もしも⚪︎⚪︎と△△の仲が悪かったらコント
――夜。
小倉家のリビングでは、照明が少し落とされ、窓の外には雨の気配が漂っていた。
その静けさの中で、東京にいる光子と優子が、スマホを手に祥子へメッセージを送った。
メッセージの文面は、シンプルで、けれど優しさが滲んでいた。
⸻
M&Y → 祥子
祥子ちゃん、辛かったね。
よく頑張って耐えたね。
でも、頑張らんでよかよ。
うちらもおるけん。
頼ってよかよ。
またグルチャで笑おうや。
あの時みたいに、バカ話して、
鼻からジュース噴き出すくらい笑おうね。
⸻
しばらく既読はつかなかった。
けれど、数分後。スマホの画面に「入力中…」の文字が点いた。
そして、短いけれど、心からの返信が届く。
祥子 → M&Y
……ありがとう。
ほんとにありがとう。
うち、もう一人やないって思えた。
また、笑えるように、少しずつ頑張るけん。
⸻
光子はスマホを胸に抱え、ふっと息を吐いた。
優子が隣で微笑む。
優子「ね、やっぱり伝わるもんやね。」
光子「うん。言葉って、音楽といっしょやね。
誰かの心に響いたら、それだけで“生きとる”けん。」
東京の夜空の下、二人は静かにハイタッチを交わした。
画面の向こうで、博多の空にも、小さな灯がともっていた。
もしもシリーズ第5弾
『のりとハサミとホッチキスが三角関係になったら?(筆箱の昼ドラ)』
配役
役名
担当
ひとこと設定
のり(糊)
光子
ピュアで一途。「くっつけるのが生きがい」。情に厚く、ちょい天然。
ハサミ
優子
キレ味最強ツンデレ。何でもスパッと言うが、実は面倒見が良い。
ホッチキス
春介
まとめ上手の安定派。「留めることで安心をくれる」頼れる先輩。
実況
春海
淡々ボイスで筆箱昼ドラを進行。効果音も担当。
観客ツッコミ
祥子/美香/アキラ/肥後家の両親
笑い&合いの手。必要に応じて全力拍手。
BGM
音大の仲間
ドラマ風ストリングス/コメディ転換のピアノ。
――光子と優子のスマホの画面に、祥子の「ありがとう」の文字が表示された瞬間、
二人は見つめ合って、にやっと笑った。
光子「よしっ、ここは笑顔注入タイムやね。」
優子「うちらの十八番、いくばい。」
すぐに、二人はカメラを起動。
顔を寄せ合い、片方の眉を吊り上げて、もう片方は半開きの目。
口を「へ」の字に曲げ、あごを突き出すという――
“光子と優子・変顔Wパンチ”の撮り下ろしスタンプをその場で作成。
さらに続けざまに、
おなじみのオリジナルスタンプ《うにゃだらぱ〜》を連投。
背景には虹色の爆発と「腹筋崩壊注意!」の文字が踊る。
⸻
M&Y → 祥子
(変顔スタンプ+うにゃだらぱ〜スタンプ)
笑いの特効薬、博多直送セットやけん
しょーこちゃん、笑ったら1ポイント回復ばい
今夜のミッション:**“寝る前に1回でも笑う”**
⸻
しばらくして、祥子のスマホにも通知が届く。
スタンプを開いた瞬間、ぷっと笑い声が漏れた。
涙のあとに、小さな笑い声。
それが、彼女の心に一筋の光を灯した。
祥子 → M&Y
ぷっ……なにこれ
ほんと笑った……ありがとう。
今、少しだけ心があったかくなった。
⸻
東京の寮では、光子と優子が満足げにハイタッチ。
光子「ほら見てみぃ、笑い通信成功や!」
優子「“変顔は世界を救う”やね!」
夜の画面越しに、博多と東京の間で――
笑いが再び、ゆっくりとつながっていった。
――グルチャに「今ビデオ通話大丈夫?」
数分後、ぽん、と既読。「大丈夫!」の返信。
画面がつながり、祥子の顔が映る。少し緊張、でも目は元気。
光子「じゃ、いくよー!本日の“もしもシリーズ”」
優子「『もしも野球のキャッチャーとキャッチャーミットがケンカしたら』!」
祥子「……なにそれ?(半笑い)」
光子「いまいち飲み込めてなくて正解。腹筋つるまで笑うから、覚悟しとってね〜」
