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三姉妹爆笑交響曲 — 大学生篇から陽翔&結音誕生まで  作者: リンダ


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39/150

2041年春

たんぽぽ・スプリングセッション(2041/音大2年)


中庭の芝生。桜の花びらがまだ少し残る朝、

講義前の光子と優子が、並んで咲く二輪の黄色に足を止めた。

片方は西洋たんぽぽ、もう片方は日本たんぽぽ。


光子「今年もダブル主演やねぇ。」

優子「2年生もダブル主演でいこか。…はい、即興スタート!」


(くるりと向き合って一礼)


光子(西洋たんぽぽ)「ボンジュ〜ル。世界基準の根張り力でキャンパス席巻中ざます〜。」

優子(日本たんぽぽ)「席巻とか言わんで!地味にローカル守っとる側の身にもなりんしゃい!」

光子「インターナショナルとローカルのハーモニー…つまりデュオ。」

優子「なら音合わせせな!勝手に転調すんな!」

光子「転調じゃなくて環境適応ざます〜。」

優子「横文字多いとって許されんけん!」


まわりにいた新入生がくすくす笑う。スマホが上がる。

「先輩ら、ほんとにやるんや…!」という囁き。

鐘が鳴っても、二人は“オチ”まできっちり決める。


光子「結論――どっちも同じ地球に根付いとる。」

優子「ほら、今日も笑いの綿毛飛ばしていこ。」


ぱちぱち、と自然に拍手が起きた。



休み時間:進路ノートの余白


優子「2年生って、基礎ガッツリ+実践増量やね。」

光子「歌・リズム・ギャグ、三拍子そろった“間”の研究続けよ。」

優子「“間”って、メトロノームより風向き見る感じよね。」

光子「今日の風:西洋たんぽぽ微有利。」

優子「判定早いって!」


ノートの余白に、次のライブ用メモが増えていく。

『曲間ミニコント:たんぽぽ国際会議・第2楽章』『ラストは大合唱→C-Dimで落として笑いの吸気』



夕方スタジオ:新曲「芽吹きのはく


ピアノ:小春が柔らかい分数コードを鳴らす。

ギター:奏太が春の光みたいなハイポジで返す。

ベース:光子が地面の脈動みたいに“根”を敷き、

ドラム:優子が呼吸みたいなブラシで拍をふくらませる。


光子「Bメロ、息を吸う“間”で観客の笑顔を吸い込みたい。」

優子「んでサビの頭で“ぱっ”て咲かせる。花粉じゃなくて歓声のやつ。」

小春「タイトルは**『芽吹きの拍』**でどう?」

一斉に親指が上がった。



夜道:ふたりのリスタート


帰りの並木道。

光子「2年目の目標、書いとこ。」

優子「よし、四本柱で。」

•声楽の基礎を“笑いの間”で拡張

•ミニコント×室内楽の実験公演

•SNSショート“たんぽぽシリーズ”海外字幕版

•家族行事最優先(春介&春海の成長記録は全力保存)


優子「最後だけ私生活ガチ。」

光子「ここが根っこたい。」


春風が前髪を揺らす。

ふたりはハイタッチして、同時に笑った。


優子「――根、伸びよる。」

光子「花、咲かせよ。」


2年目の春。音と笑いの根は、また少し深くなった。





速度オーバー注意報!〜光子と優子の交通安全コント〜』


春の風がやさしく街路樹を揺らす。音大の講義を終えた光子と優子は、キャンパス近くの坂道を歩いていた。

ふと、目の前に立つ青い丸い標識が目に入る。


「なぁ優子、あれ見てみ。制限速度40やって」

「ほんとやね〜。でもさ、これ、なんで40なんやろ?39とか41とかじゃダメなんかね?」


光子はしばし考えたあと、ニヤリと笑った。

「……ギャグの匂いがするで」

「やっぱり?」

二人の間にいつもの“ネタ電波”が走る。次の瞬間、二人の世界は“即席コント会場”へと変わった。


───


【コント:速度標識とスピード出しすぎの車】

光子(標識役・直立不動):「はい、そこの車!止まりなさい!制限速度オーバーです!」


優子(ドライバー役・サングラス着用):「すんませ〜ん!でもうち、ちょっと急いどるっちゃ!ライブの開演時間ギリギリで!」


光子:「何キロ出しとったと?!」


優子:「たぶん……70?」

光子:「は?40って書いとるの見えんやったん?!」


優子:「見えとったけど、数字のフォントがかわいかったけん、つい見とれて……」

光子:「見惚れるなや!!」

(観客=通行人役の学生たち:爆笑)


優子:「でも標識さん、うちの心のスピードは常に120km/hやけん!」

光子:「心までオーバースピードか!!免停じゃ免停!!」

(その瞬間、通りがかった自転車が急ブレーキ)


自転車の男子学生:「わ、わ、危ない危ない……!」

優子:「お兄さん、ブレーキ効いとるね〜!うちの彼氏も見習わせたいわ〜!」

光子:「どんな彼氏なんよ!?ギア入れっぱなしなんかい!」

(観客:ドッカーン!!)


