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三姉妹爆笑交響曲 — 大学生篇から陽翔&結音誕生まで  作者: リンダ


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入学式と入園式

入学式の朝、東京に「ただいま」が来た


朝、寮の窓に薄い光。

ラウンジではアイロンの湯気と、整髪料の甘い匂いが混ざった。


「襟、もういっちょだけピンっとさせよ」

優子が光子のジャケットを軽く引く。

「ありがと。ほら、こっちも」

光子は優子の前髪を指先で整え、眉ピッで気合いを合わせた。


小春がリントローラーを転がし、ソフィーアが「肩の線、OK」と親指。

さくらは透明絆創膏を差し出し、りりは「名札、曲がっとらん?」と最終チェック。


スマホが震える。

——『東京着いたよ』

差出人:美鈴。続けて優馬からも一行。

——『桜に負けん笑顔で来い』


三日しか離れていないのに、通知ひとつで故郷の温度が胸に満ちた。



エントランス。

自動ドアが開いた瞬間、美鈴と優馬の声が同時に飛ぶ。


「あんたたち、よう似合っとるやん!」

「今日の主役、二人やけん」


三日ぶりのハグは、思ったよりぎゅっと強かった。

美鈴は袖口を見て、「糸、ちょろっと出とる。縁起よし」と笑い、

優馬は例の詩人口調で「心拍は小走り、呼吸は鈍行で行け」と意味深に頷く。


「鈍行て言うな」と優子がツッコむ。

光子は笑いながら、胸の内で(鈍行くらいが、ちょうどよか)と繰り返した。



電車に乗る。

揺れに合わせて、二人と両親の靴がコトン、コトンと鳴った。


「東京、もう慣れた?」

「うん。“ただいま”って言える場所、増えよるよ」

「よかね。場所は変わっても家族は変わらんけん」

美鈴がそっと手提げからハンカチを出し、

「泣くのは最後の拍手のあとにしなさい」と目で合図する。


優馬は車窓を指差して、「道は線やなく面で覚えろ」と再び詩。

「今日くらい素直に“頑張れ”でよかやろ」と美鈴が即ツッコミ。

車内の空気が一段やわらいだ。



ホテルのロビーは、花の匂いと低いざわめき。

新入生の名札が並び、金のプレートが光を弾く。


「よし、行こっか」

光子が小さく言うと、優子が返した。

「前向き、前向き」


エスカレーターの途中で、優馬が背中に一言だけ置く。

「音は生活から生まれる。今日の足音も、もう音楽や」

美鈴は笑って、二人の肩をトントン。

「胸はって歩きんしゃい。堂々とね」


扉の前で深呼吸。

眉ピッ(オチやなく決意の合図)。

ノックの音が、式の始まりのカウントみたいに響いた。


——たった三日。

それでも、懐かしさが歩いてきてくれた朝。

二人はホテルの光の中へ踏み出した。

“ただいま”と“いってきます”が、同じ胸の場所で並んでいた。




入学式の開場は、花の匂いと拍手の予感でふくらんどった。

光子と優子は胸に名札、姿勢まっすぐ。扉の前で小さく眉ピッ——合図だけ交わして、一歩ずつ前へ。


司会「新入生代表——」

名前が呼ばれた瞬間、二人の「はい!」が澄んで響く。

声はまだ若か。けど、足取りは地面をしっかり掴んどる。


客席の美鈴は、両手を膝でぎゅっと合わせた。「まだ子どもっぽさも残っとる…けど、ちゃんと地に足つけて進みよるね」

隣の優馬が、相変わらず詩人めいた声でささやく。「笑いは灯り。あの子らは、それを持って歩いとる」

「今は普通に“えらい”でよか」と美鈴が小声でツッコミ、目尻を指で拭う。


宣誓の言葉。

光子「日々の暮らしから音とことばを拾い、」

優子「周りの人の笑顔に変えていきます」