祥子「え、ちょ、やさしくして!?」
⸻
もしもコント:キャッチャー vs キャッチャーミット
(役割:キャッチャー=優子/キャッチャーミット=光子/実況=春介/効果音=春海)
実況(春介)「さぁ本日の因縁カード、“相棒なのに仲が悪い選手権”!」
効果音(春海)「カンカンカーン!(※試合開始の鐘?)」
キャッチャー(優子)「ミット、今日も頼むばい!」
ミット(光子)「……その前に話ある。毎回150キロ受けるの、ワイなんやで?」
キャッチャー「そこは相棒やろ!」
ミット「相棒?昨日“手入れ”サボったやろ。ワイ、乾燥でカッピカピやった」
キャッチャー「す、すまん……今日はちゃんとオイル塗ったけん」
ミット「それ天ぷら油やんけ!!」
(祥子:ぷっ……!)
キャッチャー「細かいこと言うなよ、球拾うぞ!」
ミット「拾う?ワイは**“球吸うアーティスト”**や。『吸入角度○.○度でスッ…』」
キャッチャー「いや理系ミット!」
ミット「ほな検証や。ストレート来い!」
効果音(春海)「ビュオオオ!150km!」
ミット「スッ(無音キャッチ) ドヤァ」
キャッチャー「おぉ無音!審判も“今、取った?”て顔!」
(祥子:ふふっ)
ミット「次、フォーク。」
効果音「ストン……」
ミット「スコンッ(落球)」
キャッチャー「落としとるやん!」
ミット「ワイの指、フォークに親近感で滑ったんや」
(祥子:あははは!)
キャッチャー「サイン出すぞ、インロー!」
ミット「インロー?今日のワイ、アウトローな気分なんやが」
キャッチャー「急に不良ミットになるな!」
ミット「ならアウトロー要求!(外角低めにグイッ)」
効果音「ビュッ!」
ミット「パスン!(完璧)」
キャッチャー「ナイス!……って、今ちょっと自分で自分褒めた?」
ミット「自尊感情は捕球率に比例するんや」
実況(春介)「ここでバッター交代、“くしゃみ王子”だ!」
効果音(春海)「ハァ…ッ…クション!!」
ミット「やめろ!くしゃみのスピンは縫い目より曲がる!」
キャッチャー「じゃあ“鼻スライダー”来るぞ!」
効果音「ずびび…ヒュルル…!」
ミット「ペチ(顔面に直撃) ……おい。」
キャッチャー「ご、ごめん!笑いで手元狂った!」
ミット「手元狂うの、だいたいお前の爆笑のせいや!」
(祥子:ぎゃはははは!)
キャッチャー「最後は勝負球、心のストレート行くばい!」
ミット「受けるで。『大丈夫、ここに来い』」
効果音「ズドン!」
ミット「バチィン!(渾身の音)」
キャッチャー「よっしゃ三振!!」
ミット「相棒――笑って前進な」
キャッチャー「おう、また一緒に受けよう」
(沈黙一秒の“間”。からの——)
実況(春介)「試合終了ォォ!!相棒、和解ーー!!」
効果音(春海)「ワァァァ!!(歓声SE)」
⸻
画面の祥子、口を押さえながら前のめり。
祥子「ち、ちょっと待って……腹筋つった!!」
優子「言うたろ〜!」
光子「“くしゃみスライダー”で決まったね!」
光子「締めの合図」
全員「笑って、前進。」
通話の最後、光子と優子がうにゃだらぱ〜スタンプを連投。
祥子は涙目で笑いながら親指を立てた。
祥子「今夜はぐっすり眠れそう。ありがとう!」
――翌日。
夜になるとまたグルチャが動き出す。
光子が動画通話の招待を送ると、祥子から「今日はどんな勝負?」の返信。
優子がにやりと笑って、スマホ越しに宣言する。
優子「本日の“もしもシリーズ”第二弾!」
光子「題して――『もしもボールとバットがケンカしたら』!!」
祥子「……またそれ!?(笑)」
⸻
コント:ボール vs バット
(役割:ボール=光子 / バット=優子 / 実況=春介 / 効果音=春海)
⸻
実況(春介)「さあ今日も開幕、球界の夫婦ゲンカみたいなバトル!」
効果音(春海)「カキーン!!(鳴り響く打球音)」
バット(優子)「おいボール、毎回毎回!
