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三姉妹爆笑交響曲 — 大学生篇から陽翔&結音誕生まで  作者: リンダ


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104/131

観察ギャグの真髄

――M&Y式“観察ギャグ”の真髄。

彼女たちの目には、街のすべてが「音と笑いの素材」に見えている。

電柱も、バス停も、雑草も、風の音さえも。

ある日、福岡の路地裏で光子が立ち止まった。


光子:「ねぇ優子、見てん。あの古タイヤの中……草、生えとるやん。」

優子:「ほんとや。タイヤの真ん中からこんにちはって。あれ、もうネタ確定やね。」


──こうして生まれた伝説のコント。



【タイトル】「タイヤと雑草」


(舞台中央には古びたタイヤと、その穴から顔を出す一本の雑草。)


タイヤ(光子):「おい、そこの若いの。勝手にワシのど真ん中から生えてくんな!」

雑草(優子):「いやいや、たまたま日当たりが良かったけん!ワイ、根っこ伸ばしただけや!」

タイヤ:「ワシは昔、走っとったんやぞ!高速も峠も攻めたんや!」

雑草:「いや今は駐車場のオブジェやん!」

(観客:爆笑)


タイヤ:「なぁ、お前。ワシの中に巣くって楽しいか?」

雑草:「まぁまぁ。温度も安定しとるし、雨風もよけれるし、

なんていうか、“人生のクッション”って感じやね!」

(観客:ドカーン!)


タイヤ:「クッションちゃうわ!ワシはグリップ命や!」

雑草:「命?そんな言葉、アスファルトに忘れてきたんちゃう?」

(光子、思わず吹き出す)


タイヤ:「……お前、根性あるな。」

雑草:「そりゃそうよ。ワイら雑草のモットーは、“笑って根張る”やけん!」

(観客拍手)


タイヤ:「……ワシも、もう一回転がりたくなってきたわ。」

雑草:「ほんなら行こか。雑草とタイヤの“リサイクル人生”コント!」

二人で手を取り合って(※タイヤは無理矢理転がされる)

全員で:「笑って前進!」


(BGM:Nosephonyより《ブレス・オブ・ピース》第3楽章・草のモチーフ)



光子あとがき:「このネタ、信号待ちの10秒で思いついたんよ。」

優子:「うちらにとっては、道端がスタジオやけん。」


評論家コメント:


「タイヤ=過去、雑草=再生。

彼女たちは社会風刺をギャグでやってのけた。」



こうして、M&Yの観察ノートには新しい見出しが書き加えられる。


「第1182話:タイヤと雑草の友情。」


そして翌週、

そのコントがテレビで放送され、全国の整備工場と園芸店で**“雑草タイヤセット”**が話題になったとか──。







――M&Yの「社会風刺シリーズ」第23弾。

タイトルはズバリ、


『居眠り議員と総理大臣』


(ステージには国会議事堂のセット。ざわつく議員席。光子が総理役、優子が居眠り議員役。)



光子(総理):「それでは次に、少子化対策と笑いの重要性について――」

(優子、すでにイスに深く沈み、コクリ…コクリ…)


光子:「……えーっと、そこの議員。起きてます?」

優子(居眠り議員):「(寝言)…異議なーし……Zzz」

(議場:爆笑)


光子:「異議なーしじゃなくて、意義を出せ!」

優子:「(目をこすりながら)あっ…総理、いやぁ、ワイは目を閉じて考えてただけです!」

光子:「夢の中で政策立案してどないすんねん!」

(観客:ドカーン!)



光子:「では、子育て支援策について――」

優子:「(また船をこぐ)…こ、子育て…お弁当…唐揚げ2個……」

光子:「寝ながら弁当詰めるな!」

優子:「(半分寝ぼけて)……愛妻弁当ですけん……」

(議場大爆笑)



光子:「議員!あなた、先日の予算委員会でも居眠りしてたでしょ!」

優子:「そりゃもう、夢の中で財政再建してましたけん!」

光子:「どう再建したの!?」

優子:「そりゃもう、“赤字も夢で黒字に!”」

(観客拍手+爆笑)



光子:「なら現実でも頼むわ!……てか、あなた昨日の討論で“ねむけ対策委員会”作るって言いましたよね?」

優子:「はい、“寝ても覚めても国を想う委員会”です!」

光子:「想うだけで動かんやん!」

(観客:ヒューヒュー!)



