新しいクラシックの形
集計テーマ:
「一体、世界の鼻は何を吹き出しているのか!?」
M&Y公式運営チームが世界12か国・延べ23,000件の投稿を分析!
笑いと涙と鼻水が交錯したその結果が、ついに明らかに――!
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【世界・鼻噴射食べ物&飲み物ランキング】
順位
吹き出し物
投稿件数
コメント
1位
ビール
5,412件
炭酸の勢い+笑いの瞬発力=最強コンボ!鼻にツンとくる「大人の痛み」付き。
2位
白ご飯
4,970件
日本勢の底力。全国で“鼻孔キャノン”が多発。粘着率No.1。
3位
コーヒー・カフェラテ系
3,801件
「香りが残る鼻孔」と高評価。鼻でカフェタイム。
4位
お茶(緑茶・紅茶)
2,640件
日本・台湾・英国の三国同盟。鼻孔から国際交流。
5位
味噌汁
1,988件
「ワカメが出た」「豆腐が詰まった」など事件性高め。
6位
炭酸飲料
1,702件
爆発音付きで迫力満点!「鼻孔ロケット部門」堂々首位。
7位
カレー
1,245件
スパイシー界の刺客。笑いと刺激のダブルパンチ。
8位
ワイン
860件
「鼻孔で香りを嗅ぐ」上級者向け。エレガンス部門入賞。
9位
麺類
702件
「鼻うどん」「鼻ラーメン」など名称が多彩すぎる。
10位
デザート類(プリン・ア
アイス)
615件
【最強インパクト部門】
グランプリ:「鼻孔ロケット・ダブル炭酸事件」
•投稿者:@california_laugh
•内容:500mlコーラ+炭酸水のダブル口飲み中に爆笑 → 鼻から両側同時噴射。
•被害:テーブル全体が“人工降雨”。
•光子:「両鼻から同時って、もう“ジェット機”」
•優子:「これぞ鼻孔の奇跡2024!」
景品:
M&Yサイン入り「鼻フェス記念タオル」と、限定CD
『交響曲第1番〜鼻から世界を〜』
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準グランプリ:「ワカメ・バイオレンス味噌汁」
•投稿者:@kokona_mama(日本・福岡)
•内容:味噌汁を吹き出し、ワカメがメガネに張り付く。
•光子:「芸術性と生活感の融合!」
•優子:「#鼻ワカメの奇跡、流行中!」
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特別芸術賞:「エスプレッソ・カンタービレ」
•投稿者:@barista_maria
•内容:鼻から吹き出した瞬間、店内が拍手喝采。
•光子:「イタリア人、反応が速い!」
•優子:「“鼻アート”の先進国!」
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【特別審査員コメント】
光子:「鼻から出ても、笑いが残る。それが文化です!」
優子:「世界の鼻孔に感謝を。次は“ブレス・オブ・ピース世界大会”やね!」
【特別番組 発表】
M_AND_Y presents
第1回 Nose-1 Grand Prix
動画部門 BEST20
――世界から寄せられた
「思わず鼻から何かを吹き出してしまった瞬間」動画の中から、
再生回数・コメント数・視聴者の腹筋崩壊度を総合ポイント化しランキング。
司会:M&Y(光子・優子)
ナレーション:新庄剛(特別ゲスト)
テーマ曲:交響曲第1番
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■20位〜11位
静かなる鼻戦士たち
第20位 日本・仙台
「修学旅行の夜、笑いながら飲んだ麦茶が連鎖し、全員が鼻リレー状態に」
再生数:62万回
優子「笑いの連携プレーが完成しとる」
光子「正式競技“麦茶リレー”作れそう」
第19位 カナダ・トロント
「スープを飲みながらZoom会議中、鼻からコーンが出現」
再生数:74万回
光子「オンラインでも逃げ場なし」
優子「リモート鼻事件、新時代の象徴やね」
第18位 日本・福岡(博多)
「焼きうどんを食べながら爆笑、鼻からキャベツが舞う」
再生数:80万回
優子「地元代表。キャベツの舞いが美しか」
第17位 フランス・パリ
「ワイン試飲中に笑って鼻からボルドー」
再生数:93万回
光子「赤の香りが鼻孔を支配」
優子「香る笑い、フランス代表」
