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人外転生  作者: 雪鼠
1/21

1・始まり

 昔、とある国は勇者召喚を試みた。

 そしてそれは成功し、39人の勇者が召喚に応じて城にやってきた。

 彼らは、平和な日本の高校生だった。

 んんんんん!?

 暗い!

 何も見えん!

 何も聞こえん!?

 てか狭い!

 ここはどこだ!?

 おおお落ち着け!

 まずは現状確認だ!

 ……見えん!聞こえん!

 つまり何もわからん!

 詰んだ!?

 死ぬ!?

 死ぬのか俺は!?

 嫌だ、まだ死にたくない!

 あああああ!




 ふう。

 ちょっと落ち着いた。

 正直あのあと素数を数えようとして2の累乗を数え始めたぐらいテンパってたけど、時の流れが俺を少し冷静にしてくれた。

 不安であることは変わらないが。

 現状確認ってのは大事だ。

 特にこういう非常事態のときは。

 もうしばらくすれば、暗闇に目がなれるだろう。

 何も聞こえないのは……静かな場所なんだろう、きっと。

 あれ?現状確認できてなくね?

 ……うん、とりあえず何があったか思い出そうか。




 最後に憶えているのは、教室の風景だ。

 俺は、なんか不良っぽいやつらに絡まれてて……。

 で、その日はテストで疲れてたからテキトーに受け答えしてたら急にそいつらが怒り出して……。

 で、なんか殴られて……。

 その不良ってのが、ボクシング界にスカウトされたプロ顔負けの怪物って話で……。

 当然陰キャにはそのパンチを耐えられるわけもなく、昏倒、と。

 我ながら、なんというか、不憫だなぁ。

 なんで痛い思いをせにゃならんのか。

 ああそうだ。ちょうどその時、教室が光ってたんだ。

 正確に言えば、教室の床に魔法陣みたいな光の幾何学模様が……。

 魔法陣みたいな……。

 




 二作目です!

 ノリで書きます!

 よろしく!

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