───


光子と優子は顔を見合わせ、声をそろえて締めに入る。


「速度は守って、笑いは飛ばせ!」

「スピード違反より、笑い違反に気をつけようね〜!」


観客の学生たちが拍手喝采。中にはスマホで撮影してSNSに上げている者までいた。


投稿のタイトルは「#音大の漫才師双子」「#笑いで交通安全」

わずか数時間でトレンド入りを果たした。



エンディング・コメント(ナレーション調)


春の風よりも速く笑いを届ける双子、光子と優子。

音楽でも、ギャグでも、テンポを守るリズム感は天下一品。

今日も彼女たちの笑いは、制限速度を軽々と突破していく——。






夕方NIPPON「笑顔で守る交通安全」特集


— 音大の双子、バズった“速度標識コント”の正体 —


(オープニングBGM。テロップ:〈SNSで拡散!#音大の漫才師双子〉〈#笑いで交通安全〉)


アナウンサー(スタジオ)

「今日の“笑顔特集”は、福岡の音大で話題の双子。『速度標識とスピード出しすぎ車』というコントで、交通安全を楽しく呼びかけています。再生数は公開24時間で120万回。現場に行ってきました。」


(VTR:音大キャンパス。中庭に青い速度標識の看板。学生たちが集まっている)


レポーター(ナレーション)

「ここがバズりの現場。授業の合間、ふと見えた“40キロ”の標識から即興が始まりました。」


(再現映像:前日撮影のミニコント。笑いと拍手)


学生A

「テンポが神。音大だから“間”の取り方がうますぎる。」

学生B

「笑いながら“速度守ろ”って自然に思えた。説教より刺さる!」


(テロップ:〈拡散の理由①テンポの良さ ②説教しない ③日常の風景が舞台〉)



インタビュー:光子&優子(音大2年)


光子

「“速度は守って、笑いは飛ばせ”って、覚えやすい合言葉にしたくて。」

優子

「標識もドライバーも悪役にせんで、みんなで“間違いを笑って直す”感じにしたかったとです。」


(Bロール:二人がノートに“ネタ設計図”を書く。小節線みたいにビートで区切られた“オチ位置”のメモ)


レポーター

「やはり“音楽のリズム感”が、笑いのリズムにも?」


光子

「同じ“拍”です。笑いも音楽も、最初の一音(ひと笑い)をどこに置くかで伝わりが変わるけん。」

優子

「スネアを早く叩きすぎんのと同じで、“オチ”も早すぎは禁物っちゃん。」


(テロップ:〈音×笑=タイム感が鍵〉)



交通安全の現場から


(VTR:県警 交通企画課・会議室)


県警担当者

「若年層の速度超過が問題。双子さんの動画は“笑ってシェア”が起きる。公式啓発に一緒に取り組みたいです。」


(モック映像:コラボ案〈標識コント+速度計アニメ〉〈ライブ後に“速度守る宣言”コール〉)



小学校の授業にも


(VTR:みらいのたね×地域小学校 特別授業)


教員

「“怒られない安全教育”は初めて。子どもたちが自分から標識を探すようになりました。」


小学生

「40って書いとったら40!“心は120”はナシ〜!」(クラス爆笑)


(テロップ:〈標識さがしゲーム/帰り道チェックシート〉)



スタジオ・トーク


アナウンサー

「叱るより笑う。けれどメッセージはぶれない。これが拡散の理由ですね。」


コメンテーター(交通心理学)

「笑いは防衛反応を下げ、メッセージ受容を高めます。自発的な行動変容につながりやすい。」



ラスト:双子からの“生コール”


(中継:音大スタジオ。小春・奏太が軽く伴奏)


光子&優子(手拍子のリズムで)

「右見て、左見て、心の速度も確認よ〜!」

「速度は守って、笑いは飛ばせ! よろしくね〜!」


(テロップ:〈#速度は守って笑いは飛ばせ〉〈#笑いで交通安全チャレンジ〉

視聴者参加:標識と自分の“安全宣言”動画を投稿)