第16位 日本・東京 音大生寮
「講義中に笑い、カフェラテ噴射。教授が“ビブラート完璧”と評価」
再生数:98万回
光子「私たちの後輩やね」
優子「音で笑い取れるの音大だけ」
第15位 韓国・ソウル
「友人のギャグ動画でキムチスープが鼻から噴出」
再生数:102万回
光子「辛味と酸味の融合」
優子「鼻孔ファイア」
第14位 アメリカ・シカゴ
「くしゃみでコーラが逆噴射、画面が炭酸シャワーに」
再生数:115万回
光子「花火大会みたい」
優子「音が完全に爆発」
第13位 日本・大阪
「たこ焼きを食べながら爆笑、ソース鼻孔事件」
再生数:128万回
優子「甘辛い悲劇」
光子「鼻孔ソース、もはや大阪名物」
第12位 イタリア・ナポリ
「エスプレッソを鼻から噴射、観客総立ち」
再生数:142万回
光子「拍手も鼻息も熱い国」
優子「鼻芸が芸術扱いされとる」
第11位 日本・札幌
「雪見おでんを笑いながら食べ、鼻から出た汁が瞬間凍結」
再生数:158万回
光子「鼻からつらら誕生」
優子「鼻つららチャレンジ、凍結中」
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■10位〜4位
世界を震わせた噴射の美学
第10位 ブラジル・リオ
「サンバを踊りながらジュース噴射」
再生数:180万回
光子「リズムと液体が完全同期」
優子「鼻孔で踊っとる」
第9位 日本・黒崎家代表(心菜ママ)
「鼻から味噌汁、ワカメが眼鏡に張り付く」
再生数:191万回
光子「ワカメの軌道が芸術」
優子「鼻ワカメの奇跡」
第8位 ドイツ・ミュンヘン
「ビール乾杯中に鼻から泡とソーセージ」
再生数:202万回
光子「新時代の乾杯」
優子「鼻でプローストって何語」
第7位 アメリカ・テキサス
「バーベキュー中、ステーキの肉汁が鼻から噴出」
再生数:215万回
光子「鼻孔から肉汁」
優子「ノーズステーキ誕生」
第6位 日本・福岡
「くしゃみ一発、鼻から白ご飯が弾道を描く」
再生数:243万回
光子「元祖・鼻孔ライスキャノン」
優子「発射角度45度、理想形」
第5位 アメリカ・カリフォルニア
「コーラと炭酸水を同時に飲み笑い、両鼻同時噴射」
再生数:260万回
光子「科学の限界を超えた」
優子「両鼻ロケット完成」
第4位 日本・博多
「光子・優子の配信を見ながらビールを飲み、鼻ビール二連発」
再生数:277万回
光子「私たち、事故誘発装置になってる」
優子「公式事故で公式に笑い取った」
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■TOP3
世界が認めた鼻芸レジェンド
第3位 インド・デリー
「スパイスカレー中、くしゃみで鼻からターメリック」
再生数:308万回
光子「鼻孔から香りが立つ」
優子「スパイシーに笑える国」
第2位 日本・小倉家ファミリー通信
「春介・春海による“鼻からご飯ブー交響曲”」
再生数:354万回
光子「小学生で世界2位」
優子「鼻から家族愛が出とる」
第1位 アメリカ・サンディエゴ
「野球観戦中、ホットドッグとコーラが同時噴射」
再生数:402万回
光子「二重奏の完成形」
優子「空中交差、完全に芸術」
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■優勝者賞品
・M&Y直筆サイン入り Nose-1公式ゴーグル
・記念Tシャツ
・特典CD
鼻交響曲第2番
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■総評
光子
「人類はここまで鼻で笑えるようになった」
優子
「鼻孔の可能性は無限大。次は“くしゃみオーケストラ”」
光子
「次回大会名は決まり。“世界鼻楽祭2045”」
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世界トレンドワード
1.鼻から世界へ
2.鼻交響曲
3.ブレス・オブ・ピース
4.笑って前進
5.Nose1GP
――
「笑いの平和は鼻から始まる」
これは、2044年を象徴する言葉として語り継がれることになる。
【M&Y 公式ポスト】
鼻から世界へ、第2幕。
Nose-1 Grand Prix「鼻フェス動画部門」BEST20を公開しました。
