ウクライナでの悲劇〜ソフィーアの祖父母〜
短編パイロット「帰る場所/届ける声」
寮ラウンジ。夕方の光が床に細長く落ちて、ピアノの上にスマホが震えた。
ソフィーアが受ける。ウクライナからだ。
「……バーバ? ——うん、聞こえるよ」
次の沈黙で、空気の温度が一段さがった。
「地雷。郊外の畑道で。じいじは脚を、ばーばは腕を。今は手術のあとで安定……でも」
言葉が、喉の手前でつかえる。
光子は椅子を一脚、彼女のとなりに引いた。
「ソフィーア、ここ座って。深呼吸、いっこ」
優子はタオルを差し出して、小さくうなずく。「事実だけ、順番に言ってみよう」
三人は、テーブルの上にメモを置いた。
1.誰が/どこで/今の容体
2.帰国の可否(大使館・安全情報)
3.いま自分たちにできること
ソフィーアは息を整え、震えの残る声で書いていく。
「キーウ近郊。手術は成功。“帰ってこい”って母は言う。でも道が……わからない」
光子「帰るって、空港に行くことだけやなかよ。声を届ける帰り道もある」
優子「まず安全。それが一番。焦らんでよか。二択に見えるけど二択やないけん」
その夜、小さな作戦会議が始まった。
•小春:大使館・航空会社・避難情報の窓口整理
•梢:ウクライナ語/日本語の連絡文面を下書き
•真奈:医療物資とリハビリ支援のNGOリストアップ
•ひより:合唱の子たちに声かけ。祈りのコーラスの段取り
•光子&優子:募金と配信ライブの準備(曲目選定/MC原稿)
「Hope has a routine.(希望には手順がある)」
誰かが黒板に書いた言葉が、今夜は本当に手順に見えた。
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中庭ステージ——“ただいま”の灯
寮の中庭。紙コップのキャンドルが丸く並び、夜風に揺れる。
オープニングで優子が言う。「息は底に、言葉は前に。遠くにいる家族に、今ここから“ただいま”を送ろう」
1曲目は、ソフィーアが子どもの頃に聴いた子守歌。
光子の低いチューバが地面の下から支え、優子の声がふわりと重なる。
サビ前、ソフィーアが囁くように言った。
「Я вдома(ヤ・ヴドーマ)——“ただいま”」
客席から静かな息。
「Ласкаво просимо додому(ラスカーヴォ・プロシモ・ドードーム)——“おかえり”」
ひより率いるコーラスが、柔らかく応えた。
配信の画面には、ニュージーランドのライアン、カナダのソフィー、LAのキャサリンの小窓。
〈ここから医療用具の窓口、繋ぐよ〉
〈メンタルケアの言葉カード、英語版送る〉
〈募金のリンク、今広めるね〉
世界の小さな四角い窓が、ひとつの家の窓に見えた。
MCで優子が笑いを一粒。
「緊張しとるときは眉ピッ45%。これがうちらの合図。いま皆さんも、ちょびっと眉ピッしてみて」
会場に小さな笑いが広がる。角が落ち、涙がこぼれやすくなる。
ラストは『東京』のブリッジを、ウクライナの旋律に寄せて演った。
終わりの無音が一拍。そこに、キャンドルの火がきれいに揺れた。
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寮の廊下——決めるのは今日じゃなくていい
ライブ後、廊下のベンチでソフィーアが言う。
「帰りたい。けど、怖い。私が行っても足手まといかもって思う自分もいる」
光子「怖いって言えた時点で、もう強いよ」
優子「今日、決めんでいい。明日も同じ問いを置いて、階段で数えよ」
スマホが鳴る。母からのメッセージ。
——〈手術室の前は静か。あなたの声、届いた。ばーばが、歌ってたって〉
ソフィーアは、口元を押さえて泣いた。
「帰るって、こういうことかもしれない。まずはここで橋になる。安全が整ったら、行く。その順番で」
光子「うちらは背中におるけん」
優子「前もね。押すときは押す、引くときは引く」
三人の眉ピッが、ほんの少しだけ揃った。
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後日談(短いメモ)
•大使館の指示で、すぐの帰国は見送り。代わりに医療・リハビリ物資の支援が決定。
•募金は一週間で目標到達。余剰分は地雷除去の国際団体へ。
•祖父母は集中治療を経てリハビリへ。病室で家族が**「おかえりカード」**を読み上げる動画が届く。
•学内には「ただいま基金」が正式に設置。定期的に**“呼吸の夜”**(灯りと歌の集い)を開催。
最後にソフィーアが書いたメッセージ。
きょうの私はここで帰る。
いつか安全になったらそこへ帰る。
どちらもただいまで、どちらもおかえり。
その横に、光子と優子の書き込み。
Hope has a routine.(希望には手順がある)
