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3章 アナザー 最強の一角・鋼紅

 前後編を統合した結果長めに――

 (はがね)(こう)

 忍足(おしたり)雪子(ゆきこ)

 糸見菊理(いとみくくり)


 【聖剣】と呼ばれる、日本最強のパーティ。

 そんな彼女たちは――空港にいた。


「――面倒」


 銀髪の少女――雪子はそう漏らす。


 今回、紅たちはある人物と会うためにここを訪れていた。

 ――しかし、会いたい相手……というわけではない。

 むしろ少し気が進まないくらいだ。


「アメリカからの助っ人――ですか」


 濡れ羽色の髪をした女性――菊理はそう漏らす。

 今日は戦闘の予定がないため、いつもの巫女服は纏っていない。


「ん。Sランクのパワーアタッカー。ジェイソン・D・カッパー。あっちじゃ、5本指に入るアタッカーらしい」


 雪子は事前にキャッチしていたらしい情報を並べてゆく。

 

 彼女は【聖剣】の情報収集担当でもある。

 彼女が集めた情報なら信頼できる。


「冒険者大国のアメリカで5本の指ですか」


 紅はそう漏らした。


 アメリカは外国からも有望な冒険者をスカウトしており、現在では冒険者大国の地位を確固たるものとしている。

 そこで上位に数えられているのなら、その実力は保証されているようなものだろう。


「でも、性格はクソ。政府としては、実力はあるけど死んでも良いからウチのレイドチームに押し付けた感じ」


 ――精神面はかなりの酷評だったけれど。


「それに……パーティどころか個人参加というのは……」


 菊理は少し表情を曇らせている。


 それも当然だろう。

 こちらは多くの優秀なパーティをオリジンゲート攻略につぎ込んでいるのだ。

 それに対する援助が冒険者1人というのは――割に合わない。


「ん。あっちさんは、共同で攻略したっていう事実が欲しいだけ。抗議しても『量より質重視』とか言って済まされる」

「何か思うところがあるのですか?」


 紅は雪子に問いかけた。


「確かに、いつになく棘がありますね」


 同じことを思っていたのか、菊理も紅に同意する。

 雪子は無表情だが、無感情ではない。

 むしろ、乏しいのは表現力だけで、感情そのものは豊かといえる。


 だが、それでもここまで悪印象を見せるのも珍しい。



「調べてみたら――そもそも、このレイドはアメリカ発案」



 雪子が告げたのは、直接命令を下された紅でさえ知らなかった事実。


「日本はダンジョン黎明期に、アメリカに対して大きすぎる借りを作ってる」


 ――それは歴史の勉強だ。


 ダンジョンが現れたのが半世紀前。

 同時期に、のちの冒険者と呼ばれる超人的な能力者が現れ始めた。

 

 ダンジョンと冒険者。

 変わりゆく社会。

 その波に日本は――乗り遅れた。


 法整備。あるいは新しい価値観への順応。

 そう言った論争からダンジョンへの対応が大きく出遅れてしまった。


 あくまで一般人でしかない警察官や自衛隊が、効きもしない重火器を手にモンスターと戦わされた。

 そんなとき、援軍として冒険者を派遣したのがアメリカだったのだ。


 すでに冒険者という存在を受け入れ始めた国のノウハウ。

 それに従い、日本はやっと自力でダンジョンをクリアできるようになった。

 ――大きな借りと引き換えに。


「だから今回『オリジンゲートをクリアしたら何が起こるのか』を知りたいアメリカの代理で頑張らされていることになる」


 その借りは半世紀たった今でも、両国の力関係に現れている。


「オリジンゲートをクリアしたら、これまでの常識を覆すようなアイテムが手に入るのか。逆に、ダンジョンが発生しなくなり、ダンジョン由来の資源が枯渇してしまうのか。それは、ずっと議論され続けていて、リスクの高さから実際に試されることのなかった実験」


 始まりのダンジョン。

 それにもかかわらず、オリジンゲートがクリアされたことはない。


 その理由は難易度だけではない。

 ――オリジンゲートをクリアしたことで何が起こるのか、どの国も不安だったのだ。


 最高難度のダンジョンなら、これまでにない秘宝が手に入るかもしれない。

 しかし万が一、オリジンゲートをクリアしたことで通常のダンジョンも発生しなくなってしまったら?

