初詣2044
車体には、おなじみの“うにゃだらぱ〜”のキャラが満面の笑み。お父さんのシルエットがドヤ顔でラケットを構え、車両ごとに異なるポーズを取っている。
新幹線のドアが閉まり、発車ベルの代わりに流れてきたのは──
「次はぁ〜、新横浜〜♪ 寝過ごし厳禁でございまぁす!」
光子と優子、同時に吹き出す。
「お父さん、これマジでやりすぎやろ!」
「駅アナウンスがギャグ仕様て、どこの国やねん!」
列車は滑らかに加速し、窓の外の朝焼けがリズムを刻む。
新横浜を出るころには、目覚めのコーヒーを一口。
「この香り、やっぱ最高やねぇ」
「寝過ごし交響曲のテンポで目覚めるわ〜」
二人の前のテーブルには、駅弁が並ぶ。
光子は「牛たん弁当」を、優子は「明太のり弁」を開く。
ふわっと立ちのぼる湯気。
「うまっ。これ、寝過ごしてもええかもって思うレベルやね」
「また寝過ごしたら、“久留米再来編”やけん、絶対あかん!」
通過駅ごとに流れる“新アナウンス”はさらに爆笑仕様。
「ただいま通過しました〜、小田原〜。みなさん、次は“笑いの構内放送”に備えて、息整えてください〜♪」
「次は熱海〜、心も体もあったまります〜。なお、笑いすぎて腹筋痛の方は、車内の整骨シートをご利用ください〜!」
光子と優子は、弁当を食べながら顔を見合わせる。
「ほんと、お父さんのやること、エスカレートしすぎっちゃね。」
「でも、こういうバカみたいな企画、うちの家族らしいやん?」
優しい朝の光が窓を照らす。
爆笑発電所の二人は、笑いながらも心のどこかで思う。
——この新幹線が、日本中の笑顔を運んでいるんだな、と。
新幹線の振動が心地よく、うにゃだらぱ〜のテーマ曲が微かに流れる。
気がつけば――光子も優子も、肩を寄せ合って爆睡。
テーブルの上の紙コップには、飲みかけのコーヒーが残り、ストローが少し傾いている。
アナウンス:「まもなく名古屋〜、名古屋〜。お出口は右側です〜。なお、お父さんのシルエットは引き続き右側にも映ります〜。」
その一言に、車内の乗客の一部がクスッと笑う。
だが、当の張本人たちは夢の中。
——富士山は、無情にも視界の外。
名古屋駅を出たあたりで、ようやく優子が目をこする。
「ん〜……あれ?もう富士山過ぎた?」
「とっくにやね……寝過ごし交響曲・新幹線編、また発動したばい。」
二人は苦笑しながら窓の外を見る。
岐阜羽島を出ると、世界は一変していた。
一面の銀世界。真っ白な雪が線路脇の木々に積もり、風に舞う。
通路の向こうでは、小さな兄妹が窓にへばりついてはしゃいでいる。
「ママー!ゆきーっ!ゆきいっぱいー!」
「ねえねえ、あれ、雪だるま作れるかなー!」
その無邪気な声に、光子がふっと微笑む。
「……なんか、ええね。うちらも小さいころ、雪で滑ってこけたよね。」
「うん。あの時、優子が雪に顔突っ込んで“冷たっ!”って叫んでたやつやん。」
二人は目を合わせ、思わず吹き出す。
そして車窓の向こうの雪景色に向かって、光子がぽつり。
「今年も、ええ景色いっぱい見られる年になるといいね。」
優子がうなずく。
「うん。笑って、音鳴らして、家族と友達と、雪みたいに優しく包める年にしたいね。」
新幹線は雪を蹴りながら、西へ――
爆笑発電所、夢の続きを見ながら、再び加速していった。
博多駅のホームに、新幹線がゆっくりと滑り込む。
アナウンス:「終点〜、博多〜。本日も“うにゃだらぱ〜新幹線”をご利用いただき、まことにありがとうございました〜。笑顔の発車は次回もお楽しみに〜♪」