①深呼吸 ②事実を整える ③役割を分ける ④灯りをともす ⑤また明日
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物語への差し込み提案(軽く)
•章タイトル案:「帰るの手順」
•位置:大学生活編の中盤(ドーム準備と並走)
•トーン:シリアス7:ユーモア3(角を落とす笑いは小粒で)
•モチーフ:眉ピッ/ただいま・おかえり/階段で数える
•実務ノート(巻末):安全確認の連絡先テンプレ、配信ライブの手順メモ(誰でも真似できる形)
畑道の怒り、台所の灯
「畑に帰す」——ドームツアー後の夜、寮ラウンジにて
ラウンジの蛍光灯が少しだけ低く唸っていた。テーブルの上には、ツアーの名残のスタッフパス、紙コップ、書きかけの譜面。
ソフィーアのスマホが震える。ウクライナからの国際電話。受話口の向こうで、母の声が細く揺れた。
ソフィーア(標準語・長め)
「……はい、聞こえてる。ええと……落ち着いて、順番に。——地雷? 畑の、帰り道……。おじいちゃんは耕運機で、祖母は小麦の束を抱えてただけでしょう? 攻撃が止んでから、荒れた畑をまた土に戻して、近所の人に安く分けてきた、あの生活を……。
どうして、そんな当たり前を、地雷が奪うんですか。私たちが何をしたというの? 私、子どもの頃に砲撃の音で眠れなくて、ポーランドに逃げて、そこから母方の祖父が日本人だった縁にすがって、やっと日本に来られた。あの列車の冷たい窓、駅の床の埃っぽい匂い、全部、身体が覚えてる。
それでも、いつか必ず畑に“ただいま”って言いに行くつもりで生きてきたのに。ロシア政府や軍が攻めて来なければ、こんなこと起きなかった。私は、憎い。——憎い、です。誰かを傷つけたいわけじゃない。でも、この感情がどこに行けばいいのか、私には分からない」
受話器を置くと、ラウンジの空気が一段冷えたように感じた。ソフィーアの手ははっきり震えている。
光子(博多弁)
「ソフィーア、こっち来んね。まず深呼吸ひとつ。——怒りは消さんでよかと。消そうとしたら、逆に膨らむけん。いまは舵だけ手ば離さんごと」
優子(博多弁)
「それそれ。憎しみは次の憎しみ連れてくるけんね。うちらは今生きとる。やけん、できることを今から並べよ。二択に見えて二択やなか。帰国するかしないかだけやない、“ここから帰る”手もあるけん」
小春(標準語)
「じゃあ“台所作戦会議”——事実→安全→行動の順でいこう。私、在日ウクライナ大使館と外務省の渡航情報、直近の更新をまとめる」
梢(標準語)
「私、ウクライナ語と日本語の連絡文案つくる。お祖父母の病院スタッフへの確認事項もリスト化する」
真奈(標準語)
「医療物資と義肢・リハビリのNGO、信頼できる団体を当たる。地雷除去の国際機関も」
ひより(標準語)
「合唱部、今すぐ声かける。**“祈りのコーラス”**やろ。音声メッセージをお祖父母に届けてもらえるように病院と調整してみる」
翼(標準語)
「スポーツ仲間の寄付ネットワーク、動かす。ロジ面で必要な物資の輸送と倉庫の目星、俺が探る」
拓実(標準語)
「クラブハウスの知り合いに配信機材借りる。ミニ配信のテク回り、任せて」
光子(博多弁)
「よかね。**Hope has a routine.(希望には手順)**ば今夜、地面に置こ。眉ピッ合図でいくよ」
優子(博多弁・小さく笑い)
「眉ピッ45%。ほら、みんな揃った。角がちょい丸なったやろ?」
ソフィーア(標準語・長め)
「……ありがとう。怒っている自分を、やめなさいって言われると、余計に苦しくなるんです。でも、怒っている自分を認めてもらえると、次の一歩が、やっと見える。今は、帰国の安全ラインが緑になるまで、“橋になる”。声と支援で帰る。安全が確保できたら、私は行きます。畑に、“ただいま”を言いに」
小春がノートに「今夜の一段」と書く。
——大使館連絡/病院確認/支援先決定/ミニ配信準備。
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ミニ配信「畑に帰す」
中庭に紙コップの灯りが丸く並ぶ。
拓実のマイクチェック、翼のケーブル運び。
ひよりが小さな音叉を鳴らすと、空気がすっと揃う。
優子(博多弁・MC)
「今夜は一段だけ登ろう。声は遠くまで届くけん。息は底に、言葉は前に」
光子(チューバを抱え、博多弁)
「1曲目、『麦の背丈』。土の音と風の粒、連れてくるけん」
低音が地面を撫でるように広がり、鈴が小麦の穂先みたいに揺れる。
画面の小窓に、海外の仲間が次々入ってくる。
ライアン(NZ・標準語)
「医療物資の窓口、こっちで束ねる。必要リストを送って」
ソフィー(Canada・標準語)
「リハビリの遠隔サポートを設定する。スケジュール調整は私に任せて」