 ダンジョンから手に入るはずだった資源がもう自力で生産できなくなってしまう。

 それは、先進国の座を奪われることと同義だった。


 ゆえに専門家が慎重な議論を繰り返しつつも、実行に移せずにいたのだ。


「ですが、なぜ日本のオリジンゲートをクリアすることになったんですか?」


 紅が問うと、雪子は肩をすくめた。


「ダンジョン黎明期の借りのせいで日本はアメリカに強く出られない。条件1『命令しやすい国』を達成。さらに条件2『強大なアイテムを手に入れても、脅威になりにくい国』を達成。ついでに条件3『仮にダンジョン資源が枯渇しても構わない国』も達成」


 指を折りながら、雪子は嫌そうに舌を出す。


「結果として、私たちは国家権力に犯されて『らめぇぇぇ』ってなってる」

「……………………」


 表現はともあれ、雪子の言うことはもっともだった。

 今回のダンジョン攻略において、紅たちに決定権はない。

 挑むダンジョンも、挑む時期も選べない。

 国家権力に操られているというのは事実だ。

 それもかなりハードスケジュールで。


「これでダンジョン資源が枯渇して、大戦犯扱いされた日にはキレる自信あり」

「そうならない――とは言えないのが残念ですね」


 気が付くと、紅の口からもため息が漏れていた。


 最悪の予想が的中し、オリジンゲートのクリアがダンジョン資源の枯渇につながってしまった場合。

 それによる国民の不満は、レイドチームの中心であった【聖剣】へと向けられることだろう。

 ――向くように、世論が誘導されるだろう。


 紅たちは最強のパーティ。

 しかしそれは腕っぷしの話。

 武力が振るえない政治的な戦いになれば、ただの女3人でしかない。


「国家権力のせいで強制参加。どんなすごいアイテムを手に入れてもさよならバイバイ。国家に損害が出たらスケープゴート。まさにクソ・オブ・クソ」

 ――冒険者は自由の職業。こんな名言考えた奴もついでにクソ。


 雪子の口から不満があふれる。


「あらあら……荒れていますね」


 頬に手を当て、菊理は苦笑する。

 気持ちを切り替えるために、紅が周囲を見回していると――



「――ゆっこ。あの方ですか?」



 ――他とは圧倒的に違う気配があった。


 そこにいるのは大柄な男。

 金髪に浅黒い肌。

 その身長は2メートルを越えている。

 趣味の悪いシャツを羽織っただけということもあり、隆々とした肉体が惜しげもなくさらされている。


「ん。あの超ガラ悪そうなの」


 一挙手一投足。

 そのすべてに傲慢さがにじむ。

 

 ――偏見と言われてしまえばそれまで。

 だが、すでに第一印象はかなり悪い。


「あれが、冒険者大国のトップランカーですか」


 見てみると、菊理も少し眉をひそめている。

 

 なんとなく分かってしまうのだ。

 目の前の男は、自分たちとは相容れぬ存在だと。


「Sランクパーティ【ジャバウォック】のリーダー。タンク4人にアタッカー1人っていう、超変則編成パーティのエース」


 雪子は小声で彼――ジェイソンの解説をしてゆく。



「それでも向こうじゃ()()()()()()()()()()()らしい」



「なるほど」


 紅も、なぜジェイソンが1人で派遣されたのかを理解した。


 単純に――強いのだ。

 たった1人で、パーティ全体の火力を担えるほどに。


「――気は進まないかもしれませんが。あまり不和は起こさないでくださいね」


 紅はそう言うと、一歩進んだ。


 彼女は【聖剣】のリーダーだ。

 自分が最初に挨拶するのが筋というものだろう。

 ――気は進まないけれど。


「ん」

「分かっていますよ」


 仲間たちの声を背に、紅はジェイソンと向かい合う。


「――こちらがジェイソン・D・カッパー氏です」


 ジェイソンの隣にいた黒髪の女性がそう言った。

 ――彼女は通訳なのだろう。


「私は【聖剣】の鋼紅です。よろしくお願いいたします」


 好きかどうかはともあれ、これからともに戦ってゆく仲間となるのだ。

 関係は良好にしておきたい。


「ん……忍足雪子」

「糸見菊理です」


 紅に追従し、他の2人も頭を下げた。


 その様子を見たジェイソンは笑顔を浮かべる。

 そして、通訳の女性に何かを言っていた。


「『日本に来たのは初めてだけど、3人に会って日本のことが好きになりました』」


 一見すると、それは友好的な言葉。


「『レべ――』ぇ、ぁ」



 だが――通訳の女性が唐突に固まった。



「?」


 紅の目から見て、女性は明らかに動揺していた。

 信じられないといった目をジェイソンに向け――紅たちの顔色を窺った。

 それが意味するのは――


「――――」

(今のは――)


 ぼそりとジェイソンが何かを言った。

 あまりなじみのない単語。

 ゆえに日常会話レベルの知識しか持たない紅には確信が持てない。


 しかしジェイソンの口から出た単語は確か――かなり差別的な意味合いを持つ言葉だったはず。


「ぁ、ぁぅ…………」


 明らかに動揺する通訳の女性。

 彼女は目を閉じると、何かを覚悟したように口を開く。



「『日本は……レベルが低いイメージしかありませんでしたが、認識が変わりました』」



 それはきっと、ジェイソンが発した言葉だったのだろう。



「『女のレベルは――悪くありません』」



 ――訳することを躊躇うくらいに卑しい発言だったのだろう。


「『日本のおもてなし精神は、本物だと確信しました』」


 淡々と女性は通訳を続けてゆく。

 