公開直後から大きな反響が寄せられ、
「腹筋が壊れた」「炭酸が脳天まで抜けた」「家族で号泣(鼻水込み)」など、
笑いと被害報告が同時多発的に発生しています。
そして――
事件は、予想どおり再発しました。
視聴中の“鼻噴射事故”が世界各地で連鎖。
コーヒー、スープ、ビールに加え、海外ではカクテルまで巻き込んだ
いわゆる「鼻孔の乱・アフターショック」が確認されています。
視聴の際は、ティッシュとユーモアの準備をおすすめします。
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【コメント欄より(一部抜粋)】
@beer_oyaji
再びやってしまった。鼻ビール、セカンドシーズン突入。
@mama_misoshiru
味噌汁をすする瞬間に例の動画が流れた。
ワカメ、また飛びました。
@tokyo_lecturer
うちのゼミ生が授業中に鼻から笑い出しました。
責任の所在が不明です。
@NASA_laugh_lab
We’re now officially studying “Human Nasal Pressure Propulsion.”
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そして――
光子が、にやりと笑いながら再投稿ボタンを押します。
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【再投稿動画タイトル】
「父、桜を吸い込みし瞬間」
(通称:鼻から桜吹雪事件)
【動画内容】
春の公園。満開の桜。
「花見はええのう」と深呼吸する父・優馬。
直後、くしゃみ一閃。
鼻から桜の花びらが一斉に舞い上がる。
背後で転げ回る光子と優子。
光子
「これが“鼻桜流し”でございます」
優子
「美しいけど、完全に鼻から春」
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【投稿コメント】
番外編。
我が家の伝説「鼻から桜吹雪事件」を、コント化して再投稿します。
※腹筋崩壊注意
※ティッシュ複数推奨
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【コメント急増】
@hanami_lover
鼻から春が来る人、初めて見ました。
完全に人間花吹雪マシン。
@asahi_tv_news_bot
[速報]“鼻から桜”動画、再生回数1000万回突破。
視聴中の再噴射事案が相次いでいます。
@mika_music
桜が鼻から出る瞬間、リズムが完璧。
「春のくしゃみ協奏曲」として保存希望。
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【同時トレンド上位】
・鼻から桜
・春の噴射祭り
・ティッシュ警報
・笑って前進
・鼻フェス2044
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最後に、光子の投稿。
「父の鼻から春が出たあの日、
家族に笑いが芽吹いた」
優子
「そして今日も、世界中で鼻から幸せが舞っています」
――世界が、笑いで満開になった夜でした。
――ギャグクラシック新章、題して
#『交響的鼻噴射第2集』
(通称:Nosephony)
“鼻から世界”の一件を受けて、M&Yが即興スケッチを一気にオーケストラ譜へ。
コンセプトは「笑い=呼吸=音楽」。クラシックの“荘厳”を“爆笑荘厳”に置き換える。
作品構成(全4楽章・約28分)
1.Ⅰ. プレリュード《吸って・耐えて・出る》 Allegro respirando
•弦のトレモロ=“くしゃみ前のゾワゾワ”。
•管が半音階で上昇、ティンパニが「ハ…ハ…ハ…」の三拍子を叩く。
•スコア指示:con starnuto(くしゃみ感をもって)。
•クライマックスで全員の強制ブレス→全休止→fffの“噴射和音”。
2.Ⅱ. スケルツォ《鼻孔ツーバースト》 Vivace con sorriso
•ピッコロ+クラ+オーボエで“二連噴射”モチーフ。
•打楽器:ティッシュ箱、ストロー、霧吹き(※本当に水は出ない)。
•変拍子(7/8→5/8)で“笑いのよろめき”を表現。
3.Ⅲ. アダージョ《桜の花びら・回想》 Cantabile sospeso
