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言ノ葉 交響曲  作者: hiro
5/5

……終楽章……

弱く小さな音の中に潜む

強く甘美な倍音の響きを

その耳に転がして下さい

m(_ _)m







 


  ◇ピアニシモ◇




 いつからか

愛される事だけを

ひたすらに求めて……


 いつからか

誰かを疑う事に

慣れた自分がいた……




    愛情は

 花びらのように


 咲いては

     また


  儚く散って――



だから愛を

信じる事は


星のない夜空のように……


   怖くて




人の想いは

弱くて 弱くて


簡単に

消えていくから



私たちは

傷つき 傷つけ


  そして

忘れていく――



 心から

   愛する事……










   どんな

   想いも

   永遠には

   輝けなくて


   最後には



   消えていく









 どうして……

人は

忘れていってしまうの? 



大切な事さえ――



最後には


踏みにじり合って

 言い訳をして


逃げ出していく――




  愛情は

    星光のように



 不確かで

  掴み取れなくて




臆病な人間は

脆くて 脆くて


確かな何かを

 求めてしまう……



  そして

  いつも


傷つき 傷つけ


少しずつ

知っていく――










  離れても

 胸の中……


 確かに

日々が輝き続ける事

 

 

  共にいた

 あの時間……

 

 それが

今の“鼓動”を

創っている事

 

 

  太陽のような

  確かな光が

 

 

 

 手の中に ある事――

 

 

 

 

誰かを愛し

涙して 涙して

 

 それを乗り越えて

愛を信じられる瞬間……

 

 

誰もが

その瞬間を

 

求めて 求めて

 

   また

 続けようとする……

 

 

 

 

 

 心から

   愛する事――

 

 

 

 

 



 

以上で

言ノ葉交響曲を終了とさせて頂きます

m(_ _)m



如何でしたでしょうか?


あなたの心に

なにかしらの色彩を伴った記憶として


この交響曲が響いたのなら



それは僕にとって

なによりの幸せです

(*^_^*)













P.S.

本日の演奏は

指揮:hiro

演奏:言ノ葉のみなさま



で、お送り致しました(笑)


(^_^)/~



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