エンディング・ナレーション


「春風より速く拡がる、ふたりの笑い。

その“はく”は、今日もどこかの交差点で、ひとりの足をそっと止めている。」


(フェードアウト)




寮暮らし開幕!— 東京・音大ツインズの静音(?)ライフ


都内・環状線の駅から徒歩7分。築浅の音大専用寮。

オートロック、門限23:00、共用スタジオ、食堂は朝夕バイキング。

光子と優子は同フロア別室(※双子でもルームシェア不可の規定)、部屋は防音簡易仕様+共用の本格防音室あり。


朝:メトロノームと炊飯器のポリリズム


寮の廊下に、いくつものメトロノームの「カチ…カチ…」。

光子の部屋からは低い発声エクササイズ、優子の部屋からはスティック練のタップ。

「隣室から炊飯器の“ピッ!”…これ、BPM120で鳴っとるね」

「合わせてウォームアップしたら、朝から米のテンポに支配されるやん!」


食堂:朝から合唱体質


食堂は7:00開場。みそ汁トングの列が自然とハモる。

「いただきます(長三度上)」

「いただきます(完全五度下)」

管理人の山下さん(合唱OB)が笑って小声で「朝は静かにね〜(でも和音はキレイ)」。


共用スタジオ:静音ルール vs. 打楽器民


夕方、共用スタジオの予約表。

18:00〜19:00〈光子:ベース基礎〉

19:00〜20:00〈優子:スネア基礎〉

貼り紙「19:30〜20:00は“静音タイム”につき大音量不可」。

優子「静音タイムにスネアって、試合開始前に退場言われる感じやん…」

光子「消音パッドで“無音のグルーヴ”鍛えようや。心拍で叩くっちゃ。」


(ここでミニ・コント)


優子(管理掲示板役)「本日19:30から静音です!」

光子(ドラマー役)「了解!心の中でリムショットいきます!」

優子「やかましい“心音”もアウトやけん!」

光子「心までミュートできんばい!」

廊下の先輩たち:クスクス→拍手小さめ(静音順守)。


ランドリー:洗濯機セッション


コインランドリーの回転音が16分で回る錯覚。

優子「遠心分離BPM=脱水RMP×拍感換算…これは踊れる」

光子「回しすぎるとTシャツがシャッフルするけん要注意」


ついでに新作ギャグTシャツの在庫補充を段ボールから出す。

同フロアの声楽専攻・紗奈(福岡高校の後輩)が見て目を輝かす。

「先輩、寮祭で“寮内限定ライブ”やりましょ。標識コントの“消灯版”も!」

「“速度は守って、笑いは小声で飛ばせ”やね」

「標識、今度は“消灯22:00”で作ろ!」


夜:門限前のラストテイク


22:10、共用ラウンジの窓辺。

小春がピアノの打鍵角だけを指先でシミュレート、奏太はヘッドホンでコード進行を確認。

光子「新曲『芽吹きの拍』、寮の静けさで逆に輪郭見えたね」

優子「音量しぼると、間がでかく見える。これ、ライブの“息継ぎ”決まるばい」


門限コールが流れる。

「ただいまより施錠します」

二人は軽くハイタッチして解散。

廊下に、ほのかな柔軟剤の匂いと、どこかの部屋の微かなスケール練習。

東京の夜は、静かに、でも確実にリズムを刻んでいる。





夕方笑顔NIPPON「静かにバズる!音大寮から“笑いで安全”発信」


— 東京・音大ツインズの“消灯標識コント”が話題 —


(OPジングル/テロップ:〈#音大ツインズ〉〈#笑いで交通安全〉〈#消灯は守って笑いは小声で〉)


アナウンサー(スタジオ)

「SNSで大人気の“速度標識コント”を生んだ双子が、今度は東京の音大学生寮から“静音版コント”を発信。静かなのに、なぜか笑いは大きく届く——その秘密に迫ります。」



VTR:東京・音大学生寮にて


(外観/夕焼け/門限表示「23:00」/掲示板に“消灯22:00・静音タイム19:30–20:00”)


レポーター(ナレーション)

「ここは都内の音大専用寮。ルールは“静音”。でも——笑いのアイデアは、毎晩ここで生まれます。」


(共用ラウンジ:ミニ撮影。段ボールからギャグTシャツ、手書き標識「消灯22:00」)


寮管理人・山下さん(合唱OB)