•弦のフラウト+ハープのグリッサンド=“花びらが舞う”音響。
•鼻笛ソロが「さくらさくら」の影を遠くに匂わせる。
•指示:senza ironia(ここだけは冗談抜きで、美しく)。
4.Ⅳ. フィナーレ《世界同時噴射》 Presto giocoso
•各国リズムを織り込んだ大合奏。サンバ→ワルツ→ボレロ的クレッシェンド。
•終盤、合唱が**「笑って前進!」**のコール&レスポンス。
•ラストはpp→fffの大スニーズで決め、客席に“ブラボー”ならぬ**「ブー!」**が飛ぶ(声楽の特殊効果)。
楽器&特殊ギミック
•鼻笛首席(Nose Flute Principal)
•ティッシュ箱群(Box-issimo:大小5種、ミュート効果あり)
•スニーズ・シンバル(ミュート布付)
•ストロー・クラッパー(炭酸の“プシュ”を模す)
•観客参加型くしゃみカスティネット(希望者に配布)
スコアの“爆笑注釈”
•non ridere forte, ma inevitabile(大声で笑うな、だが不可避)
•tenere腹筋(腹筋を保て)
•rubato daorio(笑いでテンポが崩れたら、指揮者の眉で合わせる)
収録現場:前回以上にカオス
•Take1:ピッコロが“二連噴射”で自分が吹き出し、笑いで音にならず。
•Take3:打楽器のティッシュ箱が中身ごと舞台上に乱舞、弦セクション総崩れ。
•Take6:指揮者、コーダ前の全休止で笑いを堪えきれずタクト落下。
•コントロールルーム:エンジニアが笑いすぎてトークバック押しっぱなし→マイクに「はははは」が録音。
•昼休憩:全員で腹筋ストレッチ会。配給はノン炭酸の水と塩飴のみ(安全対策)。
コンマス「この譜面、笑いの呼吸が合わんと合奏できん」
指揮者「音楽史上初の“笑い合わせ”ですね」
ホルン首席「腹筋が限界。だけど涙が音になる感覚がある」
初演&反響
•試聴会:演奏家の笑い声も含めて“ありのまま”で配信→同時接続100万超。
•批評:
•『楽壇月評』「“咳払いを咎める文化”から“笑いを編み込む文化”へ。概念の転換点」
•『J-CLASSIC+』「呼吸を中心に再設計された交響形式。笑い=リズムという明快さ」
•SNS:
•#鼻噴射交響曲 #笑って前進 #ブレスオブピース2 が世界トレンド。
•楽団キッズが学校の自由研究で「笑い時の呼吸数×テンポ相関」を発表し、理科室が満席に。
アルバム仕様
•タイトル:『Nosephony — 交響的鼻噴射第2集』
•収録:本編28:34+ボーナス「爆笑アウトテイク集」9:12
•付録:“腹筋セーフティ・ガイド”(笑いストレッチ、炭酸持ち込み禁止など)
•ジャケット:桜の花びらが音符に変わり、鼻笛がポディウムに立つイラスト。
そして“概念”は変わった
クラシック=厳粛、の殻を割って
**「呼吸と笑いを作曲する」**方向へ。
聴衆は黙って聴かず、一緒に呼吸し、一緒に笑う。
楽壇のベテラン評論家が言った。
「ブラボーの代わりに“ブー”が飛ぶ日が来るとは。
しかも、それが最高の賛辞だとは。」
レコーディングは何度も中断しながら、最後は“笑い泣きのユニゾン”で無事完了。
マスターが上がった瞬間、コントロールルームに静かな拍手——そして遅れてまた笑い。
M&Yは深呼吸をひとつ。
「次は“涙のアダージョ”も書こう。笑いと涙は同じ呼吸の両面やけん。」
“クラシックの概念を変える存在”という見出しは大げさじゃない。
だって、音楽は呼吸で、呼吸は笑いなのだから。
呼吸が音楽になった日
――M&Yと〈ギャグクラシック〉誕生の構造
批評家も演奏家も、最終的に同じ結論へたどり着く。
なぜM&Yだけが、ギャグを音楽へと昇華できたのか。
それは奇抜な発想や話題性の問題ではない。
彼女たちの人生そのものが、最初から
**「笑いと音楽を同じ呼吸で扱う構造」**として成り立っていたからだ。
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1 生い立ちという作曲法
光子と優子は、幼いころから
「ボケとツッコミ」「リズムとテンポ」を往復する環境で育った。
放課後はピアノとトロンボーン。
夜は家族とともに、落語や漫才の映像を繰り返し観る。
そこで分析されていたのは、物語ではない。
拍子、間、息の置き方、オチの速度だった。