あんなくっそ硬くて速いスピードでぶつけられる俺の身にもなってみぃ!」
ボール(光子)「は?こっちこそや!
お前に“パチーーン!!”って全力でしばかれて、
空に飛ばされて、フェンス直撃、しかも中身わたがしみたいにフニャフニャになるんやぞ!」
(祥子:ぷっ)
バット「知らんわ!お前のせいでワイ、試合終わったら手のひら豆だらけや!」
ボール「お前が叩くからや!
ワイなんか“今日のMVPボール”とか言われて、
サイン書かれて、壁に飾られて一生帰れんのやぞ!」
バット「なにその呪われた栄誉!」
ボール「トロフィーにされてんの、ほぼ監禁や!」
(祥子:あはははっ)
バット「お前こそ毎回“スライダー”“フォーク”って、
こっそり曲芸しよるやん!」
ボール「違う違う、あれはピッチャーのわがままや!
ワイ、ただの被害者!」
バット「ほなら、ストレートで来い!」
ボール「ほなら、真芯で受け止めんな!」
バット「受け止めたら飛ぶやろがい!」
ボール「飛ばされたら痛いねん!」
バット「当てられたらもっと痛いわ!」
二人同時に「どっちも痛いんじゃーーー!!」
(祥子:ギャハハハ!もうやめてお腹痛い!!)
⸻
実況(春介)「両者ノックアウト!!
球場は大爆笑の渦です!!」
効果音(春海)「ズコーーーン(転倒SE)」
⸻
ボール(光子)「なあ、結局さ……」
バット(優子)「ん?」
ボール「ワイら、実はええコンビなんちゃう?」
バット「たしかに。ワイが打って、お前が飛んでくれんと試合は進まんしな。」
ボール「……次からもうちょい優しめで頼むわ。」
バット「了解。愛情のフルスイングで」
ボール「どんな愛やねん!!」
(祥子:笑いすぎて涙出た〜)
⸻
通話の最後、光子と優子がカメラに向かってウインク。
光子「次の対戦は“グローブとスパイク”やけん、覚悟しときや〜!」
祥子「もう腹筋のリハビリ期間ください〜(笑)」
画面の向こうで、三人の笑い声が重なった。
涙のあとに、今夜もまた、笑いで心を繋ぐ夜だった。
もしもシリーズ第3弾
『グローブとスパイクがケンカしたら?』
配役(今回は大所帯!)