「『入国早々、ここまで質の良い女を準備しておいてくれるとは……日本は気遣いの国ですね』」



 ――少しでも丁寧に聞こえるようにと言葉を選びながら。

 そんな気配りで誤魔化すには、あまりにも醜悪な言葉だったけれど。


「「………………」」


 雪子と菊理の視線が急速に冷えてゆく。

 当然だ。

 初対面の男性にそんなことを言われて、何も思わないわけがない。


「『特に貴女』」


 一方で、ジェイソンが指を向けたのは――紅だった。

 彼は舌なめずりをして、指を動かしてゆく。


 最初に指したのは顔。それから胸元。そして――



「『貴女の体は、は……はら……孕ませ甲斐が…………ありそうです』」



 紅の下腹部を指し示す。


「……申し訳ありません」


 言葉にならない不快感を覚えながらも、紅は頭を下げる。


「私たち【聖剣】は、オリジンゲート攻略の要を任されています」


 笑顔は得意ではない。

 だから、せめて不快感を顔に出してしまわないように。


「あくまで、貴方とは対等な関係を築いていきたいと考えています」


 紅はそう伝えた。

 

 ジェイソンは日本語がまったく分からないのだろう。

 反応はない。

 だが、通訳の女性が英語で紅の言葉を告げると――


馬鹿女かよ(Cunt)……!」

 

 彼はそう唾を吐いた。


 空港の床に痰を吐き捨て、彼は嗤う。


「『オリジンゲートくらい、私1人で攻略できます。貴女たちに出来ることは、私が帰ってしまわないように――ように……身体を使うこと……ですよね?』」


 女性が言い終わるかどうかというタイミング。

 ジェイソンが手を伸ばした。

 彼の手が掴んだのは――紅の乳房であった。


 今日の紅は、ダンジョンに潜る時のような鎧を纏っていない。

 薄い布で隠されただけの柔肉は、武骨な手に握られて形をゆがませる。


 ――紅の中で、何かが切れた。


「――ゆっこ。菊理」


 平坦な声色。

 一切の感情が乗っていない声。


「――すみません」


 紅が告げるのは謝罪。

 