拍子と間合い。
フレーズとオチ。
それらは彼女たちにとって、最初から別の概念ではなかった。
光子は後に語っている。
「笑いって、リズムやもんね」
優子も同意する。
「テンポがズレたら、音楽もギャグも死ぬけん」
この感覚が、後のすべてを決定づけた。
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2 他の作曲家との決定的差異
多くのクラシック作曲家は、形式から音楽を組み立てる。
M&Yは逆だ。呼吸と反応から始める。
•他の作曲家が楽譜を書くとき、彼女たちはツッコミのタイミングを書く。
•他の作曲家がフレーズを作るとき、彼女たちはオチまでの「間」を設計する。
•他の作曲家が聴衆を静めようとするとき、
彼女たちは演奏者と聴衆を同時に笑わせようとする。
結果として、
音楽でボケ、テンポでツッコむ
という構造が、無理なく楽式の内部に組み込まれた。
これは技法ではない。
生活と身体に刻まれた反射運動だった。
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3 事件が作品に変わるとき
――《交響的鼻噴射第2集》
いわゆる「鼻から世界」の一件は、
M&Yにとって“事故”ではなかった。
それは即座に素材となり、
即興スケッチからフル・オーケストラ作品へと展開される。
こうして生まれたのが、
《交響的鼻噴射第2集》
通称 Nosephony である。
コンセプトは明快だった。
笑い=呼吸=音楽。
クラシックの「荘厳」は、「爆笑荘厳」へと再定義される。
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4 作品構造と音楽的意味
全4楽章・約28分。
第1楽章では、
くしゃみ前の違和感が弦のトレモロとして描かれ、
全休止の後、fffの噴射和音が炸裂する。
第2楽章は、
二連噴射モチーフと変拍子による「笑いのよろめき」。
第3楽章では、
一転して冗談を排し、
桜の花びらの記憶が純粋な音楽として歌われる。
第4楽章では、
世界各地のリズムが結ばれ、
合唱の「笑って前進!」がホール全体を巻き込む。
終結で飛ぶのは「ブラボー」ではない。
「ブー!」
——声として指定された、最高の賛辞である。
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5 専門家が見た「前例のなさ」
音楽評論家・小田桐久志はこう述べた。
「彼女たちの譜面は、リズム譜であり、同時にコント台本だ。
笑いを設計できる作曲家は、音楽史上ほぼ存在しない」
落語研究家・白浜一成も指摘する。
「ボケとツッコミを対位法として書いている。
これは漫才を音楽理論へ翻訳した行為だ」
重要なのは、
M&Yが“面白いことをしている”のではなく、
笑いを制御可能な構造として扱っている点にある。
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6 概念の転換とジャンル誕生
この作品以降、前提は崩れた。
クラシックは厳粛でなければならない。
聴衆は黙って聴くべきである。
それらは、もはや絶対ではなくなった。
音楽誌と配信プラットフォームは同時に新タグを設ける。
ギャグクラシック(Gag-Classic)
笑い、呼吸、間を
作曲資源として正面から扱う新しい系譜である。
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7 M&Yミニ・マニフェスト
1.呼吸は打楽器
2.間は和声
3.笑いは解放
4.参加は作曲
5.尊重と安全
これらは冗談ではなく、
現代音楽の実践指針として受け取られ始めた。
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結論
M&Yは、
クラシックにギャグを持ち込んだのではない。
最初から
音楽=笑い=呼吸
という一本の線で生きてきただけだ。
だから彼女たちは、
「異端」でも「色物」でもなく、
呼吸で音楽を再発明した世代として
音楽史に記される。
光子は言う。
「笑いを作曲しとるだけやけん」
優子が続ける。
「次は、涙のアダージョやね」
次のページには、
また新しい拍が書き込まれる。
笑いと、呼吸とともに。