キャサリン(LA・標準語)
「募金ページ、英語圏にシェア拡散する。配信の切り抜きも作るね」
ひより率いるコーラスが、ウクライナ語で小さな「おかえり」を重ねる。
ソフィーアがマイクに口を寄せる。
ソフィーア(標準語・長め)
「おじいちゃん、おばあちゃん。あなたたちが戻そうとした畑は、ここにも続いています。私たちは、遠くから耕すことができる。声で、手順で、仲間で。どうか、明日が今日よりも痛くありませんように。
Я вдома(ヤ・ヴドーマ)——私はただいまと言います。
Ласкаво просимо додому(ラスカーヴォ・プロシモ・ドードーム)——皆さんはおかえりと返してください」
紙コップの火が、同じ高さで揺れた。
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配信後のラウンジ
梢(標準語)
「病院から返信。音声メッセージ、毎晩流してくれるって」
真奈(標準語)
「NGO、二団体と繋がった。義肢の採寸キット、国際便で送れる」
小春(標準語)
「大使館の安全情報、週次でまとめて、ここに掲示する」
翼(標準語)
「倉庫、押さえた。物資の一時集約OK」
拓実(標準語)
「配信、アーカイブ残した。クラブの後輩たち、寄付回してる」
優子(博多弁)
「みんな、おつかれ。……ソフィーア、今夜は甘かもん食べて寝るよ」
光子(博多弁)
「“回収”して終わろ。今日やれたことは四つ。
明日の一段は三つ。多すぎたら続かんけん」
ソフィーア(標準語・長め、穏やかに)
「怒りは、ゼロにならないと思います。消せないし、消さなくていい。でも、方向は、私が決められる。今夜、私の怒りは畑に向かう。土を耕す方へ。みんなが、私に舵の切り方を教えてくれた。ありがとう」
優子(博多弁)
「よかよか。眉ピッで、また合わせればよか」
光子(博多弁)
「安全灯が緑になったら——一緒に行こ。畑で“ただいま”、家で“おかえり”。約束やけん」
ソフィーアは深く頷いた。ラウンジの照明が一段落ちて、代わりにテーブルのランプが温かく灯る。
今夜のメモには、大きくこう書かれている。
Hope has a routine.(希望には手順がある)
1)深呼吸 2)事実を整える 3)役割を分ける 4)灯りをともす 5)また明日
小さな“台所の手順”が、遠い畑道に向けて、静かに繋がっていった。
インタビュー
優子
「最初、電話で聞いたときは、胸がきゅっと締めつけられて、言葉が出らんやった。
地雷は“戦争が置いていった牙”やろ。攻めて来た側の責任ばっかりが、日常のいちばん柔らかい場所——畑と帰り道に落ちてくる。悔しかった。
それと同時に、番犬は家族やけんね。家ば守ろうとして先に踏み出してしまったと想像したら、**あの子の命にも『ありがとう』と『ごめんね』**が同時に込み上げた。
でも、憎しみに舵は渡さんて決めとる。息ば整えて、今できることを手順で並べる。
1.事実を整える(場所・容体・必要)
2.安全の線ば確認する(大使館・最新情報)
3.医療・リハビリ・地雷除去への支援ばつなぐ
4.声で“帰る”——音声メッセージと配信でただいまば届ける
怒りは“消す”やなく“向け先を変える”。それが私の今の気持ちです。」
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光子
「私はね、土の匂いが好きっちゃん。畑って“生きる”そのものやろ。そこに**牙(地雷)**が残っとることが、どうしても許せん。
番犬のこと聞いたときは、家の一員が倒れたと思った。犬の名前は分からんでも、灯りをともして、静かに手を合わせた。ステージでも、小さな鈴の一音を“その子のしっぽ”に見立てて、追悼の合図にしたよ。
それでも、怒りだけじゃ畑は戻らん。やけん私は、
•**“畑に帰す”**を合言葉にして、支援と声を続ける
•安全灯が緑になったら、必ず行く。畑で“ただいま”、家で“おかえり”って言う
•番犬のために、短い追悼のフレーズを曲に刻む(毎回、必ず鳴らす)
**泣く→整える→動く。**この順番で、ずっとソフィーアと並んでいく。これが今の私の気持ちです。」
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最後に——ソフィーアへ。
「怒りは消さんでよか。その存在は正しか。だけん、舵は私たちで握ろう。今日も一段、明日も一段。Hope has a routine(希望には手順がある)。
あなたの“ただいま”は、ここからも毎晩届けるけん。おじいちゃん、おばあちゃん、そして番犬の子は、独りやなかよ。」
短い場面案「帰れない夜の合図」
ソフィーア(標準語・静かに長め)