客席のどこかで、「おお〜」と息が揃う。二人は深く礼をして、席へ戻った。


式が終わってロビー。

「お母さん!」駆け寄る二人を、美鈴はぎゅっと抱きしめた。

「よう頑張った。あんたたちが届けてきた笑いは、誰かの力になっとるけん。これからも一つずつでよか、ちゃんと自分の力で」

「任せんね」と光子。

「うちら、笑いと“ありがとう”持って歩くけん」と優子。


そこへ優馬が写真係の顔で登場。「はい並んで〜、未来行きの改札前の顔して〜」

「どんな顔よ」美鈴が笑いながら整える。「あ、名札ちょっと曲がっとる。縁起よし、直すけど」

「お父さん、指でレンズふかんで」「あ、ごめん」

小さなドタバタのあと、カシャ。

画面の中の二人は、まだ幼さを残しながらも、確かに前を向いとった。


帰り際、優子がぽつり。「ねぇ、お母さん。うちら、ちゃんと“場”に受け入れてもらえたっちゃね」

美鈴はうなずいて、二人の背を軽く押す。「そやん。これまでの笑顔と努力の分、今日の舞台はあんたたちのために明るかったとよ。その灯り、大事に繋いでいきんしゃい」


外は春の風。

スーツの袖口を揺らす風の中、二人は顔を見合わせてニヤリ。

「よし、まずはお昼——ご褒美にプリン」

「非常用のやつやろ?」

「今日は非常時」

美鈴と優馬の笑い声が追いかけてきた。


——晴れの舞台。幼さも頼もしさもいっしょに連れて、二人の“東京の春”が、ちゃんと始まった。




式後のロビー。記念撮影を終えてホッとしたところで、スマホが同時に震える。

美鈴と優馬、それぞれに正式通知が届いた。


美鈴「……え? うち、幼稚園の園長先生に就任決定やって!」

光子「お母さん、すごいやん!」

優子「園長先生やけん、プリンは職員室に避難ね?」

「非常用は非常時だけ!」と、美鈴は笑って肩をすくめる。


続いて優馬のスマホにも。

「……NPO法人みらいのたね・代表理事 就任——?」

優子「お父さん、肩書きいっちょん長い!」

光子「名刺、二段組やね」

優馬は照れくさそうに後頭部をかく。

「肩書きよりやることや。子どもたちの“次の一歩”に灯りを置いていくけん」


美鈴が二人の頬に手を添える。

「あんたたちも、今日ここから新しか道やろ? うちらも同じ。それぞれの場所で子どもたちと人の笑顔のために、ちゃんと歩くけん」

優馬「困ったら互いに呼ぶ。家族はいつも非常線たい」


光子「うちらも音で非常線張るけん」

優子「笑いも常備しとる」


ロビーのドアが開いて、春の風。

四人は顔を見合わせて、同時にうなずいた。


「ほんなら、みんなで前向き、前向き――行こか」


新入生の胸のリボンも、園長先生の新しい名札も、代表理事の通知も、

同じ光でかすかにきらめいた。

——家族それぞれの晴れ舞台が、同じ日に、同じ「おめでとう」で結ばれた。





入園初日ドタバタ記(博多南幼稚園)


正門のプレートに「にゅうえん しき」。

制服のリボンをむんずと握って、春介と春海がちょこちょこ歩く。

門のところで美鈴がしゃがみ、目線を合わせた。


美鈴(園長)「よか? 家ではおばあちゃんやけど、ここでは園長先生やけん」

春介「……えんしょう ちぇんちぇい?」

春海「えんちょー しゃま?」

美鈴「“せんせい”たい(笑)。え・ん・ちょ・う・せ・ん・せ・い」

春介「えんちょう、せんせい!」

春海「おねがい します!」(ぺこっ)


1時間目:くつばこ事件


先生「お名前は?」

春介「しゅんすけ!(名札ペタ)……さかさになった」

春海「はるみもー(左右の上靴を逆に履く)」

先生「あら可愛い。こっちがひだり、こっちがみぎね」

春介「みぎ、きょうは こっちにするけん」(自己申告)