車内に小さな笑いが広がる中、光子と優子は荷物を抱え、ドアが開くのを待っていた。
ホームに降り立った瞬間、聞き慣れた声が――
「みちゅこ〜!ゆうこ〜!おかえり〜っ!」
お父さんの優馬が全力で手を振っている。
その隣では、美鈴お母さんが笑顔で手を広げ、春介と春海が列車の窓に顔を貼りつける勢いで待ち構えていた。
「おねえちゃ〜ん!!」
「はりゅみも、ぎゅーする〜!!」
二人は小走りで飛びつき、ホームでぎゅー。
光子と優子は笑いながら、二人を抱きしめ返した。
そして、少し離れたところには――
朝比奈夫妻の姿も。
朝比奈湊と、妻の陽菜が深々と会釈をする。
「博多公演、ちょうど終わったばっかりでね。駅のニュース見て、ちょうどタイミング合いそうやけんって。」
優子が手を振って笑う。
「ほんとに来てくれたんや!ありがとう〜!」
光子もにっこりと続ける。
「しかもこの寒い中、わざわざ…うちら感動やん!」
湊は冗談交じりに肩をすくめて言う。
「いやいや、君たちの“寝過ごし交響曲”聴いて、こっちのライブも負けとれんなぁって思ってな。」
陽菜も微笑みながら、
「でも、あの曲聴いたらほんと元気出るね。ステージでも流してみようかって話してたんよ。」
ホームの上には冬の柔らかな陽が射し、
雪の残り香を含んだ風がふわりと吹き抜ける。
光子が振り返って言う。
「こうやって、みんなが集まってくれることが、いちばんのご褒美やね。」
優子が頷き、笑顔で答える。
「うん。どんな舞台より、家族と仲間の“おかえり”がいちばん響くっちゃ。」
その言葉に、ホーム中が温かい笑いに包まれる。
——爆笑発電所、博多支部、帰還完了。
博多南の夜は、家の明かりがあたたかく灯っていた。
玄関を開けると、春介と春海が飛び出してくる。
「おかえり〜っ!お姉ちゃんたち〜!!」
「今日はね!“爆笑通信・しんねんバージョン”やけんねっ!!」
美鈴が笑いながら台所から顔を出す。
「もう、朝からずっと練習しよったとよ。どんなのか、見せてあげて?」
リビングの真ん中には、春介と春海の手作りセット。
段ボール製の“笑発テレビ”と書かれた看板。
テーブルの上には、マイク代わりのラップの芯。
光子と優子は、顔を見合わせてソファに座る。
「よっしゃ、視聴準備完了〜」
「では、どうぞっ!!」
――ドラムロール(春海の口ドラム)――
春介:「今年のテーマは〜、“タレパンダお姉ちゃんと寝過ごし列車”で〜す!!」
光子&優子:「えぇぇぇ!? そこくる!?」
春海が段ボールを被って“新幹線”役。
「次は〜、博多〜!お父さんのシルエット通過しま〜す!」
そして突然、春介がひょこっと顔を出して、
「タレパンダ到着〜!酔っぱらい注意〜!」
その瞬間、家中が爆笑の渦。
美香は床を叩いて笑い転げ、
優馬は「お前ら、完全にうちのDNAやな!」と涙目でツッコミ。
美鈴は台所の方で肩を震わせながら、「やっぱこの家、笑いの遺伝子濃すぎるわ……」
光子と優子は笑いすぎて息切れしながら、
「ちょ、待って待って!あんたら再現度高すぎるって!」
「春介、酔ってる時の顔まで似せるのやめぇ!」
春介は胸を張って言う。
「だって、お姉ちゃんのタレパンダ、去年いちばんバズったけん!」
春海:「全国で笑顔にしたお姉ちゃんに、拍手〜っ!」
小さな手でパチパチと鳴らす拍手。
その音に、光子と優子の目が潤む。
「ありがとう……うちら、ほんとに幸せ者やね」
「うん。家族って、最高の“爆笑発電所”やけんね。」
笑い声と拍手に包まれた博多南の夜。
——“爆笑通信・新年バージョン”、無事放送完了。