役名
担当
ひとこと設定
グローブ
優子
受け止めの達人。誇り高いが指がつりやすい。口ぶりは江戸っ子&博多ミックス。
スパイク
光子
走ってなんぼの現場主義。地面の石ころにすぐキレる。関西ノリ。
実況
春介
場をまとめるMC。冷静ツッコミ。
効果音
春海
ダッシュ音・スライディング音・観客SEを口で全部やる天才。
BGM&効果音隊
音大の仲間
ボディパーカッション、トランペットでファンファーレ、弦で“緊張コード”。
親サイド解説
肥後 勝・里恵(両親)
合いの手&親の視点ツッコミ。
リアクション
祥子
笑いの急所で崩れ落ちる担当
本編コント
(開幕:音大トランペット隊「パパパーン!」→春海が観客SE「ワァァ!」)
実況(春介)「今夜のカードは、守備の要グローブVS走塁の覇者スパイク! 泥と汗の低姿勢バトル、プレイボール!」
グローブ(優子)「おいコラ、スパイク!お前がガリッと地面引っ掻くたびに、こっちは砂まみれの球受け止めるんや!手の平ザラザラやぞ!」
スパイク(光子)「はぁ!? こっちは土と友達や!お前はベンチでモミモミされとるやろ!」
グローブ「“モミモミ”は手入れ言うんや!こちとら捕球の芸術や!」
スパイク「芸術?ワイは走る彫刻や!ベース上に軌跡描いとるんや!」
(春海:ダダダッ=ダッシュ音/キュッ=ストップ音)
グローブ「お前の“キュッ”で舞った砂が、わいの指の股に直撃→つりや!」
スパイク「知らんがな!こちとら石ころ踏むたび“うらぁぁ!”って叫んどるんや!」
グローブ「石ころにキレるな、地球に謝れ!」
(観客:ドカーン)
スパイク「お前、たまにサイン無視してポロッてやるやん!」
グローブ「あれは“演出”や!球場にスリルを与えとる!」
スパイク「スリル与えられたランナーの心拍数どうしてくれんねん!」
勝(父)「心拍数は体育で計りぃ!」
里恵(母)「あんたも昔エラーしとったやろ!」
(勝:小声「黙っとこ…」/全員:爆笑)
実況「ここで勝負の場面、ホーム突入!」
(春海:ダダダッ→ザザーーー!(スライディングSE))
スパイク「どけどけぇぇ、ホームいただき—」
グローブ「バチィン!(タッチ)」
スパイク「**いったぁ!**爪先にタグ刺さった気分!」
グローブ「いや、空気や。空タグや。」
スパイク「なんやその“空手チョップ”みたいな用語!」
スパイク「…なぁ正直言うてええ?ワイ、たまに泥の匂いで泣きそうなんや。」
グローブ「……ワイも正直言うわ。汗でしょっぱくてたまに目にしみる。」
(音大:弦が優しい和音に)
スパイク「結局さ、お前が捕って、ワイが帰る。それでゲームが動くんやな。」
グローブ「せや。お前が前に、ワイが受け止める。それが“チーム”っちゅうもんや。」
スパイク「なら、和解の握手や!」
グローブ「おう!……て、お前、靴やん!手ないやん!」
スパイク「靴底ハイタッチで頼むわ!」
(春海:ポフッ=靴底タッチSE/音大:ファンファーレ)
実況(春介)「両者、まさかの靴底ハイタッチで和解! 本日の勝者は——チームワーク!」
祥子「は、腹筋……っ!“靴底ハイタッチ”反則やろー!」
⸻
アンコール(親&音大アドリブ)
•里恵「みんな、砂を払える人になりましょう。人の心の砂もね」
•勝「名言でた!」
•音大ドラム:タン・タン・タタタン「名言ジングル」
•春海:観客SE「ワァァァ!」
•春介「まとめ——“走って、受け止めて、笑って前進!”」
全員「笑って前進ーー!!」
(最後は恒例「うにゃだらぱ〜」スタンプ連投)
⸻
余韻のグルチャ
祥子「“靴底ハイタッチ”で一週間は笑える…」
光子「次は“ベースとライン”やる?」
優子「“塁審とホイッスル”もアツい!」
美香「音大隊、何でもBGMつけます」
勝・里恵「親も合いの手プロとして修行します」
本編コント
(開幕:音大トランペット隊「パパパーン!」→春海が観客SE「ワァァ!」)
実況(春介)「今夜のカードは、守備の要グローブVS走塁の覇者スパイク! 泥と汗の低姿勢バトル、プレイボール!」