(突然、議場チャイム♪)

光子:「それでは本日の議題、“睡眠と政治の両立について”。」

優子:「あ、はい。私の持論ですが……(再びコテン)」

(マイクに「スピー…」)


光子:「寝たぁぁぁぁぁ!!」

優子:「(起きて)いやいや、寝てません!今のは深呼吸です!」

光子:「肺活量すごすぎやろ!」

(議場総立ちの笑い)



最後は議場全員でコール。


「笑って前進! 居眠りしても国は動く!」


(効果音:Nosephony “第4楽章・ブレス・オブ・ピース” のファンファーレ)



光子(舞台裏):「このネタ、ニュース見ながら5分で思いついた」

優子:「でも本物の議員さんから“めっちゃ刺さった”ってメッセージ来たけんね(笑)」


SNSではタグがトレンド入り:


#国会で寝るな笑うな

#ギャグクラシック国会版

#MandYは起こす






――M&Y社会風刺シリーズ第24弾。

タイトルは、


『撮り鉄 vs カメラ vs 電車』


(舞台には踏切、レール、三脚、そして“やたら自我の強いカメラ”。

光子が撮り鉄役、優子がカメラ役、特別出演:効果音の電車=ナレーション。)



光子(撮り鉄):「よーし、今日こそ完璧な構図や!逆光も計算済みや!」

優子カメラ:「……は?あんたまたISO感度上げすぎやろ。ワイのセンサー焦げるわ!」

(観客:ドカーン!)


光子:「文句言うな、芸術は熱や!」

優子:「いや、熱暴走は物理現象や!」


(電車の音:ガタンゴトン……♪)


光子:「きたきたきたぁぁぁ!!今日の主役は“銀河特急99号”や!!」

優子:「落ち着け、ピント、ピントォ!!」

(電車が目前を通過——しかし通行人が横切る)

光子:「おいぃぃ!おっちゃん邪魔ぁぁ!!」

優子:「被写体は一期一会。諦めも構図のうちやで」

光子:「お前、急に悟り開くな!」



(通り過ぎる電車が声を発する)

電車ナレーション:「……なあ、撮られる側の気持ち、考えたことある?」

光子・優子:「えっ?」


電車:「朝から晩まで“こっち向け”“連写するな”“シャッター音うるさい”って……もうワイ、ストレスで車輪キュッキュ言うわ!」

優子:「撮られるストレス訴訟レベルやん!」

光子:「じゃあ、電車さん。どう撮られたいん?」

電車:「ワイにも“ええ角度”あるんや。ちょっと左から、逆光で“旅立ち風”とか頼む。」

(観客爆笑+拍手)



光子:「じゃあOK!光の当たり完璧、風の流れ良し……」

優子:「よし、あとは構図……」

(タイミングを合わせる)

光子・優子(同時に):「3、2、1――!」

(シャッター音と同時に電車がくしゃみ)

電車:「ハックションッ!!」

光子:「ぶ、ブレたぁぁ!!」

優子:「鼻水でレンズ曇ったぁぁ!!」

(観客:腹筋崩壊)



電車:「スマン……ちょっと花粉が線路に多くてな。」

光子:「いや、線路にスギ花粉てどんな環境や!」

優子:「撮り鉄の天敵=花粉+通行人+くしゃみ電車、やね。」

光子:「ほんで最後に“撮られてる感想”は?」

電車:「せやな……笑って撮られるって、ちょっと悪くないで。」


(BGM:『交響的鼻噴射』より“ブレス・オブ・ピース”スローバージョン)


光子・優子・電車(全員で):「――笑って前進、次は幸せ行きで発車します!」



放送後、SNSでは大反響:


#撮り鉄vs電車 #構図より呼吸 #笑って前進


ある視聴者コメント:


「電車がくしゃみした瞬間、鼻からお茶噴いた」


こうしてM&Yの社会風刺コントはまたひとつ、

「現代社会と笑いの呼吸をつなぐ列車」として走り続けた。






――M&Y社会風刺シリーズ第25弾。

タイトルは、


『煽り運転ドライバー vs クルマの逆襲』


(ステージには本物そっくりの車のフロント模型と、ドライバー席に座る光子。優子が“車の声”役。後方には交通安全のポスターとパトライトの赤い照明。)



光子ドライバー:「おぉぉ〜前の車、遅いのぉ!もっと踏めやぁ!」

(急にアクセルをガッと踏みこむ)

優子(車):「やめてぇぇ!私まだ朝の点検終わっとらんのよぉ!」

(観客:爆笑)


光子:「うるさいな、黙って走れ!」

優子:「走るのはええけど、“命削ってまで進むな”て教習所で言われたやろ!」

光子:「ワシはスピードの申し子や!」

優子:「いや、“違反の申し子”や!」

(客席ドカーン)



光子:「お、前のトラック遅いな。ちょっとプレッシャーかけたろ!」

(車間距離が狭まる)

優子:「ちょ、ちょっと待って!? ブレーキランプが近い!私のヘッドライトが涙目になっとる!」

光子:「泣くな!勝負の世界や!」

優子:「お前、ここは国道や!サーキットちゃうわ!」

(観客爆笑)