リビングに再び笑いの嵐が吹き荒れる。
春介と春海、ニヤニヤしながら段ボールテレビの裏から、何かを取り出した。
春海:「さて〜、ここでスペシャルコーナー!“お姉ちゃんたちのヒ・ミ・ツ♡”」
春介:「うちら、こないだ遊びに来た時に〜、見つけてしまいましたぁ〜!」
光子と優子、即座に警戒モード。
「えっ、な、なんの話っちゃ!?」
「ちょ、ちょっと待って、それってまさか——」
春介:「じゃ〜んっ!!」
テレビに貼り出されたのは、
小学一年生くらいの頃の光子と優子。
おそろいのポニーテール、そして……なぜか全力の“変顔ポーズ”。
しかも二人そろって、ほっぺを膨らませ、鼻の穴をふくらませ、目をむいている。
「ぎゃあああああ!!やめてぇぇぇぇ!!!」
「ちょっ、それ全国ネットで出したら即引退案件やけん!!!」
家族全員、崩壊。
優馬は腹を抱えて転げ回り、
美鈴は泣き笑いしながら「これ、年賀状にしたらええやん」
美香はスマホを構えて「スクショタイム入りまーす!」
朝比奈夫妻も笑いをこらえながら、「いや、表情の完成度、プロ級やね……」
光子:「春介ぃ〜っ!それ、どこで見つけたとぉ!?」
春介:「押し入れのアルバムの間〜♡」
春海:「“お姉ちゃんのへんがお傑作集”って書いてあった〜♡」
光子:「ぎゃーー!!そんなフォルダ作った覚えないのにぃ!!」
優子:「絶対お母さんやろ!!」
美鈴:「いや〜、可愛かったけん、取っといたっちゃ〜」
爆笑の渦の中、
春介が締めくくる。
「これが、“爆笑発電所の原点”ですっ!!」
全員、拍手。
光子と優子は赤面しながらも笑って、
「まぁ、原点が変顔って……うちららしいかもね」
「そやね。これがあったけん、今の笑いがあるっちゃ。」
——新年早々、家族そろって笑い転げる博多南の夜。
“爆笑通信スペシャル・お姉ちゃんの黒歴史編”、無事放送完了。
リビングの空気が、ほんの数分前までとは真逆。
さっきまで“変顔暴露祭り”だったのに、今度は光子と優子がニヤリと笑って、逆襲開始――。
光子:「さ〜て、ここで!“爆笑発電所スペシャルリベンジ編〜!”」
優子:「今回のターゲットは〜……春介と春海ちゃ〜ん♡」
春介:「え、な、なんのこと〜!?」
春海:「……(めっちゃ顔が引きつる)」
光子がスマホを取り出して、画面を見せる。
「ふふっ。これ、誰から来たと思う?」
優子がわざと溜めて言う。
「——穂乃果ちゃんと、水湊くん♡」
春介と春海、同時に「えぇぇぇ!?!?!?」
美香はもうニヤニヤが止まらない。
「はいはい、ここからは“お姉ちゃんたちによる恋愛尋問タイム”ね」
光子:「では第1問!穂乃果ちゃんが“春介くん、いつもおもしろくて優しい”って言ってましたぁ〜♡」
優子:「さらに、“最近、一緒に図工の時間で同じ机だったの楽しかった!”とも〜♡」
春介、顔まっかっか。
「ち、違う!あれは偶然席が隣になっただけやし!別にその……」
光子:「ほぉ〜?“その”って何やろうねぇ〜?」
優子:「“その”のあとに言葉をつけるとしたら、“好き”とか〜?」
春介:「うわぁぁぁぁ!やめてぇぇぇ!」
春海も笑ってたが、次の瞬間、優子のターゲットが移る。
優子:「では春海ちゃん、君の番〜!」
光子:「水湊くんからも、可愛いメッセージ届いとったよ〜。“春海ちゃん、笑うとこっちまで元気になる”って!」
春海:「ひゃ〜っ!!やめてぇぇ!!!」
光子:「さらに、“将来お嫁さんにしたいタイプやと思う”って書いとった♡」
春海:「もぉ〜!!みなとくんのばかぁ〜っ!!」