「正直に言うね。今すぐ帰りたい。畑の土の匂いを嗅いで、“ただいま”って言いたい。…でも、今は帰れない。頭では分かってるのに、足はもう駅に向かってるみたいで、胸だけ置いてけぼりになる。こういう夜、私は自分に“それでも私は生きてる”って言い聞かせる。帰れない私を責めないで、明日の一段を決める。…その繰り返しで、いつか本当に帰るまで、呼吸を続けるつもり」
光子(博多弁)
「よか、いまの気持ちはそのまんま正解やけん。怒りも寂しさも置いとってよか。けど舵だけは渡さんごとね。今夜は“一段”決めよ」
優子(博多弁)
「“二択に見えて二択やなか”。今すぐ帰るか帰れんかの間に、ここから帰るって道がある。声で、支援で、明日の手順で。ほら、眉ピッ——息合わせよ」
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心を保つ“手順”(物語の中で効く小道具)
1.今夜の一段ノート
・今日できたことを1行/明日の一段を1行(多くしない)
2.安全灯リスト(緑になる条件)
・大使館発表/現地の安全回廊/家族の容体/同行支援の有無
→“緑が3つ”になったら渡航再検討(物語の明確なフラグに)
3.声で帰る儀式
・毎晩同時刻に10秒の「ただいま」ボイスを祖父母へ(病院で再生)
4.匂いの橋
・台所でボルシチ/焼きたてのパン/ディルの香り——“畑の匂い”を再現する小さなシーン(読者の感覚に届く)
5.小さな追悼の合図
・番犬のための“鈴一音”を毎公演の冒頭に。ソフィーアが指で合図する描写を反復
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〆のひとこと(ナレーション用)
帰れない夜は、帰り道の準備をする夜だ。
憎しみは消さない。けれど、舵は自分で握る。
Hope has a routine——希望には手順がある。
優子の思い(博多弁)
最初に話ば聞いた時は、胸がぎゅっと締めつけられて言葉が出らんやった。
地雷って、戦争が置いていった牙やろ? その牙が、いちばん柔らかい場所——畑と帰り道に噛みついたと思うと、正直、悔しか。番犬は家族たい。家ば守ろうとして先に踏み出してしもうた…その子にも「ありがとう」と「ごめんね」が同時に込み上げた。
それでも、憎しみに舵は渡さんと決めとる。息ば整えて、今できることを手順で並べるんよ。
1)事実を整える 2)安全の線を引く 3)医療・リハビリと地雷除去につなぐ 4)声で“ただいま”を届ける。
怒りは消さんでよか。けど、向きは自分で変えられる。ソフィーアの手ば握って、毎晩“10秒のただいま”ば送る。安全灯が緑になったら、一緒に畑へ行って「おかえり」って言う。
合図はいつも通り——眉ピッ。それで呼吸ば合わせて、泣く→整える→動く、の順で進むばい。
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光子の思い(博多弁)
あたし、土の匂いが好きっちゃん。畑は生きることそのものたい。そこに**牙(地雷)**が残っとる…それが、どうしても許せん。
番犬の話ば聞いた時は、家の一員が倒れたって思った。だからステージの最初に、小さな鈴の一音ば鳴らすことにしたと。あの子のしっぽの音として、毎回忘れん合図にする。
でも、怒りだけじゃ畑は戻らん。やけん音楽で土の音と風の粒ば運ぶ。配信でも、会場でも、畑の続きがここにあるって示す。
ソフィーアには、台所の椅子を一脚、いつでも横に引いておく。「ここ座りん、深呼吸ひとつ」。それから**“畑に帰す”**を合言葉に、一段ずつや。
Hope has a routine.(希望には手順がある)——今日の一段を決めて、明日また登る。
そして、安全が整ったら必ず行く。畑で「ただいま」、家で「おかえり」。その約束ば胸に、今は橋になって支えるけん。
はい。落ち着いたら必ず行きたいです。条件はただ一つ——安全灯が緑(渡航情報・現地ルート・医療体制の確認がOK)になったら、です。
優子(博多弁)
「行く。ソフィーアと一緒に畑で“ただいま”言いたい。
まずは安全最優先。大使館・現地NPO・病院と手順ば整えて、無理は絶対せん。
行けるようになったら、声でお礼ば届けるライブもしよう。番犬の子のために鈴の一音、忘れんけん。」
光子(博多弁)
「行くよ。畑に帰すが合言葉やけん。
土の匂い吸って、おじいちゃん・おばあちゃんにおかえりって言う。
それと、地雷の危険を学ぶ場や、リハビリ支援の橋渡しも手伝いたい。眉ピッで呼吸合わせて、焦らず一段ずつや。」
ソフィーア(標準語)
「二人がそう言ってくれることが力です。安全が整ったら、一緒に祖父母の畑に行きます。そこに“続き”を作りたい。」
行ける日にやりたいこと(短い手順)
1.家族訪問:病院と畑へ。10秒の「ただいま」ボイスを生声で。