グローブ(優子)「おいコラ、スパイク!お前がガリッと地面引っ掻くたびに、こっちは砂まみれの球受け止めるんや!手の平ザラザラやぞ!」
スパイク(光子)「はぁ!? こっちは土と友達や!お前はベンチでモミモミされとるやろ!」
グローブ「“モミモミ”は手入れ言うんや!こちとら捕球の芸術や!」
スパイク「芸術?ワイは走る彫刻や!ベース上に軌跡描いとるんや!」
(春海:ダダダッ=ダッシュ音/キュッ=ストップ音)
グローブ「お前の“キュッ”で舞った砂が、わいの指の股に直撃→つりや!」
スパイク「知らんがな!こちとら石ころ踏むたび“うらぁぁ!”って叫んどるんや!」
グローブ「石ころにキレるな、地球に謝れ!」
(観客:ドカーン)
スパイク「お前、たまにサイン無視してポロッてやるやん!」
グローブ「あれは“演出”や!球場にスリルを与えとる!」
スパイク「スリル与えられたランナーの心拍数どうしてくれんねん!」
勝(父)「心拍数は体育で計りぃ!」
里恵(母)「あんたも昔エラーしとったやろ!」
(勝:小声「黙っとこ…」/全員:爆笑)
実況「ここで勝負の場面、ホーム突入!」
(春海:ダダダッ→ザザーーー!(スライディングSE))
スパイク「どけどけぇぇ、ホームいただき—」
グローブ「バチィン!(タッチ)」
スパイク「**いったぁ!**爪先にタグ刺さった気分!」
グローブ「いや、空気や。空タグや。」
スパイク「なんやその“空手チョップ”みたいな用語!」
スパイク「…なぁ正直言うてええ?ワイ、たまに泥の匂いで泣きそうなんや。」
グローブ「……ワイも正直言うわ。汗でしょっぱくてたまに目にしみる。」
(音大:弦が優しい和音に)
スパイク「結局さ、お前が捕って、ワイが帰る。それでゲームが動くんやな。」
グローブ「せや。お前が前に、ワイが受け止める。それが“チーム”っちゅうもんや。」
スパイク「なら、和解の握手や!」
グローブ「おう!……て、お前、靴やん!手ないやん!」
スパイク「靴底ハイタッチで頼むわ!」
(春海:ポフッ=靴底タッチSE/音大:ファンファーレ)
実況(春介)「両者、まさかの靴底ハイタッチで和解! 本日の勝者は——チームワーク!」
祥子「は、腹筋……っ!“靴底ハイタッチ”反則やろー!」
⸻
アンコール(親&音大アドリブ)
•里恵「みんな、砂を払える人になりましょう。人の心の砂もね」
•勝「名言でた!」
•音大ドラム:タン・タン・タタタン「名言ジングル」
•春海:観客SE「ワァァァ!」
•春介「まとめ——“走って、受け止めて、笑って前進!”」
全員「笑って前進ーー!!」
(最後は恒例「うにゃだらぱ〜」スタンプ連投)
⸻
余韻のグルチャ
祥子「“靴底ハイタッチ”で一週間は笑える…」
光子「次は“ベースとライン”やる?」
優子「“塁審とホイッスル”もアツい!」
美香「音大隊、何でもBGMつけます」
勝・里恵「親も合いの手プロとして修行します」
もしもシリーズ第4弾
『仲の悪い鉛筆と消しゴムと三角定規と定規が、筆箱で一緒になったら?』
配役
役名
担当
性格設定
鉛筆
光子
プライド高め。常に「主役は自分」と思っている。よく芯が折れる。
消しゴム
優子
気が短いが正義感強い。「消すことこそ芸術」が信条。
三角定規
祥子
几帳面で理屈っぽい。角度にうるさい。
定規
春介
マイペースで長い話をするタイプ。やたら測りたがる。
実況
春海
淡々と中継、でもツッコミ鋭い。
BGM&効果音
音大の仲間
弦で「筆箱の密室感」演出、時々リコーダーで息を吹き込む。
観客ツッコミ
美香&アキラ&肥後家の両親
笑いどころで総ツッコミ&拍手。
本編コント
(筆箱を閉める音)
実況(春海)「さて、本日も密室の中で繰り広げられる、文具たちの仁義なき戦い──“筆箱ウォーズ”の開幕です!」
⸻
鉛筆(光子)「おい、誰や今オレの芯を折ったん!」
消しゴム(優子)「知らんわ!自分で転がって折れたんやろ!」
鉛筆「お前やろ、昨日もワイの隣で粉まき散らしとったやん!」
消しゴム「粉って言うな!あれは“努力のカス”や!」
(観客:ドカーン!)
