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三姉妹爆笑交響曲 — 大学生篇から陽翔&結音誕生まで  作者: リンダ


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ぎゅーしてあげるけん

 「ぎゅーしてあげるけん」


寝室にあったかい明かりがぽうっと灯っとう。

春介と春海は布団の上で並んで、目をこすりながらママを見上げとった。


美香「ねぇ、ママね……今日は、ちょっと昔の話ばしてもよか?」


春介「うん。ききたい!」


春海「はるみもー!」


美香は小さくうなずいて、二人の髪をそっとなでた。


美香「ママがね、まだみんなくらいのとき……こわかこと、いっぱいあったと。

 叩かれたり、蹴られたりして、泣いても誰も助けてくれんかった。

 夜はこわくて、胸がぎゅーって痛くなってね……」


春海「……ママ、いたかったと?」


美香「うん、いたかった。でもね、助けてくれる人に出会えたと。

 “だいじょうぶ”って言うてくれる人たちがおってね、

 ママはそこで初めて“あいされる”ってこと、知ったとよ」


春介は眉をきゅっと寄せて、ママの手をぎゅっと握る。


春介「ママ、痛かったね。くるしかったね。

 ぼくが、ぎゅーしてあげるけん!」


春海「はるみもー! ママ、ぎゅーするー!」


二人が同時に飛びつく。

美香の胸の奥に、あたたかいぬくもりが広がった。

涙がこぼれそうになったけど、それは悲しみやなくて、やさしさの味がした。


美香「ありがとうね……ママね、どんなことがあっても、

 春介とはるみば守るけん。

 ぜったい叩いたりせん、こわい思いなんかさせん。

 ずっと、ずーっと、愛して育てるけんね」


春介「ぼくも、お父さんになるとき、けらんし、たたかん!

