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何故か神様に攫わました  作者: 冒険者うどん
1章 転成
9/11

8.こんにゃく

そろそろ戦う場面を!と思ってますからね!

それから俺はサーペントと共に、森の中を歩き回り他の仲間を作る方法を話しあい、仲間を作りながら森を歩いていた。

「なあカナラ。お主のようにモンスターの転成者は、初めて見たぞ。わしよりも強くなるじゃろう。」

「何故モンスターの転成者だと強くなるんだ師匠?」

俺は色々教えてもらうのでサーペントから師匠に呼び方を変えた。

「それはな、モンスターと人族のちがいじゃ。人族は進化しにくいが、モンスターは、進化しやすいしLVもいっぱい上がるのじゃ。」

「てことは...あのじじぃより強くなるのか?」

「あのじじぃとは誰じゃ?」

「俺のおじいちゃん。名前は確か...駆ける?」

「ああ!疾風の冒険者駆けるか?強いぞ!わしよりもな!でもお前はもっと上を行く!わしが言うんじゃから間違いないじゃろう!」

師匠より強いのか...想像できるわ...

俺はドラゴンに立ち向かうじじぃを想像した。怖えーー

いつでもあのじじぃは怖いな!

「カナラを喋れるようにしてやろう!」

「おいできんのかよ!最初にやってくれよ!」

念話は地味にMP使うんだぞ。

「これを食べろ!」

いきなりこんにゃくを渡された。

え!?!?

ここにもこんにゃくあんの?

「それを食べれば何故だか知らんが、喋れるようになるのだ。」

RPGの世界観ぶち壊しすぎだろ。どこぞの神め!

それ完全に「◯◯◯◯こんにゃく」だろ!

俺が怒っていると師匠が話しかけて来た。

「これを作ったやつも転成者だぞ」

そっちか!よほどアニメが好きだったんだな。

「こんにゃくは嫌いか?」

「いや好きだけどさぁ...」

もちろん好きだよ...でも

「じゃあ食べろ!」

師匠が無理やり食べさせて来た。

もう食べよう!ばくっ...

うめぇ!今まで変なもんばっか食って来たもんな...涙出るわ!

「こんにゃくありがとう...」

「なんじゃ!喋れたではないか。こんにゃくとは、なんじゃ?」

そっか。念話じゃないからか!

念話は、変換されるってことね。

便利便利。

「まあなんでもないよ!そろそろ暗くなって来たから何処かいこう。」

「おう。わしの家があるからくるか?」

もちろん行くだろう!帰るところも無いんだし...俺のパソコン。今頃どうなって居るのだろうか?

「もちろん!」

俺と師匠は、その家に向かって行こうとする。

それが起きたのは突然だった。

「蹴散らせ!業火(ファイアー)(ボルト)!」

それは間違いなく、日本人の声だった。

なぜなら普段よく聞いていた日本語だったからだ。



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