美鈴(小声)「交渉が早か……」


朝の会:誘惑ウィンク誤発射


輪になって座ると、春介がいきなり立ち上がる。

春介「はじめましてー! みんな、おともだち!」

春海「これから よろしく きゅるん!(ハイパー誘惑ウィンク)」

教室──どよっ。

年長のお姉ちゃん「いま、きゅんてした!」

若い先生「(腹おさえ)これは効く……」


廊下の端で**美鈴(園長モード)**が手を合わせる。

美鈴「出力、半分にしんしゃい(目で合図)」

春海「はんぶん きゅるん!」

先生(助かった顔)「ありがとう、はんぶんでちょうどよか」


砂場:プリン避難庫(違)


春介「こうじげんば 開始!」

春海「すなぷりん つくる。これはひじょうよう」

先生「“非常用”は食べんとよ?」

春海「みせびらかす よう(得意顔)」


美鈴(園長)「よかねぇ、その見せびらかし用はみんなにあげる用に変換しよ」

春介・春海「はーい!」(砂プリン配給)


園内放送:園長、二役の術


美鈴マイク『えんちょうせんせいです。きょうのおひるは おいしいよ。いただきますは大きな声で』

春介「ばあ……じゃなか、えんちょうせんせい! おひる たのしみ!」

春海「えんちょうせんせい、きょう デザート ある?」

美鈴『ある(小声)……けど、ないって顔で来んしゃい』

先生「いや、そこ目配せのプロやめてください(笑)」


お昼:ブロッコリー外交


春海「ぶろっこりー、もりの ちっちゃい き」

春介「たべると つよい き」

となりの子「じゃ、ひとくち わけわけ」

春介・春海「はい、どーぞ!」

美鈴(心のメモ)「分配の才能、砂場から食卓へ」


午睡:寝相フラグ活動


毛布をかけたら3秒ですやぁ。

──5分後、ごろん(春介の足:先生の腕へ)

──7分後、ばいーん(春海のキック:春介のほっぺへ)

春介「ちーん(小声)」

先生「痛いけど嬉しいやつやね……(ほんのり頬ゆるむ)」


廊下で美鈴がそっと覗く。

美鈴「家では孫、ここでは園児。……どっちもうちの子」

胸の前で指を組み、園長の顔に戻る。


お迎えタイム:本日のハイライト


美鈴「きょうのよかったところ、一人ずつ」

春介「なまえ、さかさ でも いけた」

春海「はんぶん きゅるん、がまん できた」

先生「“わけわけ”が上手やったね。お友だちたすかったって言いよった」


美鈴(園長)「100点。明日もそのまま来んしゃい」

春介「えんちょうせんせい、また あした!」

春海「ばー……えんちょうせんせい、またね!」

美鈴「はい、またね。……家ではばあばで待っとるけん」


門を出る足取りは、ちょっとだけお兄ちゃん・お姉ちゃん。

でも角を曲がった途端、全力ダッシュ。


春介「みちゅこおねえちゃんに ほうこくー!」

春海「ゆーこおねえちゃんにも!」


博多南の空は高く、初日のドタバタは合格マークみたいにきらきらしていた。





入園初日・速報ライブ(博多→東京)


(夕方。美香のスマホでビデオ通話。画面に光子と優子が映る)


春介「みちゅこおねえちゃん! ほうこくあるー!」

春海「ゆーこおねえちゃん! きいてー!」


光子「はいはい、記者会見どうぞ」

優子「まず一問目。えんちょうせんせいは言えたとか?」


春介「えんしょう ちぇんちぇい!(どや)」

春海「えんちょー しゃま!(さらにどや)」

美香(後ろから小声)「“先生”やって言いよるやろ〜」

光子&優子「ぎゃはははは!」


春介「それからね、はんぶん きゅるん発射した!」

優子「出力調整できるようになっとる!」

春海「すなぷりんも、わけわけした!」

光子「分配の才能きた!」


春介「おひる、ぶろっこりー たべた」

春海「ちーんもした(小声)」

優子「寝相の必殺技は封印できんかったか〜」

光子「先生の頬に“愛の通知”入ったね(笑)」



優子「これ、みんなにも報告してよか?」

春介・春海「するーー!」


(そのまま寮ラウンジのグルチャに接続。さくら/りり/あかね/小春/ソフィーアほかが画面に集合)