三角定規(祥子)「うるさいわねぇ、君たちのせいで私の30°がズレたじゃない!」
定規(春介)「ワイなんか昨日から2mm縮んどる気するんやけど……湿気か?」
消しゴム「老化や!」
定規「文房具に老化てあるんかい!」
⸻
(筆箱がガタンと揺れる音)
鉛筆「あぁ!芯がまた折れたぁ!」
消しゴム「も〜!あんたの折れた芯、ワイの腹に刺さっとるやん!」
三角定規「それより、私の斜辺の上に誰のカスが積もってんの!?」
定規「ほな掃除しよか。ワイの30cmで全部払ったる!」
鉛筆&消しゴム&三角定規「やめろォォォ!筆箱内、砂嵐ぃぃ!!」
(春海:ブワァァ〜=砂埃SE)
⸻
鉛筆(涙声)「なんかもうイヤや……筆箱って、こんな狭かったっけ……」
消しゴム(静かに)「……でも、君がいなかったら、私は“消す”意味がない。」
三角定規「君たちが線を引かなきゃ、私の角度も意味をなさない。」
定規「そやな。ワイら、**揃ってこそ“学びの道具”**や。」
(BGM:弦の温かい和音)
鉛筆「……お前ら、ええこと言うやん……。せやけど──」
消しゴム「ん?」
鉛筆「消しゴム、お前の腹にまだワイの芯刺さっとるで!」
消しゴム「あっ、ホンマや!いたっ!!」
全員「結局ケンカかーーーい!!」
(観客:腹筋崩壊)
⸻
実況(春海)「試合終了!筆箱内、友情の角度はちょっと曲がったまま!」
音大メンバー:リコーダーで「ピロロロ〜ン」
美香「消しゴムの努力のカスって新名言やね!」
アキラ「次は“シャーペンと芯ケース”の対立が見たいな!」
⸻
グルチャコメント
•祥子「鉛筆と消しゴムの関係、ちょっと人間ぽくて好きかも」
•光子「次は“のり”と“ハサミ”行こっか?」
•優子「それ絶対ドロドロ展開になるやつやん!」
•春介「いや“ハサミ”が切り裂く系やろ」
本編コント
(BGM:弦の「ザ・昼ドラ」進行)
実況(春海)「ここは筆箱。静かな闇の中で——
のり・ハサミ・ホッチキス、三つの心が交錯する。」
のり(光子)「わたし……紙と紙を“ずっと一緒”にするのが夢なの。
ハサミくん、あなたのキレ味、素敵……(うっとり)」
ハサミ(優子)「……バカ、近寄るな。ベタついたら開閉不良になるだろ(照)」
ホッチキス(春介)「のりちゃん。約束したよね?
“君の不安は、ぼくが留めてあげる”って。」
(カシャン…とロマンチックな音)
のり「ふ、二人とも……!」
(ピアノでコメディ転調)
ハサミ「そもそもだ、のり。何でもかんでもくっつければ良いってもんじゃない。
余白、風通し、ぜーんぶ無視。結果、ベタベタ大惨事。」
のり「うぅ……反論できない……(半泣き)」
ホッチキス「そこで僕の出番。必要なとこだけ一発留め。
書類はサクッとまとまる、心はホッと安心。」
ハサミ「でもお前、針切れしたら途端に役立たずだろ。」
ホッチキス「補充したら無限に働ける。」
ハサミ「補充を人質に取るな。」
(観客:ドカーン)
のり「わ、わたしだって……乾いたら強い絆になるんだから!」
ハサミ「乾くまで誰が押さえとくんだよ。」
ホッチキス「僕なら0.2秒で留まる。」
のり「時短マウントやめてぇ!」
(祥子:あははは!)