 “どうした?”って聞いて、いっしょに考えるけん!」


春海「はるみも、お母さんになったら、いっぱいぎゅーして、

 いっしょにおやつ食べるもん!」


美香「ふふ……そげん言うてくれて、ママ嬉しかよ。

 二人はほんと、強くて、やさしか子やね」


三人はぎゅーっと抱き合って、ひとつのあたたかいかたまりになった。

春介の息がゆっくり落ち着いて、春海の手がママの袖ばつまんだまま眠りにつく。


美香はその髪を撫でながら、ぽつりとつぶやく。


美香「……もうだいじょうぶ。ママはもう、ひとりやないけんね。

 春介、春海。ママ、何度でも守るけん。

 あんたたちの笑顔が、ママの“生きる力”やけん」



このあと、静かな寝息とともに夜が更けて、

美香の心の中で長年凍っとった“痛み”が、少しずつあたたかい光に変わっていく——。




「しあわせって、なんやろね」


夜。

寝室の灯りがやわらかく照らす中、

美香は枕元に腰を下ろして、春介と春海に微笑みかけた。


美香「ねぇ、春介、春海。

 人間がいちばん“しあわせ”な時って、なんやと思う?」


春介「うーん……おいしいもん食べよる時?」


春海「はるみはねー、アイス食べよる時〜!」


美香はぷっと吹き出したあと、ふたりの頭をそっと撫でた。


美香「そりゃあ、どっちも最高やね。

 でもね、本当の“しあわせ”ってね——

 大切な家族とか、お友達と仲良う笑って過ごす時なんよ」


春介「笑ってる時が……しあわせ?」


美香「そう。

 人ってね、笑っとる時がいちばん強かし、いちばん優しかと。

 だからママはね、春介と春海が笑ってる顔見るのが

 世界でいちばん嬉しかとよ」


春海「ママ、じゃあ、はるみが光子お姉ちゃんと

 お笑いごっこしよる時も、しあわせ?」


美香「もちろんよ。

 春介も春海も、光子お姉ちゃん、優子お姉ちゃん、

 穂乃果ちゃん、水湊くんとお腹抱えて笑いよる時、

 ママも見よって幸せ感じとるもん」


春介「じゃあさ、ママ。

 ぼくたちのこどもが生まれたら、どげんしたらいいと?」


美香は少し考えて、やわらかく微笑んだ。


美香「その子たちがね、みんなの幸せば運んでくるような、

 そんな大人になってくれたら、それでよかと。

 もし誰かが泣いとったら、すぐそばに寄って、

 『大丈夫?』って声かけてあげて。

 それが一番やさしか生き方よ」


春海「うん! はるみ、泣いとる子がおったら、ぎゅーしてあげる!」


春介「ぼくも! いっぱい笑わせる! そいがぼくのしあわせ!」


美香「うん……それでよか。

 笑って、寄り添って、人を大事にできる。

 それが、ママがいちばん教えたかことたい」


ふたりが顔を見合わせて、にこっと笑った。

その笑顔に、部屋の空気がほんのりあったかくなる。

外は冬の夜なのに、灯りの中だけ春みたいにぬくい。


美香は小さくつぶやいた。

「……これが“しあわせ”なんやね」


春介と春海は、ママの腕の中でゆっくり目を閉じた。

その寝顔を見つめながら、美香は静かに息をついた。


——“しあわせ”は遠くにあるもんやなかった。

 こうして、いま隣で笑っとる、それだけで十分やった。



このあと、朝になったら光子と優子、穂乃果と水湊も集まって、

「しあわせって連鎖するんやねぇ〜」という笑いの展開にも繋げられます。

続けてその流れ、描きましょうか?





「しあわせって、なんやろね」


夜。

寝室の灯りがやわらかく照らす中、

美香は枕元に腰を下ろして、春介と春海に微笑みかけた。


美香「ねぇ、春介、春海。

 人間がいちばん“しあわせ”な時って、なんやと思う?」


春介「うーん……おいしいもん食べよる時?」


春海「はるみはねー、アイス食べよる時〜!」


美香はぷっと吹き出したあと、ふたりの頭をそっと撫でた。


美香「そりゃあ、どっちも最高やね。

 でもね、本当の“しあわせ”ってね——

 大切な家族とか、お友達と仲良う笑って過ごす時なんよ」


春介「笑ってる時が……しあわせ?」


美香「そう。

 人ってね、笑っとる時がいちばん強かし、いちばん優しかと。

 だからママはね、春介と春海が笑ってる顔見るのが

 世界でいちばん嬉しかとよ」


春海「ママ、じゃあ、はるみが光子お姉ちゃんと

 お笑いごっこしよる時も、しあわせ?」


美香「もちろんよ。

 春介も春海も、光子お姉ちゃん、優子お姉ちゃん、

 穂乃果ちゃん、水湊くんとお腹抱えて笑いよる時、

 ママも見よって幸せ感じとるもん」


春介「じゃあさ、ママ。

 ぼくたちのこどもが生まれたら、どげんしたらいいと?」


美香は少し考えて、やわらかく微笑んだ。


美香「その子たちがね、みんなの幸せば運んでくるような、

 そんな大人になってくれたら、それでよかと。

 もし誰かが泣いとったら、すぐそばに寄って、

 『大丈夫?』って声かけてあげて。

 それが一番やさしか生き方よ」


春海「うん! はるみ、泣いとる子がおったら、ぎゅーしてあげる!」


春介「ぼくも! いっぱい笑わせる! そいがぼくのしあわせ!」


美香「うん……それでよか。

 笑って、寄り添って、人を大事にできる。

 それが、ママがいちばん教えたかことたい」


ふたりが顔を見合わせて、にこっと笑った。

その笑顔に、部屋の空気がほんのりあったかくなる。

外は冬の夜なのに、灯りの中だけ春みたいにぬくい。


美香は小さくつぶやいた。

「……これが“しあわせ”なんやね」


春介と春海は、ママの腕の中でゆっくり目を閉じた。

その寝顔を見つめながら、美香は静かに息をついた。


——“しあわせ”は遠くにあるもんやなかった。

 こうして、いま隣で笑っとる、それだけで十分やった。



このあと、朝になったら光子と優子、穂乃果と水湊も集まって、

「しあわせって連鎖するんやねぇ〜」という笑いの展開にも繋げられます。

続けてその流れ、描きましょうか?