優馬と美鈴、笑い転げて会話もできない。
「はははっ、完全にDNAやなぁ……攻め方もツッコミも一緒や!」
美香:「春介、春海、もう観念しな〜。これ全国ネットやったら“博多の恋愛発電所”やで!」
光子:「はい、尋問終了〜。でも、春介も春海も、ええ子やね。ちゃんと人のこと大事に思えるって、素敵なことやけん。」
優子:「そやそや。好きって気持ちは笑顔の原動力っちゃ♡」
春介と春海、まだ真っ赤になりながら、
「……お姉ちゃんたち、今度は絶対仕返しするけんね!」
光子&優子:「上等〜!受けて立つっちゃ!」
そしてその夜も、笑い声が絶えない博多南の家。
“恋バナ爆笑通信スペシャル〜愛と羞恥の尋問編〜”、大成功。
リビングの空気がまたピリッと変わる。
さっきまで爆笑していた光子と優子の顔が、
急にキリッと引き締まり――
光子:「……ふっ、ここからは“尋問モード”やね」
優子:「博多南署・特別捜査課、光子刑事、優子刑事、出動っ!」
春介と春海:「えぇぇぇ!?またぁ〜っ!?」
光子が即席で作った「刑事バッジ(厚紙製)」を掲げ、
優子はサングラスをかけて低い声で言う。
優子:「被疑者・春介、および春海。あなたがたには――“恋愛事案に関する黙秘権”は、ございません♡」
春介:「そ、そんな刑法聞いたことないっ!」
春海:「うちら、なんも悪いことしとらんし〜!」
光子:「では尋問開始!まずは、穂乃果ちゃんとの放課後デート疑惑について!」
優子:「このメール、“帰り道でアイスおごってもらった♡”って書いとるやないの!」
春介:「そ、それは!アイスが溶けそうやったから急いで買っただけでっ!」
光子:「ふ〜ん、“急いで買っただけ”ねぇ……(カツ丼を差し出すフリ)」
春介:「なんでカツ丼出すんよ!?ここ家やろ!」
爆笑の中、今度は優子が春海にターゲット変更。
優子:「さて、春海ちゃん。水湊くんとの“図書室密会事件”について、どう説明するんかね?」
春海:「み、密会ちゃうもん!宿題教えてもらっとっただけやもん!」
光子:「なるほど。教えてもらう代わりに、“チョコ1個あげた”と……(証拠のメール掲示)」
春海:「ひゃ〜っ!!なんでそこまで知っとるとぉ!?」
優子:「博多南署、情報網は全国ネットばい♡」
優馬:「はははっ、完全に“家族コント刑事ドラマ”やな」
美鈴:「どっちが子でどっちが親かわからんわ〜」
美香:「うち、BGM流してええ?(スマホで“太陽にほえろ!”)」
光子:「春介、春海、正直に言ったら、罰は“お姉ちゃんのギャグ一発”で済ませたるけん!」
春介:「……わかった。穂乃果ちゃん、かわいいと思う」
春海:「……みなとくん、優しいし……好きかも……」
リビング中が「おぉぉぉぉ〜っ!!!」の歓声と拍手。
光子と優子、ガッツポーズ。
光子:「よっしゃ、事件解決っ!!」
優子:「被疑者、正直でよろしいっ♡」
美鈴:「あんたら……ほんとに家で刑事ドラマ撮れるわ」
美香:「次の動画、“爆笑発電所ジュニア〜恋愛捜査線〜”で決定やね」
――こうして、博多南署(自称)による
“恋愛事情大捜査線”は、笑いとともに無事解決。
春介:「……次はうちらが刑事するけんね!」
春海:「“お姉ちゃんの黒歴史再捜査スペシャル”で!」
光子&優子:「やめてぇぇぇぇぇぇ!!!」
笑い声が夜遅くまで響き渡る、博多南の小倉家であった。
博多南の小倉家――
笑いの初笑いが終わったかと思えば、
まさかの「第2ラウンド」が勃発。
今度は、春介と春海が逆襲に出た!
⸻
◆第一幕:恋愛捜査官・春介&春海、出動!