「朝は“静かにハモる”、夜は“笑いは小声で”。この子たちは“音のマナー”で笑いを作るのが上手いんですよ。」



再現:新作「消灯標識コント(寮祭・静音版)」


光子(標識役・小声)

「(囁き)22時以降は消灯です……あなたの声、今“フォルテ”です……」

優子(住人役・小声)

「(囁き)す、すみません……心のテンションがフォルティッシモで……!」

光子

「心の音量、ミュートでお願いします……」

優子

「心まで?!……(手で口をふさぎ“無言のツッコミ”)」

(客席=寮生:肩を震わせて無音拍手)


テロップ:〈静音でも伝わる“間”〉〈説教しない安全マナー〉



インタビュー:光子&優子(音大2年/寮生)


光子

「速度標識の次は“消灯標識”。どっちも“守ると誰かが安心できる合図”です。」

優子

「音楽も生活も“”が大事。静かにする時間があるから、響く時間が映えるっちゃん。」


(Bロール:ノートに“間=吸気”“オチ=着地”“音量<伝達”のメモ)



連携:学校・警察・地域


県警・交通企画課(オンライン取材)

「“速度は守って、笑いは飛ばせ”の合言葉を、学校の安全教室で使います。静音版は寮・病院・劇場のマナー啓発にも応用可能。」


近隣保育園・園長

「“小声コント”に子どもたちが前のめり。帰り道の“右見て左見て”が歌になりました。」


大学教員(指揮法)

「休符=沈黙の価値を笑いで体感できる。演奏力にも効いています。」



SNSの反響(モザイク付きコメント)

•「消灯標識コントでルームメイトと笑いこらえ地獄w #寮あるある」

•「説教ゼロで刺さる。静音の“間”が気持ちいい」

•「安全×マナー×笑い、音大ツインズ天才」



スタジオ解説:交通心理×音響


コメンテーター(交通心理学)

「“叱責”より“ユーモア”が防衛反応を下げ、受容が高まります。小声は注意資源を集中させ、“間”が記憶定着を助ける。」


アナウンサー

「静けさがメッセージを増幅する、ということですね。」



中継:寮ラウンジから“生・安全コール”


(伴奏:小春が無音ピアノ=鍵盤タッチだけ/奏太がエア・ストローク)


光子&優子(囁き+手拍子)

「右見て、左見て、心の速度も——確認よ。」

「速度は守って、笑いは小声で飛ばせ!」


(テロップ:〈#笑いで交通安全〉〈#消灯は守って笑いは小声で〉

視聴者参加:自宅・学校・職場の“静音マナー宣言”動画を募集)



エンディング・ナレーション


「音を学ぶ街の、小さな沈黙。

その“休符”に、ふたりは今日も笑顔のはくを置いていく。」


(エンディングBGM/提供クレジット/フェードアウト)




コント台本『現代に降臨!ベートーヴェン vs. ヴィヴァルディ』


舞台:東京・音大学生寮の共用ラウンジ(静音タイム前)

登場:

•光子(MC/ベース担当・ツッコミ)

•優子(MC/ドラム担当・ボケ)

•ベートーヴェン(以下:ベトさん)※現代服+指揮棒

•ヴィヴァルディ(以下:ヴィヴァ)※赤髪風ウィッグ+バロック風カーデ



①オープニング


光子(小声MC):「本日の静音コントは特別ゲスト、音楽史レジェンドがまさかのご来寮——」


(ドン! と重厚な和音。ベトさん登場)


ベトさん:「タタタターン!(※小声で)…静音やった、失礼。」


(軽やかなヴァイオリン即興。ヴィヴァ登場)


ヴィヴァ:「春のそよ風〜♪(※小声スラー)」


優子:「え、ほんとに来た!レジェンド二大巨匠!時空どうなっとーと!」


光子:「とりあえず…記念に“喧嘩”してもらいましょう(ニッコリ)。」



②主張合戦:テンポとビート


ヴィヴァ(指で4分=♩=120を刻む):「音楽は“気品と循環”。わたしの《四季》は自然のビデオブログ!」


ベトさん(拳でモチーフ打つ):「違う。音楽は“運命にノックする力”。タタタターンは通知音にも耐える設計だ!」


優子(スマホの通知音が“運命”):(ピロン♪)「うわ、ほんとに合う。」


ヴィヴァ:「あなた、全楽章が“圧”すぎ。春はもっと呼吸してよ。」


ベトさん:「君こそ三和音で健やかすぎ。たまには減七で胃にパンチを。」


光子「音大生の胃袋にまで干渉せんで!」



③現代ツール論争:メトロノーム vs. クリック


ヴィヴァ(木製メトロノームを撫でる):「テンポは、“体のゆらぎ”。メトロノームは壁紙。」


ベトさん(イヤモニ装着):「クリックは運命共同体。遅れは罪、走りは事故。」


優子:「ドラマーに刺さるワードやめて。」


光子:「じゃ、実験。クリックOFFで春の冒頭、どうぞ。」


(ヴィヴァ、自由なラバートで数小節。春風が見える美しさ)