優子:「もう限界や。ワイ、いまから“自動ブレーキの反撃モード”入るけんね!」

光子:「反撃モード?!」

優子:「AIの誇り見せたるわ!」

(突然、車が勝手に減速&クラクション)

優子:「“冷静に!冷静に!”」

光子:「やめろー!勝手に講習モード入るなー!」

優子:「命を守るプログラム発動!」

(警察のサイレン音:ウーウー)



(ステージ上に警察役が登場)

警察官(声):「はいそこの車、止まりなさい!」

光子:「あああ〜終わった……」

優子:「終わったんやない、守れたんや。命と免許。」

(観客、じわっと笑い→拍手)



光子:「……悪かったな、無理させて。」

優子:「ええよ。ワイは乗る人が笑顔で降りてくれたら、それでええけん。」

光子:「……もう煽らん。次からは、笑って前進や。」

優子:「それが一番の安全運転や。」


(BGM:M&Y作曲スロー・ブレーキ・ソナタ〜“やさしさは最速”〜)



放送後のSNS反応:


「車がドライバー説教してて草」

「“AIの誇り見せたるわ”で腹筋崩壊」

「このコント、免許更新センターで流すべき」


そして交通安全協会から正式に感謝状:


「笑いで安全を教えた功績を称えます」



光子:「本気で怒るより、笑いながら伝える方が、人の心に残るけん。」

優子:「うちらの“ギャグクラシック交通安全バージョン”やね。」


――こうして、またひとつM&Yは社会を“笑って前進”させた。





――M&Yの年末特別ステージ、

タイトルは


『サンタさん vs トナカイさん 〜残業地獄の北極支部〜』


(雪の舞うステージ。鈴の音。背景には“北極物流センター”。

光子がサンタ役、優子がトナカイ役。BGMはM&Y作曲ジングルベル・バトルクラシック



光子サンタ:「よーし、今年も配るぞ〜!まだ世界の3分の1も残っとるぞ〜!」

優子トナカイ:「……ちょっと待って、サンタ。ワイ、もう脚がガクガクなんやけど。」

光子:「ガクガク言うな!笑顔で飛べ!」

優子:「飛べって言われても、さっきインド経由したやん。スパイスの香りで鼻ムズムズやねん!」

(観客:ドカーン!)



光子:「そんなん言うてる場合ちゃう!次はアメリカ大陸や!」

優子:「遠っ!せめて時差ボケの手当くれ!」

光子:「サンタに残業代の概念はない!」

優子:「いやもう、これブラック北極企業やん!!」

(観客:爆笑)



光子:「いいかトナカイ。プレゼントは夢、夢を運ぶのが我々の使命!」

優子:「夢はええけど、腰が現実なんよ!!」

光子:「休憩はあとでだ!」

優子:「“あとで”って何時間後!? 去年もそのセリフで朝になったやん!」


(効果音:風の音。雪が吹雪く)


優子:「もう限界や……ワイ、スト起こす。」

光子:「なにぃ!?北極支部史上初のスト!?やめろぉ!!」

優子:「要求はシンプル。“休憩10分と温かいミルクティー”」

(観客:拍手&爆笑)



(サンタ、一瞬沈黙。懐から水筒を取り出す)

光子:「……トナカイ、ほら。ホットココアや。頑張ってくれてありがとうな。」

優子:「えっ……サンタ……!」

光子:「……その代わり、ラストスパート頼むぞ!」

優子:「結局働かされるんかい!!」

(観客:ドカーン!)



(空を飛ぶ効果音。鈴の音が鳴り響く)

光子:「トナカイ、次ニューヨーク!」

優子:「あかん、鼻が凍る!鼻センサーがフリーズした!」

光子:「鼻はWi-Fiちゃうぞ!」

(観客爆笑)



(最後の家に到着)

光子:「よし、今年も配り終えたな……」

優子:「……ついに終わった……。サンタ、来年こそ自動運転にしてくれ。」

光子:「あかん!自動運転は笑わん!」

優子:「ほんなら来年も、“笑って前進”やな。」


二人:「メリー・クリスマス&腹筋崩壊をあなたに!」


(BGM:M&Y《Silent Night – 鼻から噴射Ver.》)



SNSトレンド:


#ブラック北極企業

#残業サンタ

#笑って前進2025


観客のコメント:


「サンタのブラック労働問題で笑わされたの初めて!」

「優子トナカイの“鼻Wi-Fi”で腹筋やられた」

「北極支部に労基署を」



光子:「サンタさんの世界も、人間社会と一緒やけん。」

優子:「笑って届けるのが、うちらのプレゼントやね。」


――そして、ステージのラストに雪が舞い、二人の声が響く。


「笑って前進!良い年を!」


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