笑いの波動計、爆笑レッドゾーン」


朝食がひと段落したリビング。

光子がスマホを掲げてニヤッとする。


光子「みんな〜、新ネタ持ってきたばい。“笑いの波動計”アプリ、試運転いくよ〜!」

優子「説明しようっ! 笑いの波動計とは〜、家族の爆笑エネルギーを数値化して、グラフが振り切れたら非常ベルが鳴る、迷惑仕様でーす!」


春介「非常ベル鳴らしたい〜!」

春海「はるみも〜!」


美香「いや、迷惑って自分で言いよるやん……やめんね?」

アキラ「(すでに肩で息)ま、待て……さっきのマラソン後やけん、やさしかやつで頼む……」


光子「よっしゃ、まずはレベル1・くすぐり微風から。

 ——“コチョコチョ大魔王、召喚!”」

(光子が春介のほっぺを、優子が春海のわき腹を、そよ風みたいにコチョコチョ)


春介「ふへっ……ふふっ……!」

春海「んふふ〜っ……!」

優子「ほら出た。“前座のクスクス”!」

《ピッ…ピッ…》スマホのバーが緑でチロチロ。


美香「よしよし、これくらいなら平和やね」

アキラ「(胸を撫でおろす)助かった……」


光子「つづきましてレベル2・親父ギャグ微震!」

優子「“メトロに乗るとメロメロ直行〜”!」

光子「“ベートーヴェン、米と梅でベートーメン!”」

美香「それは塩っ辛そうやね……!」

《ピピピッ!》黄色ゾーンに到達。


春介「パパ、黄色やで!」

アキラ「いや、なんで誇らしげなん……(肩で息)」


光子「トドメはレベル3・家族連携コンボ! 行くばい!」

優子「“たまゴジラ in キッチン”!」

春介「ガオー! お皿割らんごと怪獣歩き〜!」

春海「ナマハゲ合体! “泣ぐ子はいねがぁ〜(博多訛り)”」

美香「やめんね〜! 泣く前に笑うけん!」

アキラ「“俺の特等席(美香の肩)”確保〜!」

光子「“父、早い! ファーストスライディング!”」

優子「“判定セーフ! でも花粉症アウト〜!”」


《ピピピピピピィィィーーッ!!》

画面が真っ赤に点滅、「爆笑レッドゾーン」と表示。

同時に天井のスマート電球がパーティーモードで虹色に点滅しだす。


美香「ちょ、ちょっと! 誰が連動させたとね!」

光子「わたしでーす!」

優子「技術の無駄づかいでーす!」


春介・春海「キャハハハハ!!」

アキラ「ぐはぁっ……! 呼吸、もたん……! ゼェ……ゼェ……(床ゴロゴロ)」


——ピンポーン。

玄関チャイム。全員ピタッと静止。


美香「……ご近所さんやろ……」

光子「ワイ、行ってくる」

(ドアを開ける)