2.小さな音の会:村の集会所で短い演奏(追悼の鈴→子守歌→“畑に帰す”)。
3.支援の回収:義肢・農具・地雷啓発の窓口を現地で再確認、次回につなぐ。
——その日まで、ここから声と支援で帰るのを続けます。Hope has a routine.(希望には手順がある)
ソフィーア(標準語)
「私は“報復したい”のではなく、“これ以上、誰も傷つけないでほしい”。そのために、ウクライナ政府にもロシア政府にも、次の4つを望みます。」
1.人道的な即時措置
•安全な人道回廊の常設と、医療搬送・義肢/リハビリ支援への自由なアクセス。
•すべての地雷・不発弾の位置情報を国際機関と共有し、**国際基準(IMAS)**に沿った緊急除去を共同で進める。
•ジャーナリスト・人道団体の現場アクセスを妨げない。
2.法と責任の尊重
•国際人道法の厳格な遵守(民間人・農地・医療/送電など生活インフラの保護)。
•拉致・拷問・性暴力等の疑いについて、独立した調査(国際機関を含む)へ全面協力し、結果に基づく補償と責任の明確化。
•被害農地の復旧基金(地雷除去・土壌改良・機械再整備・メンタルケア)を長期で運用する。
3.紛争終結に向けた道筋
•国連などの仲介の下、国際法・国連憲章に基づく解決に向けた持続的な協議。
•捕虜交換の加速、連れ去られた子どもたちの原状回復と帰還。
•交渉と停戦措置の透明性(合意事項・進捗の公表)。
4.再発防止
•対人地雷・クラスター弾などの使用禁止や規制条約の順守/加盟の検討。
•住民への地雷リスク教育の大規模実施(学校・農村・メディア)。
「私は怒っています。でも、怒りで舵を切ると未来を壊します。被害者の生活が戻る具体策を一つずつ——それだけを求めます。」
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光子・優子のひと言(博多弁)
光子
「政治の話は難しかばってん、民間人ば守る、畑に帰れる日ば早う作る——ここだけは両方とも今すぐやってほしか。地雷の地図はぜんぶ出して、国際機関と一緒に片付けようや。」
優子
「それと、被害ば受けた人の補償と心の手当て。怒りは消さんでよかけど、向き先は未来に—。“Hope has a routine(希望には手順がある)”やけん、手順ば公にして、毎日一段進めてほしい。」
ソフィーア(標準語・少し長め)
「“希望って何ですか”と聞かれたら、今の私はこう答えます。
帰れる日まで、帰り道を作り続けられること。
祖父母の痛みが少しでも軽くなること。病室で“おかえり”と呼ばれたら、私が“ただいま”と返せること。
地雷で途切れた畑の道に、また土の匂いが戻ること。あの番犬の子のための鈴を、私たちが忘れずに鳴らし続けること。
そして何より——“今すぐ帰る”か“帰れない”かの二択に見える世界の中で、
ここから帰るという第三の道を、毎日一段ずつ積み上げていけること。
それが、私の希望です。」
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ソフィーアの希望(いま、具体的に)
1.祖父母の回復:痛みが和らぎ、リハビリが進み、短い笑顔が戻ること。
2.安全灯が緑になる日:渡航の安全ラインが整い、畑で本当に「ただいま」と言える日。
3.畑の再生:地雷除去が進み、耕運機の音と小麦の風がふたたび聞こえること。
4.声の橋を続ける:毎晩の“10秒ただいま”と、仲間と奏でる小さな配信で、遠くの家と今をつなぐこと。
5.記憶の敬意:番犬のための鈴一音を、どのステージでも必ず鳴らし続けること。
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その希望を保つための“手順”(Hope has a routine)
•今夜の一段ノート:今日できたこと1行/明日の一段1行。多く書かない。
•安全灯リスト:大使館情報・現地ルート・家族容体の3点が緑になったら再検討。
•声で帰る儀式:毎晩同時刻に“ただいま”の音声を送る(病室再生)。
•可視化する支援:義肢・農具・地雷啓発への寄付と進捗を週一で確認。
•心の順番:泣く → 整える → 動く。無理してショートカットしない。
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光子・優子からひとこと(博多弁)
•光子「希望は置いとくもんやなく、刻むもん。今日の一段、明日も一段——眉ピッで行こ。」
•優子「憎しみは消さんでよか。でも舵はうちらで握る。畑で“ただいま”、家で“おかえり”——その日まで並走するけん。」
音大の対応(物語設定)
1) 即応(当日〜1週間)