春介:「よぉし!次は俺たちの番やね。被疑者は光子お姉ちゃん、優子お姉ちゃん!」
春海:「博多南署・恋愛特捜課、出動〜っ!」
光子:「げっ!き、来た……!?」
優子:「さっきの仕返しかぁ〜っ!」
春介は手帳を開き、
「容疑その1、“夜にスマホ見ながらニヤニヤ事件”!」
春海:「容疑その2、“深夜のビデオ通話で頬が真っ赤事件”!」
光子:「え、ええええ!?いやいや、それは……!」
優子:「そ、それはちょっと照明が赤かっただけで!」
春介:「“赤かった”のは顔でしょ!」
春海:「証拠映像ありま〜す♡(録画再生)」
リビング中が爆笑の渦。
優馬はテーブル叩いて笑い転げ、
美鈴は「こんな取り調べ、紅白よりおもろいわ」
美香はスマホを構えて「今度こそ配信ネタ決定〜!」
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◆第二幕:穂乃果&水湊刑事、緊急参戦!
そこへチャイムが鳴る。
「ごめんくださ〜い!」
玄関から現れたのは、
青柳穂乃果刑事と柳川水湊刑事(※いずれも小学4年生)。
穂乃果:「私たちも捜査に協力しますっ!」
水湊:「対象は春介くんと春海ちゃん!」
春介:「うわ、まさかの捜査逆転ぃぃ!!」
春海:「やばい、完全に包囲されとる〜!!」
穂乃果:「春介くん、いつも私のプリント拾ってくれるけど……あれ、わざと落としたと思ってる?」
春介:「……え?えぇぇぇ!?!?」
美鈴:「うわぁ、告白っぽい展開きた〜!」
水湊:「春海ちゃん、ぼくのこと“優しい”って言ったよね?」
春海:「うわ〜〜!それ言わんでぇぇぇ!!!」
光子&優子:「ぎゃはははは!!!」
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◆第三幕:正月爆笑裁判・開廷!
最終的に全員集合し、
「恋愛捜査」から「恋愛裁判」へと発展。
判事:優馬(スーツ姿)
書記官:美鈴
証人:美香
被告席:光子・優子・春介・春海
優馬:「本件、全員有罪!」
光子:「異議ありっちゃ!!!」
優子:「うちら、ただ笑いすぎただけやし〜!」
春介:「それが罪やったら、小倉家全員前科持ちやん!」
全員:「確かに〜〜!!!」
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◆エピローグ:笑いと愛の家族劇場
こうして——
元日から笑い声が絶えない小倉家。
恋愛も、照れも、家族の爆笑も全部ひっくるめて、
“福笑い家族”の一年が始まった。
美香が最後に一言。
「今年もきっと、笑いすぎて腹筋鍛えられるね♡」
光子&優子&春介&春海:
「笑って生きる、それがうちらの生き方っちゃ!」
◆新春!博多南ファミリー初詣スペシャル
元旦の朝、澄み切った冬空の下。
小倉家、青柳家、柳川家がそろって箱崎宮へ初詣へ出発。
総勢13名、わいわいガヤガヤと大移動である。
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◆みんなの願いごと
光子:「今年もいっぱい笑って、音楽と愛を世界に届けられますように!」
優子:「みんなが健康で、笑顔の絶えない一年になりますように♡」
美香:「今年もいい音楽を生み出して、聴いてくれる人の心をあったかくしたい」
アキラ:「ファイブピーチ★の全国ツアー成功、それから家族円満!」
優馬:「ホークス優勝と家族平和!」
美鈴:「みんなケガせず、笑って過ごせますように」
春介:「お姉ちゃんたちとテレビ出られますように!」
春海:「甘いものいっぱい食べられますように♡」
翼:「国際大会に出場できますように。あと、光子を笑顔にできますように」
拓実:「オリンピック代表になって、優子に最高の笑顔を見せたい」
穂乃果:「今年もいっぱい学んで、優しい大人になれますように!」