隣人のおばちゃん「朝から賑やかねぇ。NHKより視聴率高そうやけん、つい見に来たとよ〜」

光子「す、すみません! 今、レッドゾーン解除します!」

優子「“波動計、黙れ!”」

《ポン》虹色が消え、静かな電球色へ。


おばちゃん「よかよか。笑い声は福の音たい。ほら、コレ角煮作ったけん食べんね」

美香「わぁ〜ありがとうございます!」

アキラ「(感涙)角煮……! ぼく、これで生命線が——」

光子「父、復活!」

優子「タンパク質点滴!」


全員で手を合わせる。

春海「いただきまーす!」

春介「角煮、うまっ!」

美香「しみる〜……」

アキラ「(小声)……笑いすぎて、ほんと42.195km走った気分や……」


光子「じゃ、食後のレベル0・余韻観賞にしとこか」

優子「“静かに思い出し笑い”タイム突入〜」

春介・春海「(思い出して)んふふふ……」

美香「(肩にもたれるアキラの頭をぽんぽん)……これやね、うちの平和」

アキラ「うん。爆笑は最高のBGMやね」


スマホの画面には、ゆっくりと下がっていくバー。

緑色に戻った「波動計」の下で、

家族の笑い声だけが、ぽかぽかと温かく、長く長く続いていた——。





場所は音大の学生寮・ラウンジ。光子と優子、それに寮生たちがコーヒー片手に集まる。

そこへ、ミライマート経由で**「福岡支所・爆笑通信2043年版」**の着信音が鳴る



『博多南支所 爆笑通信・第57号』


(録音スタート音)


春介(6歳):「みなさーん、今日のニュースです!

きのう春海ちゃんが、洗濯物と一緒に靴下まるごと回してしもうたとですー!」


春海(6歳):「だって〜、靴下もお風呂入りたかったっちゃもん〜!」


光子「でた。“洗濯機スパデラ事件・リターンズ”!」


優子「しかも“靴下スパ温泉編”やね!」


(寮生爆笑)


穂乃果(11歳):「で、そのあと春海が“洗濯機の中はメリーゴーランドたい”って言いよった!」


水湊(9歳):「ぼくも乗りたい〜って言ったら、ママに“乗れんっちゃ!”て怒られた!」


優子「物理法則を越えようとする小学生と幼稚園児!」


(ソフィーア:笑いながら同時通訳)

「He said he wanted to ride the washing machine carousel…!」

(ラウンジ全員:大爆笑)



春介:「あとね〜、今日は“節分スペシャル”ばい! パパとママが鬼のお面つけて登場!」


(録音:ガラッ…)


アキラ(声):「おには〜そと〜、ふくは〜うち〜……ゲホッ、豆、のどに刺さった!」


美香:「もぉ〜! だから言ったやろ、“全集中・よく噛んで投げろ”って!」


(寮中の笑い爆発)


光子「お父さん、豆で戦死する寸前やん!」


優子「豆カタパルト攻撃・自爆エンド!」


ソフィーア:「He choked on beans for peace… it’s like bean karma!(ビーンズ・カルマ!)」



春海:「でもね、最後に春介が“福はうち〜”って言いながら、パパの頭にピーナッツ投げた!」


アキラ(録音):「いったー!! そこピーナッツやなくてピーナッツバターやん!」


(全員、腹筋崩壊)



《爆笑通信 終了のお知らせ音》


光子「……これ、ほんと全国ネットに流したら、NHK止まるばい」


優子「学会が再び“笑いの伝染病”って認定するで!」


アキラ(遠隔音声で割り込み):「そっちも整骨院、予約しときぃ〜〜!」


(全員、テーブルに突っ伏すほどの爆笑)



ナレーション


こうして、2043年の冬。

福岡支所から発信された「爆笑通信」は、

東京・音大寮を再び笑いの渦に巻き込み、

午後の講義がまるまる笑い休講になったという——。





 「博多南爆笑通信・生放送スペシャル!」


体育館の舞台。

手づくりの段ボールカメラと、「博多南小学校 爆笑通信スタジオ」って書かれた布看板。

観客席には保護者、先生、そして光子と優子の姿が。


春介(6歳):「みなさ〜ん!あけましておめでとうございまーす!」

春海(6歳):「おめでと〜!きょうは、冬休みスペシャル〜!」


(ドンッ!と太鼓代わりのバケツが鳴る)


穂乃果(11歳):「進行は、わたし穂乃果と!」

水湊(9歳):「ぼく水湊でお送りしま〜す!」


観客(拍手)