•ワンストップ面談:学生支援センター+国際課+心理士が同席。ソフィーアの意思確認/事実整理/優先順位づけ。
•大使館連絡の橋渡し:国際課が在日ウクライナ大使館・外務省の情報を整理、必要なら連絡代行。
•メディカル連携:提携病院(心療内科・通訳あり)を即日紹介。
•情報保護:広報・教職員向けにプライバシー取扱い通達(氏名・国籍・病状の口外禁止、メディア照会は窓口一本化)。
2) 学修面の配慮
•出欠の柔軟化:欠席は「公欠扱い」、課題は期限延長・代替課題・録画視聴で補填。実技は個別リスケ。
•オンライン可:必要時はZoom受講/提出物はデジタルで受付。
•プロジェクト科目化:「畑に帰す(支援活動)」をサービスラーニング科目として単位認定(計画書→中間報告→最終リフレクション)。
•スタジオ提供:中庭/小ホール/録音室を無償開放(夜の“10秒ただいま”配信用に短枠予約OK)。
3) 生活・安全
•寮の警備強化:夜間警備員増員、来訪者の事前登録制、撮影・配信のルール明確化。
•24h相談:緊急連絡カード配布(学生支援直通・警備直通・提携病院)。
•静かな場:祈りや通話のための「サイレント・ルーム」を期間限定で開放。
4) 対外連携・資金
•学内募金の公式化:「ただいま基金」を学長名で設置。会計は月次レポート公開。
•NGOと覚書:地雷除去・義肢・リハビリ支援団体とMOU締結、寄付の流れを可視化。
•地雷リスク教育の公開講座:国際機関の講師を招へいし、学内外に開放。
•ミニホール月1無償枠:支援配信やコーラスのための定期スロットを編成。
5) 将来の帰国フロー(“安全灯が緑”になったら)
•短期帰国=公欠:往復・滞在期間を公欠扱い、授業はオンライン継続。
•復学支援:帰国後のキャッチアップ用に個別補講、成績評価は配慮。
•リスク管理:出入国前後の連絡プロトコル、緊急連絡先の再確認。
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ワンシーン(会議室で)
事務局長(標準語)
「まずはあなたの安全と学びを守ります。怒っていいし、泣いていい。そのうえで、手順を一つずつ一緒に決めましょう」
ソフィーア(標準語)
「ありがとうございます。私は“いますぐ帰る”か“帰れない”かの二択に挟まれていました。でも、ここから帰り道を作るという三つ目の道を、大学が認めてくれるなら、歩けます」
光子(博多弁)
「助かります。スタジオちょこっと貸してもらえたら、毎晩“10秒ただいま”配信できるけん」
優子(博多弁)
「あと、課題の締切ちょい融通きくと助かる。泣く→整える→動くの順でやるけん」
事務局長
「スタジオは今夜から。課題は個別に講師へ伝えます。募金は大学として公式に。——合図はありますか?」
光子&優子
「眉ピッです」
事務局長(微笑)
「では、大学の合図も“眉ピッ”。手順を合わせましょう」
① 最初の反応(寄り添い)
•電話を受けた瞬間、まず伝えるのは承認と言葉の枠。
•美香「ソフィーア、怒っていいし、泣いていい。あなたの感情は正常だよ。――ただ、いまは呼吸だけ一緒に整えよう」
•美香「“いますぐ帰りたい”と体が前に出るのは自然。帰れない現実は私もつらい。でも“いまここでできること”はあるから、私に分けて」
•具体的には、ハンカチと常温の水、チョコを出して低血糖ガード(お姉さん恒例)。
•美香「泣くのはOK、低血糖はNG。はい一口」
•そして合図を決める。
•美香「合図は眉ピッでいこう。息が合えば、心はひとりじゃない」
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② 次の反応(段取り=実務モード)
美香は即・手順表を作ります。父(優馬/NPO代表)、大学の窓口、海外の仲間ネットワークを束ねる“ハブ”役。
48時間アクション
1.事実整列:場所/容体/医療ニーズ(病院に文面で確認)
2.安全ライン:在日大使館・外務省・現地NPOから“渡航可否”の客観指標を収集(緑灯条件のリスト化)
3.医療・リハビリ:義肢・PT/OT・メンタルの支援団体へ連絡、窓口一本化
4.地雷対策:除去NGOと問い合わせ先共有、農地再生のステップ整理
5.資金と説明:「ただいま基金」へ用途区分(医療/農具/地雷啓発)を公開、月次レポート約束
6.声の橋:「10秒ただいま」の録音スケジュールを病院と調整、毎晩再生
•美香「怒りの舵は持ち替えよう。いまは“畑に帰す”手順に全振りする」
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③ 音で灯りをともす(美香らしさ)
•配信やコンサートではセンセーショナルにしない方針を徹底。
•美香「本人と家族の許可がない限り、詳細は語らない。具体策と寄付窓口だけを明確に」