水湊:「春海ちゃんを笑顔にできるように頑張ります!」
光子:「おぉ〜!みんな立派になったねぇ!」
優子:「完全に“恋愛祈願”混じっとる子もおるけどね〜♡」
美香:「それも青春やけん、よかよ〜」
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◆そして参拝後の事件
お参りを終えて帰ろうとしたその時――
ファンの子どもたち:「きゃー!M&Yだー!サインください!!」
光子&優子:「あ、ありがとうございます〜♡」
(慣れた手つきでさらさらとサイン)
穂乃果・水湊・春介・春海もつられて、
「ぼくも!」「うちも!」とちびっ子ファンサイン会が開幕。
そこへ――満面の笑みの優馬登場。
優馬:「じゃあおじさんもサインしてあげようか〜?」
ファンの子:「……おじさん誰?」
その瞬間、境内に爆笑の雷が落ちる。
光子:「ぎゃはははっ!また撃沈やん!」
優子:「お父さん、人気ランキング最下位っちゃ〜!」
穂乃果:「おじさん、もしかして“スタッフさん”ですか?」
美香:「あっ、それフォローになってないやつ!」
美鈴:「もうあんた、サインより先に身分証出しなさい」
アキラ:「腹筋ちぎれる〜〜!」
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◆締めの初笑い
みんなが笑い転げる中、
雪のような息が舞う冬の空へ、家族の笑い声が響く。
光子:「今年も、笑って生きる一年にしようね!」
優子:「うちらの笑顔、ぜーんぶ届けるっちゃ!」
翼・拓実・穂乃果・水湊:「はいっ!了解〜!」
——こうして、
“博多南ファミリー初詣2044 は爆笑と愛の渦の中で幕を閉じた。
――博多南の自宅。
お参りから帰った一行は、コタツを囲んでおせちとお雑煮タイム。
テーブルの上には、美鈴特製のおせち料理がずらり。
黒豆、伊達巻、数の子、栗きんとん……そして、湯気が立ち上るお雑煮。
みんな「いただきまーす!」と箸を伸ばす。
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◆おせち&お雑煮パーティー開始
光子:「この伊達巻、うちの好きな味っちゃ!」
優子:「お母さん、やっぱり料理の腕落ちてないねぇ〜」
美鈴:「あたりまえやろ。あんたらの胃袋は、毎年これで育っとるけんね!」
春介:「おもち、のびる〜っ」
春海:「びよ〜〜ん♡」
穂乃果:「わぁ!のびるおもち、楽しい〜」
水湊:「ぼく、三つ食べちゃった!」
美香:「こらこら、食べすぎ注意よ〜」
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◆そして事件発生
その時だった――
優馬:「よーし、お父さんも負けとられん。いただきま〜す!」
ずるっ。
べちっ。
……餅が前歯にベッタリ。
優馬:「んぐっ!?あっちっ!あっちあっち!!」
光子:「ちょ、お父さん、なにしよると!?」
優子:「アニメみたいやん!歯に餅ついとるし!」
穂乃果:「おじさん、のびてるのびてる〜っ!」
春介:「実況入りま〜す!“父、正月早々もちに完敗っ!”」
春海:「新年一発目のギャグ、決まったね〜♡」
美鈴:「もう、新年早々なにやっとるとね!?口ヤケドするっちゃろ!」
優馬:「アチ〜〜!!歯ぁ取れるかと思ったわぁ〜!!」
家中爆笑の渦。
美香は泣き笑いしながらスマホを構え、
「これは“お正月の珍プレー動画”にエントリー決定ね」
⸻
◆締めの一言
光子:「うちらの家、どこまでも“笑いで年明け”やね」
優子:「まじで、餅よりアツいわ、この家族!」
美鈴:「あんたら、笑いすぎて正月太りどころか腹筋割れるばい!」
そして、博多南の空に家族の笑い声が響き渡る――
“笑い始め2044・小倉家スペシャル!”