春介:「じゃあ最初のニュースです!」

春海:「“お父さん、福豆で昇天寸前事件”!」


観客:「!?」


光子(前列):「うわ、あれ生放送で言うか〜っ!」

優子(同):「編集できんのが怖か〜っ!」


春介:「はい、現場の春海さ〜ん!」


春海:「はい、現場のはるみです〜! 豆を投げたら〜、お父さんの口にポンッて入りました〜!」

春介:「そのまま“ゲホッゲホッ”ってなって〜、“たすけて〜”って言いながら台所走って行ったとです〜!」


観客(爆笑の嵐)


美香(客席):「ちょ、リアル実況すなーーー!!」

アキラ(顔真っ赤):「俺の再現VTR、全国放送すんなーーー!!」



春介:「つづいてのニュース!」

春海:「“お母さん、鬼役やのに優しすぎる事件”!」


穂乃果:「豆を投げても“あいたっ♡”って言いながらハート作ってたもんね!」

水湊:「鬼のくせに“やさしか鬼”って言われとったもん!」


光子「いやぁ、DNA感じるねぇ〜」

優子「“やさしか子”は代々受け継がれるんやね〜」



春介:「そして今日のスペシャルゲスト〜!」

春海:「じゃーん!お姉ちゃんツインズ〜っ!!」


(幕が開き、光子と優子登場。観客総立ち!)


光子「えっ、えっ、うちら出るって聞いとらんばい!」

優子「台本に“乱入可”って書いとるけん、強制出演やね!」


春介:「じゃあ質問コーナーです!」

春海:「お姉ちゃんたちは、子どものころどんな子やったと〜?」


光子「うーん……爆笑通信で放送できる範囲で言うと……」

優子「お風呂で“おならブー合唱団”してたねぇ〜」


春介・春海:「でたーーっ!!黒歴史〜!!」

観客(大爆笑)


穂乃果:「SNSでバズるぞこれ!」

水湊:「“おならブー合唱団、伝説の原点”ってタグつける!」


優子「ちょっ、やめて!あげんとき!」

光子「こら、公式記録に残すなーーっ!」



観客は爆笑で床を転げ回る。

笑い声の波が体育館の天井を揺らす。

校長先生まで涙を拭きながら笑っていた。


光子「まさか、うちらが地元で黒歴史を生で暴露される日が来るとは……」

優子「やっぱり“爆笑通信ジュニア”の実力、底知れんばい……」


アキラ(カメラの後ろで):「あかん、笑いすぎてピント合わん……」

美香:「うちの家族、腹筋崩壊率100%……整骨院、確定やね……」



エンディング


春介:「今日もみんなに笑いを届けられて、よかったです!」

春海:「笑うとね、心がぽかぽかするもんね!」

穂乃果:「それでは、また来週〜!」

水湊:「博多南小学校、爆笑通信でした〜!」


(大拍手! 会場総立ち!)


光子「……ねぇ優子」

優子「ん?」

光子「うちら、将来の後継者、もうおるね」

優子「うん。完全に“ジュニア発電所”稼働中やね」


(客席爆笑&感動の拍手)


——こうして、2043年の冬、

博多南小学校は、またひとつ伝説の爆笑回を刻んだのだった。




「春介と春海のモレモレマン発見伝」


美香「さぁ〜、今日はいっぱい笑ったねぇ。もうお風呂入って寝るだけやね」

光子「……いや、その前に!」

優子「そうそう、チビツインズが“もうひとつ話したいことがある〜”って言いよったやん!」

美香「あら、なんの話?」


春介「えっとね、モレモレマンの話たいっ!」

春海「そうそう! 学校の廊下で見たと!」


光子&優子「モレモレマン」



春介「この前、春海といっしょに廊下歩いとったらね、上級生の男の子がすんごい勢いで走ってきて!」

春海「びゅーんって、ロケットみたいにトイレに入っていったとよ!」

春介「で、うち、春海に言ったっちゃ。“あれ、きっと漏れそうなんやね”って!」


(その時の様子を再現しながら)