•演奏面の約束:
•番犬のための鈴一音を冒頭に。
•ボルシチの湯気みたいに温かい短い間奏を作り“台所の灯”として毎回挟む。
•アンコール前に、観客と10秒の無音——“遠い家へ同時にただいま”。
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④ 生活フォロー(日々の背中)
•毎週一度、台所セッション。簡単ボルシチを一緒に作って食べる。
•美香「食べて寝るのは才能。今日はそれが宿題」
•メッセージルールを設定(朝:おはよう/夜:おやすみ+眉ピッスタンプ)。
•しんどい日は、ギャグ1粒だけ投下して角を落とす。
•美香「“泣く→整える→動く”。ショートカット禁止ね」
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シーン(抜粋)
寮ラウンジにて
ソフィーア(標準語)「今すぐ帰りたいです。でも帰れない現実に押し戻されて、心が千切れそうで」
美香(標準語)「うん。その気持ちのままでいい。じゃあ、今日は**『帰り道を作る日』にしよう。呼吸、合わせるよ。――眉ピッ」
(二人、息を合わせる)
美香「この48時間でやることは私が束ねる。あなたは祖父母への“10秒ただいま”を録ろう。声は届く」
ソフィーア「……ありがとうございます。怒りを消せません。でも、向ける先を選びます」
美香「それが操縦**。大丈夫、背中は任せて」
① 最初の反応(寄り添い)
•電話を受けた瞬間、まず伝えるのは承認と言葉の枠。
•美香「ソフィーア、怒っていいし、泣いていい。あなたの感情は正常だよ。――ただ、いまは呼吸だけ一緒に整えよう」
•美香「“いますぐ帰りたい”と体が前に出るのは自然。帰れない現実は私もつらい。でも“いまここでできること”はあるから、私に分けて」
•具体的には、ハンカチと常温の水、チョコを出して低血糖ガード(お姉さん恒例)。
•美香「泣くのはOK、低血糖はNG。はい一口」
•そして合図を決める。
•美香「合図は眉ピッでいこう。息が合えば、心はひとりじゃない」
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② 次の反応(段取り=実務モード)
美香は即・手順表を作ります。父(優馬/NPO代表)、大学の窓口、海外の仲間ネットワークを束ねる“ハブ”役。
48時間アクション
1.事実整列:場所/容体/医療ニーズ(病院に文面で確認)
2.安全ライン:在日大使館・外務省・現地NPOから“渡航可否”の客観指標を収集(緑灯条件のリスト化)
3.医療・リハビリ:義肢・PT/OT・メンタルの支援団体へ連絡、窓口一本化
4.地雷対策:除去NGOと問い合わせ先共有、農地再生のステップ整理
5.資金と説明:「ただいま基金」へ用途区分(医療/農具/地雷啓発)を公開、月次レポート約束
6.声の橋:「10秒ただいま」の録音スケジュールを病院と調整、毎晩再生
•美香「怒りの舵は持ち替えよう。いまは“畑に帰す”手順に全振りする」
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③ 音で灯りをともす(美香らしさ)
•配信やコンサートではセンセーショナルにしない方針を徹底。
•美香「本人と家族の許可がない限り、詳細は語らない。具体策と寄付窓口だけを明確に」
•演奏面の約束:
•番犬のための鈴一音を冒頭に。
•ボルシチの湯気みたいに温かい短い間奏を作り“台所の灯”として毎回挟む。
•アンコール前に、観客と10秒の無音——“遠い家へ同時にただいま”。
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④ 生活フォロー(日々の背中)
•毎週一度、台所セッション。簡単ボルシチを一緒に作って食べる。
•美香「食べて寝るのは才能。今日はそれが宿題」
•メッセージルールを設定(朝:おはよう/夜:おやすみ+眉ピッスタンプ)。
•しんどい日は、ギャグ1粒だけ投下して角を落とす。
•美香「“泣く→整える→動く”。ショートカット禁止ね」
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シーン(抜粋)
寮ラウンジにて
ソフィーア(標準語)「今すぐ帰りたいです。でも帰れない現実に押し戻されて、心が千切れそうで」
美香(標準語)「うん。その気持ちのままでいい。じゃあ、今日は**『帰り道を作る日』にしよう。呼吸、合わせるよ。――眉ピッ」
(二人、息を合わせる)
美香「この48時間でやることは私が束ねる。あなたは祖父母への“10秒ただいま”を録ろう。声は届く」