1月3日 ― 赤嶺家&小倉家(父方)ダブル帰省デー
朝いちで小倉家一同は赤嶺家へ。
集まった面々は――
•祖父母:赤嶺 安三郎・赤嶺 静子
•叔父:赤嶺 俊、叔母:赤嶺 玲奈
•いとこ:赤嶺 颯太(12)、赤嶺 真帆(9)
玄関を開けた瞬間、澄江が満面の笑み。
静子:「よう来たねぇ〜。春介くん春海ちゃん、大きゅうなっとるやん!」
春介:「じいじ、あけおめ〜!」
春海:「ことよろ〜!」
赤嶺家・新春カルタ選手権
座敷に百人一首と郷土カルタを並べて“二本立て”。
読み手は義雄じいじ、盛り上げ役は光子&優子。
優子:「はいっ、“あ”〜!…って、まだ読んどらんやん!」
光子:「勢いでいけば勝てる…わけないやろ〜!」
颯太と真帆も参戦し、春海がまさかの取り名人ぶりを発揮。
春海:「はいコレっ!“アビスパのA”!」
一同:「それ郷土カルタやろ〜!」(爆)
最後は春海が優勝、準優勝は穂乃果、三位は春介。
安三郎:「春から縁起がよかねぇ、こりゃ将来が楽しみばい。」
お昼はおせち&沖縄風味ちょい足し
静子特製の黒豆・田作りに、義雄の得意な**ラフテー(赤嶺家ルーツの味)**少々。
美香:「このラフテー、トロットロ…!」
アキラ:「じいちゃんの“門外不出”やけんね。」
午後はその足で**小倉家(父方/久留米・西鉄久留米駅そば)**へ。
•祖父母:小倉 正三・小倉 妙子
•伯父:小倉 剛、伯母:小倉 由紀
•いとこ:小倉 陽菜(10)、小倉 直哉(7)
久留米・筑後川土手で凧揚げ
正三:「風、よう吹いとる。いっちょ揚げるばい!」
春介・直哉組、春海・陽菜組、穂乃果・水湊組で勝負。
優子(実況):「高度、春海チームが頭ひとつ抜けたぁ!」
光子(解説):「気流読んどるね〜。糸の角度エエよ!」
クライマックス、春介の凧がクルッと一回転して体勢立て直し――
春介:「今がチャンスや!」
ふわりと最高高度更新、拍手喝采。
夜は妙子のがめ煮と久留米ラーメン鍋で温まって解散。
優馬:「実家ハシゴで心も腹も満タンやね。」
1月4日 ― 黒崎家(母方)でワイワイ新年会
向かった先は黒崎家。
•祖父母:黒崎 忠・黒崎 きよみ
•叔母:黒崎 美和、叔父:黒崎 誠一
•いとこ:黒崎 結衣(14)、黒崎 悠斗(11)
きよみ:「よう来たねぇ。寒かったろう?」
美鈴:「ただいま〜。今年もお世話になります。」
黒崎家・“ことば遊びカルタ”と爆笑川柳
結衣が読み手で、ことば遊びカルタ。
春海:「“う”は“うにゃだらぱ〜”!」
一同:「そんな札ないっ!(でも笑う)」
続いて即興新春川柳。
•光子:「凧のよう 糸切れそうで 切れはせず」
•優子:「寝過ごして 久留米ラーメン 年越した」(去年の黒歴史を自虐)
•忠じいじ:「初笑い 腹筋攣って 正座解く」
大広間は終始ゲラゲラ。
台所は屋台状態
きよみ直伝のお雑煮(丸餅)、浩平の手作り天ぷら、美和の手巻き寿司。
美香:「この出汁、やさしかねぇ。」
アキラ:「天ぷらサクサク、職人っすね。」
黒崎家の味に、キッズもおかわり連発。
しめは“家族集合写真”&ミニ演奏
ファイブピーチ★ミニ編成で「雪の約束」ショートver.を生演奏。
春介・春海・穂乃果・水湊も鈴とタンバリンで参加。
忠:「こりゃ一年、笑いが絶えん年になりそうや。」
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ほんのり博多弁ダイジェスト(セリフ抜粋)
春介:「じいじ、凧の糸、もうちょい出してみようや!」
春海:「見て見て〜!わたしの凧、空にウインクしとる〜!」
光子:「優子、実況は任せた。うちは解説で“風の読み”語るけん!」
優子:「まかせんしゃい。…おっとここで春介がスピン回避ぃ〜!」
美鈴:「あんたら、声出しすぎて声枯らすなよ〜、明日もスケジュールあるっちゃろ?」
優馬:「よかよか、正月は元気がいちばん!」
美香:「どこの家でも笑い声は最強のBGMやね。」
アキラ:「録音しとけば“爆笑サンプリング”になるかも。」