さくら「速報キター!」

りり「本日の“ちび記者会見”だがね」

あかね「はい現場!」


3分報告ショー(進行:春介・春海)


春介「だい1ぶ:えんちょうせんせい じけん」

春海「しょう:なまえが ながい」

全員「(笑)」


春介「だい2ぶ:はんぶん きゅるん」

(片目をそっと閉じる)

春海「出力 50% せいこう」

ソフィーア「Good! セーフティモード搭載!」


春海「だい3ぶ:すなぷりん ぶんぱい」

春介「ひじょうよう → みんなの よう に へんかん!」

りり「名キャッチコピー!」


春介「だい4ぶ:ねぞう ちーん」

春海「先生、ちょっと にこにこ」

あかね「被害者も笑顔の平和事件(笑)」


(さくらが拍手)「ナイス報告!」



光子「まとめ入ります。入園初日:合格!」

優子「明日は“きゅるん45%”で行こか。安全第一」

春海「はい!」

春介「わけわけ も する!」


小春「先生たち、もうメロメロだべさ」

ソフィーア「字幕:Kindergarten: Laughs Deployed Safely.」


本日の“寮議事録”

•議題:ちび記者・入園レポ

•成果:

•えんちょうせんせい問題 → 発音7割達成

•誘惑ウィンク → 出力50%で良好

•砂プリン → 分配に成功

•寝相 → 被害:先生のほほ1(微笑み付き)

•次回方針:

•きゅるん45%、笑顔120%

•“ありがとう”先出し運用


美香「二人とも、よう頑張ったね。明日もその調子」

光子「報告芸、毎日でも歓迎!」

優子「議事録係は任せて」


春介「また あした ほうこく するー!」

春海「みんな ありがと」


(通話終了。ラウンジにふわっと笑いが残る)


さくら「今日の癒やし完了」

りり「腹筋のストレッチ完了」

あかね「明日の出力調整、要モニタリングやな」

ソフィーア「保存完了。タイトル『はんぶんきゅるん初日』」


——こうして初日のドタバタは、**家族と寮全員の“おめでとう”**で締めくくられた。




事件名:はんぶんきゅるんのはずが——200%誤射


朝。博多南幼稚園の門。

昨日より背筋がすこし伸びた春介と春海が、**美鈴(園長)**に手を振る。


美鈴「きょうも**出力は45%**やけん。安全第一よ」

春介「45!(指で4と5)」

春海「よんじゅう…ご!(どや顔)」


——の、つもりが。



朝の会:200%誤射(原因不明)


先生が「おはようございます」を言い終えた瞬間、

春介がピョンと前に出る。

春介「きょうも よろしく おねがいします!」

春海「みんな なかよし きゅるんっ!」


——パァァァァ!!(目に見えない何かが広がる音)


春介:ハイパー誘惑ウィンク×2

春海:極上投げキッス×2(回転つき)


教室がスローモーションに入った。

•年長さんのお姉ちゃん:**ハートの目(比喩)**でそっと手を振る

•年中くん:両手でキャッチのポーズ「いま うけとった!」

•せんせい(若手):笑いすぎてしゃがみこむ

•用務員さん:モップをマイクにして謎の合いの手


廊下の角から美鈴が超速歩き。

美鈴「しゅ、出力——戻しんしゃい!」

春海「ご…ごめん、ボタン つよく おした!」

春介「200 なった!(なぜか誇らしい)」


美鈴「そこ最大値やけん!(ひそ声ツッコミ)」



連鎖ドタバタ

•ピアノの自動演奏が勝手に明るい曲へ(偶然の肘)

•お当番表が風でめくれて全員お当番(混乱)

•絵本『やさしいことば』が見開きドンで展示(なぜかテーマだけ合ってる)