春海「そしたらね、ほんとにその子のうしろに“漏れそう〜漏れそう〜”って文字がついてきよるように見えたっちゃん!」


光子「ははははっ!!」

優子「視覚化されとるやん、それ! もう“モレモレマン発動”やね!!」



美香(吹き出しながら):「もうやめて〜、お腹痛い〜っ!」

アキラ「いや、ちょっと待て。モレモレマンって……悪の組織かヒーローかどっちなん?」

春介「うーん……多分ヒーローやけど、間に合わんヒーローやね!」

春海「“トイレの平和を守るモレモレマン”!」


光子「そのキャッチコピー最高やん!」

優子「“間に合うかどうかはあなた次第”!」

アキラ「CM流れそうやな、“提供:爆笑発電所”みたいな!」



春介「でね、モレモレマンは変身するとき“モレモレチャージ!”って言うっちゃん!」

春海「トイレまであと5メートルで、顔が真剣になるとよ!」

光子「実況つきやん!」

優子「なんかNHKで特集されそう。“知られざるモレモレマンの戦い”!」


(全員、笑いすぎてソファに倒れ込む)


美香「も、もう無理……笑いすぎて涙出る……!」

アキラ「腹筋……完全に逝った……! 誰か湿布持ってきて〜!」

光子「これが“モレモレ筋トレ法”やね……(苦笑)」

優子「モレモレマン、健康まで守っとるやん!」



春海「じゃあ、次の爆笑通信では、“モレモレマン特集”やね!」

春介「予告タイトル:“トイレの平和を守る者たち”!」


光子「もうやめて、タイトルだけで腹筋やられる!」

優子「“続報・間に合わなかったヒーロー”で次号確定やね!」


美香&アキラ「ぎゃはははは!!」



こうして春休みの夜、

小倉家のリビングには、またも爆笑発電所・福岡支部の余波が吹き荒れた。

翌朝、湿布の香りがほんのり漂う中、光子と優子はぽつり。


光子「……ねぇ優子。」

優子「ん?」

光子「うちらの家って、ほんとに笑いで世界回してる気がするね」

優子「うん。“平和はトイレから”ってね」


(美香&アキラ、吹き出す音)


——これが、後にネットで話題になった伝説の一言、

「モレモレマン、平和を守る。家庭も守る。」の誕生であった。




アニメ企画書『モレモレマン ─トイレの平和を守れ!─』


ログライン


“間に合うかどうかはあなた次第”。

廊下を駆ける少年の背後に見えた「漏れそう」のオーラが、まさかのヒーローに!

小倉家発・爆笑発電所ジュニア、春介&春海が描く、家族と学校の“平和(トイレ含む)”を守るハートフルギャグ。


主要キャラ

•モレモレマン(本名:走田はしりだタクト)

いい子。走力S。意志力S。段取りD。変身時の掛け声は「モレモレチャージ!」。弱点は曲がり角。

•助手・ペーパー丸

トイレットペーパーの精。冷静なツッコミ役。「予備は常に二ロール」が口癖。

•保健室の女神・ミズハ先生

どんなピンチでも微笑む聖母。保健・栄養・衛生・メンタル全対応。実は過去に“伝説の保健委員長”。

•謎のライバル・ガマンガーZ

“我慢こそ美徳”を掲げるストイック悪役。だが本音は「間に合わんのは怖い」。

•ナレーター:春介&春海(W)

ときどき画面に乱入して実写ちっくに解説。メタ発言で視聴者の腹筋を襲う。


サブキャラ(声の友情出演)

•光子&優子:実況と解説、時々本人役で出張ツッコミ

•穂乃果&水湊:校内の“通報(いい意味)”係

•美香&アキラ:保護者代表の優しい爆笑バックアップ



シーズン構成(各11分×全12話)

1.第1話「誕生!モレモレマン」

廊下を駆ける少年の背に“文字の残像”。春介&春海がヒーロー名を命名。

2.第2話「曲がり角の恐怖」

角で先生と鉢合わせ。ペーパー丸、神フットワーク指南。

3.第3話「満室地獄と空室伝説」

個室フル点灯パニック。1つだけ“伝説の空室”を探せ!

