亡き恋人。生前はパッとしない芸術家だった。

一見穏やかで優しく、ポジティブに見えるが、本心を口にするのがあまり得意ではないもよう。弟のことを「救いたかった」と語るが、その弟本人に殺害されている。

オリーヴの記憶を奪った張本人でもあり、彼女の笑顔を曇らせたことへの罪悪感から「忘れてほしかった」と語っている。

喧嘩は口喧嘩ですら避ける方。勝てる勝てないでなく、やりたくない。



キース

「敗者の街」の住人。オリーヴ、マノン、ヴァンサン(と、一応レオナルド)を保護する役割を担っている。

かつての過ちを深く悔いており、戒めとして「コルネリス・ディートリッヒ」よりも「キース・サリンジャー」の名の方を大切にしている。

ただ、相変わらず人の話をあまり聞かない。

喧嘩は仕事が増えるからなるべく見たくない。



レニー

「街」の住人。マノンへの贖罪のため、ノエルをレオナルドに憑依させて殴らせるなど突飛な手段を提案する。なお、レオナルドは「女のコのためなら全然OK」とばかりに快諾した。

いささか対応が大雑把なところもあるが、ノエルの性別やヴァンサンの精神状態に対してフォローを入れるなど要所要所ではしっかりしている。

喧嘩になると兄弟に全部投げる。



ヴァンサン

ポールの弟。在宅でプログラマーをしていたらしい。

パンクな外見ではあるが、臆病で卑屈な性格。また、疑心暗鬼が強く、自己肯定感が低い。オリーヴは壊された精神が兄弟間での悲劇に繋がったと推測している。

自殺を図り半死半生となっているが、本人はそれを「ポールに呼ばれた」と主張している。……が、証言の支離滅裂さから、レニーやキースには妄想を疑われている。

喧嘩は「どんな手を使ってでも自分への被害を最小限に」と考える方。なお、喧嘩したあとは大抵自己嫌悪に苛まれる。



マノン

デザイナーの女性。普段は落ち着いているが、激昴(げきこう)すると別人のように荒れる。

義父に対する恨みつらみをノエルに愚痴ったところ、勝手に代行殺人を行われ、関与を疑われることを恐れて証拠隠滅を図った過去を持つ。その経緯から、ノエルを激しく恨んでいる。

友人であるエレーヌの死に関しては彼女に非があったと認めているらしいが、「本当のところ」を知りたいとも願っている。……が、ノエルと対峙すると激情に駆られるため、未だ対話には至っていない。

あまり喧嘩にならないようにしているが、怒ると手が付けられない。



ノエル

「街」の住人。贖罪のため、|(渋々ながら)マノンに殴られることを承諾。

マノンに対して「恩恵をもらった側」だと主張し、逆鱗に触れる。マノンは「義父を殺すことで自分が不利益を被る」ことを忌避していたため、ノエルの介入で罪人となったことを恨んでいるのだが、理解できていないらしい。

人間に対する生理的なまでの嫌悪感から、「人間を超越しかけている存在」としてレオナルドに恋心を抱き始めている。

喧嘩は醜いから嫌い。ただし、レオナルドは例外。



レオナルド

軽いノリで「街」に現れる、ノエルを憑依させられ暴力を行使されてもピンピンしているなど規格外の行動を見せているが、あくまで生身の人間。

ノエルからは「人間を超越した存在」として恋慕の念を向けられているが、本人が気付いているかどうかは不明。

喧嘩で負ける気がしない。



レヴィ

「街」の住人。ロバートの存在もあり、以前よりは憎悪も落ち着いているもよう。

ただ、ポールに乗り移った「少女」の言葉に動揺するなど、未だ割り切れていない部分もあるらしい。

「街」に一種の霊界としての秩序を作り出すため真面目に働いているようだが、仕事仲間の濃さに少々頭を痛めがち。

喧嘩は強いし負けず嫌い。真面目でもあるのでなるべく争わないように気を付けている。



ロバート

レヴィとメールでやり取りをしつつ、「外」の世界で調査を行っている。

家族を立て続けに失ったトラウマは、未だに深い傷として心の奥に残っているようだ。

口喧嘩や腕相撲ならそこそこ強い。



ロデリック

「扉」を抱えるアンドレアを支えつつ、ロバートと共に調査を行っている。

かつてはアンドレアの「事故」についてオリーヴに「復讐したい」と語っていたが、アンドレア本人の阻止により未遂に終わったらしい。

喧嘩なんてできるわけない。



アンドレア

「扉」が魂に紐づいているため、「街」と「外」を移動可能。

以前に比べるとかなり回復したように見えるが、時折壊れた面も垣間見える。

喧嘩は仲裁がめんどくさい。なお自分が喧嘩する側に回った場合は、喧嘩を売ったことを後悔させたがる。怒らせると怖い。



カミーユ

ポールの記憶などで存在感を醸し出しているが、本人は姿を見せない。

正しい「死」の理に至ったとされているが……?

喧嘩は勝てないが、殺す勢いでボコられると興奮する。

前回更新の際、たくさん読んでいただいて誠にありがとうございます。

なろうの撤退そのものは見合わせましたが、管理が大変……というのが撤退検討のもっとも大きな理由でしたので、登場人物紹介の文面そのものはノベプラ版と変わりません。ご了承ください。

至らない部分も多々ある作者ですが、よろしければ今後ともご愛顧くだされば嬉しく思います。

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