ソフィーア「……ありがとうございます。怒りを消せません。でも、向ける先を選びます」
美香「それが操縦**。大丈夫、背中は任せて」
光子(博多弁)
「うちら、困っとる人ば見過ごせん性分たい。ばってん“助ける”やなくて、並んで歩くんよ。
幸せってね、派手なことやなか。安全に眠れて、朝ごはんがあって、帰ったら“おかえり”がある――その当たり前が戻ること。
そのために、今日も一段だけ階段ば作る。眉ピッで息合わせてね。」
優子(博多弁)
「願いはシンプル。生きとる手触りが戻ること。
“泣く→整える→動く”の順で、できることを手順に落とす。
うちらはヒーローやなか、隣の席の人。声と音で橋ば掛けるのが役目ったい。」
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ふたりが思う「幸せの条件(ちいさな版)」
•安全:今日は無事に帰れる、の合図がある
•ごはん:温かい一杯がある
•声:ただいま/おかえりが交わせる
•選べる:自分の意思で進路を決められる
•笑い:一日のどこかで、いっこ笑える
Hope has a routine.(希望には手順がある)
うちらは今日も、その手順をいっこ並べるけん。一緒に幸せへ寄り道せず、まっすぐ行こ。
光子(博多弁)
「うちのぶれん核はね、となりに座ることたい。大声で引っぱるやなか、息を合わせる。
音と笑いは水やり。毎日ちょびっとでよかけん、今日の一段を一緒に登る。
“ただいま/おかえり”と眉ピッ——この二つだけは、ずっと握っとくばい。」
優子(博多弁)
「お父さんとお母さんがくれた“たね”は、『大丈夫の声』やった。
泣いてよか、でも舵は自分で握る——それを毎日言い聞かされたけん、今も泣く→整える→動くの順でやれる。
いつかその“たね”ば、次の子らに手渡すのがうちらの役目たい。」
そして、美香お姉ちゃんが教えてくれたのは「寄り添って段取りする勇気」。
優馬さんと美鈴さんがくれたのは「当たり前を大事にする根」。
その上にやっと、いま花が開きはじめたんだと思っています。
約束します。
ドームでも、日常でも、どこにいても——種を蒔き続ける。
困ってる人のとなりに椅子を一脚、眉ピッで呼吸を合わせ、Hope has a routine(希望には手順がある)を、これからも一緒に。
想定トーク抜粋
MC「新生活どうですか?」
光子「東京、音が多か!踏切もカフェも曲ネタやけん、散歩がレコーディングたい」
優子「ゴミ出しの台車のギー音でBメロ作ったとよ。スタッフさんが一番引いとったけど(笑)」
MC「ドームツアー、仕掛けは?」
優子「会場ぜんいんでハミング“おかえり”やりたか。10秒だけ静かに“ただいま”届ける時間ば作るけん」
光子「合図は鈴の一音。すぐ明るい曲に戻るけん、安心して参加してね」
MC「“さみちいでちゅ”って何?」
優子「お父さんが電話でね、『さみちいでちゅ』て言うてしもて(笑)」
光子「そこから曲が一本できた。悲しいもんは笑って角丸めるのがうちら流たい」
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20秒ミニコント(スタジオ用)
光子「本日もお送りしまーす。山手線と京浜東北線の喧嘩」
優子「発車ベル前に喧嘩せんで!」
光子「山手『オレ環状!ずっと回れる!』」
優子「自慢ポイントそこ?」
光子「京浜『うちは色がクール!』」
優子「そこも違うけど、結局同じ駅で仲直りせんね!」
(客席クスッ→すぐ曲紹介へ)
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曲披露
1.『TOKYO』
イントロで光子「眉ピッ」、優子がドラムで合図→サビだけ。
2.『さみちいでちゅラプソディ』
ワンコーラス+“春介〜!”ツッコミおまけ。
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「畑に帰す」ひとこと(やさしく)
優子「楽しか時間にひと粒だけ、静けさ分けてね。世界の畑道にまだ**牙(地雷)**が残っとるけん、鈴の一音→10秒だけ“ただいま”。すぐ明るー戻るけん安心して」
光子「Hope has a routine——希望には手順がある。できる一段だけ、みんなで」
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エンディング
MC「最後に一言!」
光子「**当たり前の“おかえり”**を音で守るけん、ドームで会おうね」
優子「無理はせん、でも確かに。今日の一段、一緒に登ろ。眉ピッ!」
こんな温度で行きます。
笑って、ちょっと胸に残して、すぐまた笑える——その配合で届けるけん、楽しみにしとってね。