「一応、穏便に済まそうとは思っていたのですが」


 謝らなければならないことは多分――これから起こる。



「少しだけ――灸を据えさせてください」


 ――というより、起こす。



『ああ。もういいわお前』


 ジェイソンはそう口にする。

 そして彼は――通訳の女性を払い飛ばした。


「きゃっ……!?」


 羽虫を払うような動作。

 だが、彼はトップクラスのアタッカーだ。

 しかも力自慢のパワーアタッカー。

 女性は紙屑のように吹っ飛ばされる。


 女性の華奢な体は床を滑り、遠く離れた壁まで飛ばされていた。

 彼女は咳込んだまま、その場でうずくまる。

 おそらく彼女も冒険者なのだろう。

 もし彼女が一般人であったのなら今頃ミンチになっていたはずだ。

 そんな攻撃を、目の前の男は躊躇いなく実行したのだ。


『さっきからあの通訳。オレ様の言葉、ちゃんと伝えてねぇだろ』


 ジェイソンは英語で毒を吐く。

 彼は苛立ちを隠すことなく紅たちを見下ろした。


「それでも、充分に醜悪さは伝わってきましたが」


 あの女性は、少しでもジェイソンの印象が悪くならないようにと努力したのだろう。

 それでも、隠しきれるものではなかったが。


『ったく、日本語じゃ分かんねぇんだよカスが』


 舌打ち。

 ジェイソンは一歩踏み出した。


『ま、目を見れば言いたいことくらいは分かるけどな』


 そして紅の顔を覗き込んだ。

 鼻と鼻が触れそうな距離。

 しかし、そこにあるのは不快感だけ。


『売婦がプライドなんて持っても、みっともないだけだぜ』


 国内最強の冒険者。

 そう呼ばれるだけあって、紅は海外の冒険者と交流を持たねばならない機会が多い。

 ゆえに英語くらいならある程度は理解できる。


 だから分かるのだ。

 ジェイソンの口から吐き出されているのは、かなり汚い意味を持つスラングであると。



『ま、こういう女に教え込むほうが面白いってのも分かるけどな』



 ジェイソンの口元が歪む。

 その直後――


「ッ――!?」


 とっさの反応だった。

 紅はポーチ――念のために持ってきていたアイテムボックスから日本刀を引き抜いた。

 そして――体の前で構える。


「っ……!?」


 直後、紅の体を衝撃が突き抜ける。


 彼女が構えた剣には――大剣が叩きつけられていた。

 大剣を振るったのは――ジェイソン。


 棍棒と両手剣を足して2で割らなかったような超重量武器。

 それが生み出す威力はすさまじく、紅の体が吹っ飛ばされる。


 彼女の体は空港の壁を突き抜け、滑走路を挟んで向こう側にあった建物へとねじ込まれた。

 紅はスピードアタッカーだが、高レベルゆえにパワーもある。

 そんな彼女が数百メートル吹っ飛ばされたのだ。

 それだけで、ジェイソンのパワーが規格外だと分かる。


『小国の大将がッ! 対等ヅラしてんじゃねぇよッ!』


 そしてジェイソンは追撃の手を緩めない。

 幅跳びのような体勢で彼は跳躍する。

 たった1回のジャンプ。

 それだけでジェイソンは滑走路を横断した。


 そのまま彼は勢い任せに大剣を振り下ろす。

 狙いは――紅だ。


「ッ――!」


 紅は大剣を受け止める。

 尻餅をついた姿勢のまま受けたため、鍔迫り合いはかなり分が悪い。

 しかも、彼女が持っているのは予備のための刀だ。

 対するジェイソンの武器は粗野でありながらも一級品。

 ――紅の刀にヒビが入る。


『こんな国でトップだろうとッ! その程度じゃ、オレ様のパーティのカス共と変わらねぇよッ!』


 ジェイソンは攻撃に体重を込めてゆく。

 体勢の不利もあって、紅は少しずつ彼に押し潰されてゆく。

 押し返された刀の峰が、ついに彼女の肩に触れた。


『オラッ! せっかく加減してるんだから、顔が潰れる前に――――』


 その有様を見て、ジェイソンは嘲笑する。

 見たことかと。

 力の差を思い知ったかと。

 そう嗤う。



「――調子に、乗らないで」



 だが、鋼紅は日本最強の称号を背負う冒険者だ。

 容易く――ましてこんな男に敗北するわけにはいかない。


 こんな――()()()()()()()()()の男には負けられない。


 ゆえに使用する。

 彼女の――ユニークスキルを。



「――――【時よ止まれ】」



 スキル【時間停止】。

 紅以外のすべてを停止させるスキル。

 それが彼女のユニークスキル。

 1日に10秒までと制限は厳しいが、他の追従を許さない強力なスキルだ。


「確かに、貴方の国の冒険者はレベルが高い。それは認めます」


 ――【白雷(びゃくらい)】。

 それが鋼紅の二つ名。


 金髪をなびかせ、白銀の鎧を纏う紅。

 彼女が全力で戦えば、周囲の人間には白い雷が走っているようにしか見えない。

 それゆえに【白雷】と彼女は呼ばれてきた。

 

 ――しかし、それは以前の話。

 


「ですが、貴方は私より弱い」



 今の紅は、雷よりも光よりも――速い。



『クソがッ……!』


 ジェイソンは苛立ちを隠さない。

 近くの物に当たり散らしながら彼は去ってゆく。


 ――彼の両肩には、刀による傷が残されていた。


「問題を起こす気配しかありませんが……」


 そんな彼の背中を、紅は見送る。

 

 先程の攻防は、時間を止めた紅がジェイソンに一撃を加えたことで終わった。

 彼が想定していなかった反撃。

 それによって、少し頭が冷えたのだろう。

 彼は怒りを膨らませながらも、この場で争うことがどんな不利益を生むのかを理解していた。

 結果として、あんな別れ方になったわけだ。


「でも、あれは特別枠。態度が悪いくらいでチェンジは不可」


 雪子はそうつぶやいた。

 ジェイソンは、協力国であるアメリカの推薦枠。

 選抜試験でふるい落とされることもない。


「どうにか、こちらで手綱を握るしかないのでしょうね」


 菊理も嘆息する。

 あの男と上手く付き合ってゆく。

 考えるだけで頭が痛い。


「前途多難……ですね」


 前人未踏のオリジンゲート攻略。

 だというのに、紅の眼前には問題が山積していた。



「まだ本番まで2カ月以上。……お願いだから犯罪だけはやめてほしい」


 

 雪子の言葉は、【聖剣】の総意であった。



 ジェイソンは4章において景一郎たちともかかわってゆく予定です。

 果たしてそれは平和的な出会いとなるのか――



 ※お知らせ

 本作は4章から『月、水、金』の週3投稿となります。

 投稿時間は大体これまで通りで。

 様子を見て、頻度は変えるかもしれませんが週3よりペースダウンすることはない予定です。 



 面白かった! 続きが気になる!

 そう思ってくださった方は、ぜひブクマ、評価、感想をお願いいたします。

 皆様の応援は影浦景一郎の経験値となり、彼のレベルアップの一助となります。

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