優子(感動):「わ…空気が揺れた。」


光子:「次、クリックONで“運命”冒頭、どうぞ。」


(ベトさん、イヤモニに合わせ超精密“タタタターン”)


寮生たち:小声で「おぉ…」(和音のようなため息)



④時代ギャップ:配信と著作権


ヴィヴァ:「現代は“ストリーミング”。再生数で春が巡るって素敵ね。」


ベトさん:「だが“倍速再生”はやめろ。タタタターンが“タタタタ”になる。」


優子:「わかる、倍速は呼吸が死ぬ。」


光子:「じゃあ“要約版運命”は?」

ベトさん:「要約できるか!要約に抵抗するための展開部だ!」


ヴィヴァ:「私は“春プレイリスト”に、鳥の声も混ぜたい。AIで重ねるのはあり?」


ベトさん(少し考え):「AIは道具。心の推敲をサボらなければ、共演可。」



⑤決着:ビートで語れ(静音版バトル)


光子:「両者、無音パーカッションで勝負。優子、ひざ&指パーカスで拍を出すばい。」


(優子:太もも・指・胸トントン=body percussionのpp版。BPM=76)


ヴィヴァ(それに乗って):「春の主題を“ハミングだけ”で…」(小声ハミング+指揮の身振りで旋律が見える)


ベトさん(同じビートに):「モチーフだけで緊張→解放を描く。」(口パクで「タタタターン」、指揮のジェスチャで和声進行を“示唆”)


寮客席:肩を震わせながら無音拍手。


優子(判定):「……引き分け!ジャンル違ってもと推進力は同じ!」


光子まとめ:「結論:自然の呼吸ヴィヴァ×運命の推進ベト=今のわたしたちの音楽。」



⑥エンディング:和解の即興メドレー(超静音)

•優子:膝トントンでI–V–vi–IVのループをppで刻む

•光子:喉で**ボイスベース(mm)**うっすら

•ヴィヴァ:春のモチーフをハミング(分散和音で“空気”に投げる)

•ベトさん:“運命”モチーフを オフビート に配置、二人の間を接着


(4人、最後はスッと“休符”で終える)


寮アナウンス「22:00になりました。消灯です。」


全員(囁き):

「速度は守って、笑いは小声で飛ばせ。」

「そして——音楽は、呼吸と推進でできとる。」


(暗転・小さな拍手)



付録:一言ボケ集(差し替え用)

•ベトさん「展開部は人生の迷子コーナー—でも迷子から名曲が生まれる」

•ヴィヴァ「循環低音は地球の自転—止めたら朝が来ない」

•優子「倍速再生やめよ?“愛”だけ早回ししたら失敗する」

•光子「“間”は沈黙じゃなく次の音を美味しくする準備時間」





爆笑ギャグコント


『降臨!ベートーヴェン vs. ヴィヴァルディ 〜運命と四季が殴り合う夜〜』


舞台:音大フェス特設ステージ(照明ド派手、音量デカめ許可済み)

登場:

•光子(ツッコミMC/ベース)

•優子(ボケMC/ドラム)

•ベートーヴェン(以下ベト)…革ジャン・指揮棒・爆音担当

•ヴィヴァルディ(以下ヴィヴァ)…赤ウィッグ・金刺繍コート・超絶バロック担当

•サポート:小春(Key)、奏太(Gt)



①オープニング(ド派手入場)


(爆音SE「タタタターーン!」→火柱ドン!ベトがドヤ顔で登場)


ベト「運命は扉を叩く!ドアモニター越しでも叩く!宅配便でも叩く!!」


(軽快なバイオリン・ランが鳴り、紙吹雪ブワッ→ヴィヴァがターン)


ヴィヴァ「春風のDMで〜す♡ 既読スルーは許しません♪」


優子「DMで四季送ってくんな!ギガ死ぬやろ!」


光子「今日のテーマはズバリ!**“どっちが今の観客を一番アゲるか”**勝負!」


観客「ウォーー!!」



②第一ラウンド:テーマ曲ド派手対決


光子「まずは一発芸!“自分の代表曲を10秒でアゲアゲ化”!」


ベト(10秒版『運命』)