(BGM:弦で緊張コード)
実況「ついに三角関係、最大の修羅場——“提出5分前の貼り合わせ”!」
美香(観客)「あるある!」
アキラ「秒で地獄!」
のり「ここは私が!“全面塗り——愛の一体化作戦”!」
ハサミ「は?全面!? はみ出し厳禁だ!」
ホッチキス「じゃ僕は角だけ二発で固定援護!」
のり「ありがとう!」
ハサミ「中央の余白は俺が整える!無駄なとこ、スパッと!」
(春海:チョキチョキ/カシャン!/ペタペタ… → シュッ(乾燥SE))
実況「——完成。時間内。歪みなし。はみ出しゼロ。」
(音大:ファンファーレ)
のり「二人とも……すごい。私、独りで何でもくっつければいいと思ってた。」
ホッチキス「のりちゃんが“土台”をつくる。僕が“瞬間の安心”を留める。」
ハサミ「俺が“形”を整える。……その三つで作品になる。」
(BGM:温かいストリングス)
のり(微笑)「……ねぇ、三角関係じゃなくて、三角形で行こう?」
ハサミ・ホッチキス「!」
のり「“くっつける”“留める”“整える”——三辺が支え合う形。」
ハサミ「……悪くない。」
ホッチキス「最高の図形だ。」
のり「ただし!」
ハサミ「ん?」
のり「ハサミくん、わたしのフタは勝手に切らないでね!」
ハサミ「切らねぇよ!」
ホッチキス「僕の針を指でカチカチ空打ちするのもやめてね(地味に痛む)」
(観客:爆笑)
実況(春海)「筆箱、平和回帰。三角関係は、三角形のチームに進化したのであった。」
全員「笑って前進ーー!!」
(ラスト:うにゃだらぱ〜。スタンプ投下)
⸻
アフター・グルチャ
•祥子「“三角関係→三角形”名言すぎる」
•勝(父)「のり全面はやりがち…耳が痛い…」
•里恵(母)「ハサミが‘余白守る’って良き」
•光子「次は“シャーペン&芯ケースvs消しゴムカス掃除機”どや?」
•優子「“芯が折れる音だけで泣ける回”やね」
光子「祥子ちゃん、いいねぇ〜!✨」
優子「そうそう、最初は“なんやこれ!?”ってなるけど、慣れたら脳がギャグ変換モードになるけん!」
春介「お姉ちゃんたち、それ日常的に発動しとるよね」
春海「筆箱開けただけでネタ思いつくレベルやし」
祥子(ちょっと照れながら)「うーん……じゃあ……“マスクとメガネとくしゃみの三角関係”とかどう?」
光子&優子(同時に)「きたぁぁぁーー!!」
光子「マスクが『私の中に留まって!』って言いながら、くしゃみを止めようとするけど――」
優子「くしゃみが『無理っ!俺の衝動は止められん!』って暴発して、メガネが“前が見えんやないかーい!”てツッコむパターンね!」
祥子「え、えぇぇ!?そんなんで笑いになるの!?」
春介「なるなる!むしろ金曜夜のトレンド乗るレベル!」
春海「“飛沫の恋と曇りの涙”ってサブタイトルで出せそうやし!」
美香(動画見ながら)「うわぁ、祥子ちゃんもう立派な“ギャグのたね”持っとるね」
光子「じゃあ次はそのネタ、M&Y+祥子トリオで舞台化やな!」
優子「タイトルは——『スプラッシュ・ラブ 〜曇る恋、飛ぶ衝動〜』!」
(全員:爆笑の渦に)