4.第4話「補充係の誇り」

補充は愛。人知れず守る影のヒーロー回。

5.第5話「給食後の決戦」

カレーは敵か味方か。栄養指導入りの教育ギャグ。

6.第6話「雨の日は滑るばい!」

スリップ禁止。体育館ブーツ vs 裏口ショートカット。

7.第7話「健康診断で赤っ恥」

視力・聴力・腹筋…“腹筋”は視聴者側が崩壊。

8.第8話「ガマンガーZ来襲」

美徳か事故か。健康的な“手放し”の哲学バトル。

9.第9話「保健委員会は見た」

校内衛生を支えるチーム回。標語コン最優秀“平和はトイレから”。

10.第10話「遠足!SAトイレの罠」

バス渋滞・連鎖モレの危機。隊列管理で知略戦。

11.第11話「学園祭ライブ“モレフェス”」

爆笑発電所コラボで主題歌初披露。

12.第12話「卒業証書に誓う」

“間に合った数より、救った笑顔”。未来へ。



主題歌(作:ファイブピーチ★)


OP『モレモレチャージ!』

アップテンポ・ブラス×ロック。コール&レスポンス「行ける?」「イケる!」

ED『平和はトイレから』

温かい合唱+ストリングス。最後は“水音SE”でクスッ。



サンプル脚本(第1話抜粋)


(校内・昼休み。廊下に“漏れそう〜”の残像フォント)


春介ナレ「見た? あれ、“文字”が走っとーやろ?」

春海ナレ「あれはね、心の声が可視化された瞬間やね!」


タクト「モ、モレモレモ…ッ!(踏ん張りつつダッシュ)」

ペーパー丸「進路、右〜!曲がり角注意ばい!」


(ペタペタ貼り紙:トイレ点検中)


タクト「うそやろーー!」

ペーパー丸「非常ルートB! 非接触ドア、二段開放!」


(そこへ、光子&優子の画面端実況)


光子「いまっ、体幹ブレてない! これはいける!」

優子「“間に合い率”72%やね!」


タクト「モレモレチャージ!!(謎のオーラで風圧)」


(ドアIN……間に合う。静かな水音)


春介「セーーーフ!」

春海「拍手〜!」

光子「よっしゃ!」

優子「これがヒーローの初陣やね!」


タクト(個室から小声)「…守った。トイレの平和ば守ったばい…!」



1話エンディングの“次回予告”(博多弁)


春介「次回は“曲がり角の恐怖”!」

春海「ヒーローの天敵は、角と先生と濡れた床やけん!」

光子「うちらも実写で乱入するけん、腹筋の準備しとって〜!」

優子「せーのっ、『モレ、チャーーージ!』」



企画の推しポイント

•教育的効果:衛生観念・声かけ・並び方・補充の大切さを“笑い”で浸透

•家族視聴OK:下品にしない“品のあるトイレギャグ”設計

•コラボ無限:学校・自治体・トイレメーカー・スポーツイベントと親和

•ライブ連動:OP/EDをファイブピーチ★生披露&会場限定コール



先行マーケ(試案)

•ミニ絵本『モレモレマン はしれ!』

•体操「モレチャレ!30秒スクワット」:間に合い体力向上

•校内ポスター「平和はトイレから」標語コンテスト



収録案(声優)

•タクト:春介(W収録で自然な子ども声)

•ペーパー丸:春海(ツッコミキレ味)

•ミズハ先生:美香(母性)

•ガマンガーZ:アキラ(熱い低音)

•実況:光子&優子(毎回アドリブ枠)



1分ティザー(台本ミニ)


春介「見えたっちゃ。“モレそう”のオーラ!」

春海「平和の危機やね!」

タクト「いま…走るしかなか!」

ペーパー丸「君はひとりやなか。紙も心も、ここにおる」

光子「モレるか、守るか!」

優子「スイッチ、オン!」

全員「モレモレチャーーーーージ!!」


(水音→EDイントロ)


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