先生「いったん深呼吸ーー!」

子どもたち「すー……はー……(素直)」


美鈴(園長モード)「はい、校内アナウンス行きます」

(スイッチ、カチッ)


美鈴(放送)『本日のきゅるん指数、平常より高め。

みなさん、にこにこ半分、手はおひざでお願いします』

教室「はーい!」

若手先生(小声)「園長、きゅるん指数って新設されたと?」

美鈴(小声)「今、つくった」



休み時間:回収と分配


春介「200%、ごめん」

春海「きょうは 45% に もどす」

年長さん「あしたは 60% が ちょうどよさそう」

先生「PDCA回しよる…(感心)」


砂場では、200%の余波で人気者になった二人が、

**“わけわけルール”**で砂道具を分配。


春介「いっこ とって まわして ありがとう」

春海「つぎ あのこ に」

先生「配給のプロやん」



お昼前:再発防止カンファレンス(3歳版)


丸テーブルに、色鉛筆と紙。

美鈴「スイッチの絵を描こうか。45%はにこにこ、200%はびっくりマーク」

春介・春海「はーい」

•45%:にこにこマーク+OK

•60%:にこにこ+星ひとつ(誕生日や行事の日)

•200%:びっくり3つ+使用禁止(非常時のみ、※非常時が来ないで)


美鈴「園長先生と“合図”してから使う。勝手に押さない」

春介「はい!」

春海「あいず だいじ」



帰りの会:本日のまとめ


先生「きょうのよかったこと言える人?」

春介「ごめんなさい と ありがとう 言えた」

春海「わけわけ した」

年長さん「きゅるんは すこしで よく きく」

先生「名言でました」


美鈴(園長)「200%は“気持ちだけ”にしとこうね。

にこにこは半分、優しさは満タンで」


子どもたち「はーい!」



家族&寮グルチャ速報


優子「本日の指数:きゅるん200%誤射」

光子「被害:全員にこにこ(良性)/若手先生:腹筋」

美香「反省:スイッチ管理/対策:合図プロトコル」

アキラ「編集タイトル:『きゅるんは少量で効く』」

優馬「詩:灯りは薄くても照る。笑いは半分で満ちる」


春介「あしたは 45!」

春海「60 は きねんび」(※誕生日専用)


美鈴「よか。明日も“にこ半分・優しさ満タン”で行こ」


——二日目のドタバタは、笑顔の安全設計まで作り上げた。

“きゅるん指数”が、幼稚園の新しい天気予報になった日。





速報:きゅるん200%誤射、家族会議


(夜。美香のスマホでビデオ通話。画面に光子・優子)


春介「みちゅこおねえちゃん! きょう200ぱーせんとで、きゅるんした!」

春海「なげキッスも2かい! せんせい、しゃがんだ!」


光子「あんたら何やってんの!(爆笑)」

優子「ばあちゃん——いや園長先生の話、幼稚園でちゃんと聞いとる?」


春介「きいとる! まずあいずしてから45%!」

春海「60%は きねんびって きめた!」


光子「よし、規約は把握しとるとね(笑)」

優子「200%は非常時だけって誰が非常事態やと〜!」(さらに爆笑)


背後から美香が顔を出す。

美香「もうね、二日目からいろいろやらかしてくれるけん、こっちの腹筋が持たんとよ〜」

光子「整骨院送り量産する気やん」

優子「きゅるん指数の社内通達まわしとって」


春海「きゅるん きょうは おやすみ」

春介「あしたは 45!」


光子「合格。ついでに“ありがとう先出し運用”も継続で」

優子「じゃ締めるよ。本日の議事録——

1.200%誤射→全員にこにこ(良性被害)

2.スイッチ運用:合図→45%、記念日60%、200%凍結

3.ばあちゃん…じゃなく園長先生の話は“即実行”」


美香「はい満点。ほら二人、園長先生に敬礼」

春介・春海「けいれーい!」


通話が切れたあと、光子と優子は顔を見合わせてクスクス。

光子「……東京も博多も、笑いの気圧は同じやね」

優子「きゅるんは半分で満タン——今日の名言や」




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