ベト「タタタターン!(ドロップ前)…タタタターン!(ドーン!)」

優子(ドラム全開)「ハイ!ハイ!ハイ!」

観客「フォー!!」


ヴィヴァ(10秒版『春』)


ヴィヴァ「チャチャララー♪(EDMキック)チャラララ〜♪(ピロピロ)春だよ全員立てぇっ!」

小春(Key)「ピロピロアルペジオ—!」

観客「キャー!!」


光子「勝者…両者アホほどアガっとるのでドロー!!」



③第二ラウンド:時事ネタ早打ちロースト


優子「現代常識バトル!速攻ツッコミで笑わせた方が勝ち!」

•ヴィヴァ「最近の倍速再生ってなに?春が“猛ダッシュ”やん!」

光子「“早咲き”やね!」

ベト「倍速で運命聴くな!“タタタタ”で人生が早送りだ!」

•ベト「サブスクって作曲家に優しい?」

ヴィヴァ「“さぶい”より“スキ♡”の方を多めにくれ!」

優子「コメ欄『尊い』で心は満たされるスタイル!」

•ヴィヴァ「AI作曲どう思う?」

ベト「AIが“タタタターン”と言うなら、私は“タタタターン!”で被せる!」

光子「力技すな!」


観客:拍手&口笛!



④第三ラウンド:メトロノームVSクリック爆音論争


(巨大メトロノーム登場。反対側にクリック(電子音)巨大スピーカー)


ヴィヴァ「テンポは身体で感じるの!」(メトロノームをヒップで小突く)

ベト「クリックは宇宙の心拍!」(イヤモニ装着→無慈悲に4拍カウント)


優子「じゃ実験!メトロノーム×春!」


(テンポちょい揺れの“春”をバンドで爆音アレンジ。客の手拍子が自然にうねる)


光子「ほれ見んしゃい、“揺れ”が客の体温上げとる!」


優子「次!クリック×運命!」


(クリックにドンピシャで“運命”ドロップ。ストロボとCO2噴射!)


観客「うぉおおおお!!!」


光子「結論:揺れ=踊れる、ドンピシャ=跳べる。両方最高。」



⑤第四ラウンド:ジャンル変換バトル(即興)


光子「“お題ジャンル”を即座に自曲にブチ込め!変換王決定戦!」


お題1:レゲトン


ヴィヴァ「春 in レゲトン!」

(“春”主題をレゲトンのドンドコに乗せる)

優子「春が腰振ってるやん!」


お題2:メタル


ベト「運命 in メタル!!」

(ダウンチューニングのリフで“タタタターン”→ヘドバン大発生)

奏太「はい、首もってけ〜!」


お題3:昭和歌謡


ヴィヴァ「春 in 昭和歌謡♡(ウィンク)」

ベト「運命 in 演歌…“タタタターン(こぶし)”」

観客「腹筋ヤラれたwww」



⑥最終ラウンド:お客巻き込み“運命 × 四季”合体メドレー


光子「ラストは合体メドレー!掛け声いくよー!」

•イントロ:優子のドラム・ロール→ベト“タタタターン”

•直後にヴィヴァ“春”主題が上から被さる

•小春がコードで橋渡し、奏太がギターで“運命”モチーフをシンコペート

•サビ:「タタタターン!」→「チャラララー♪」の交互撃ち→最終同時鳴らし!


優子「右側、運命!」

観客右「タタタターン!」

光子「左側、春!」

観客左「チャラララー♪」

全員「せーの!タラララ・タタタターン!!」(爆音フィニッシュ/銀テ発射)



⑦エンディング(結果発表)


光子「勝者は――会場全員!!(ドーン)」


ベト「音量は魂のボリュームだ!」

ヴィヴァ「メロディは心のカラフルだわ!」


優子「運命×四季=今を生きるダンスってことで、よかやろ?」

観客「よかーー!!」


(記念撮影→サインボール投げ→退場SE“タタタターン×春”マッシュアップ)



アフター小ネタ(MCタイムにどうぞ)

•ベト「展開部長すぎ問題?人生の迷子は長編が似合うのだ!」

•ヴィヴァ「循環低音は地球の自転。眠い講義でも回っとる♪」

•優子「倍速は愛が薄まるけんNG!」

•光子「“間”は沈黙じゃない、爆笑の助走や!」







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