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勇者は転生したそうです。  作者: 蓮池 鳩
第一章 0歳児〜
8/14

006 あうあうあうっ!(ステータス確認!)

遅くなって、すみません。現実が忙しすぎます。


タイトルコールは今度から、キャラ達にしてもらいます。


追記 タイトルコールの件は第一章からの全ての話にします。

   7月26日 加筆 改稿

あうあうあう―――おっと、赤ん坊用の言葉で喋ってしまった。


―――あれから、約2ヶ月が経った。2ヶ月とは長いものだ―――なんせ、赤ん坊の状況になれてしまうぐらいだからな。

でついつい、あうあう、と思考さえもが赤ん坊語に―――い、いけない、気をしっかりしなくては。

一応、精神年齢は17歳には屈辱的だぞ。


しかし、何もすることもない。赤ん坊の体って、ほんと何にもすることはない。しかも、生後約2ヶ月の体だ。手足ぐらいしか、動かせない。魔力的なものをどう使えるかわからないし、どーしよーもない。

まぁ、まだ首も据わっていないから、しょうがないっちゃあ、しょうがない。

確か、もうそろそろで首が据わると思うのだが―――。

はぁー、ヒマだ~~。


「あうあうあ~~」


と言うか、声も「あ」と「う」しか発音できないじゃないか。あー、あうあー。

うっ、また、赤ん坊語が―――あっ、やっぱりここは、いや、この世界は異世界で合ってるようだ。一応、確認しておいた。

それは、今と同じようにヒマでヒマだった時のこと―――。



―――――元柊 昴視点(一ヶ月前)―――――



あー、ヒマだ~~。何もすることもない。

まぁ、それもそうなんだが―――まだ、一ヶ月ぐらいしか経っていないのだからな。


それにしても、この世界にもちゃんと、日付とか曜日とか、その他諸々はしっかりとあるらしく、大体日本と同じ形式になっていた。

何故かと言うと、この前母親らしき人に抱きかかえられた時、この部屋にカレンダーらしきものを発見したからだ!

いや~、胸が素晴らし―――ごふんっ、それはさておき。


この世界には少し違和感がある―――なんだろ、前にも来た事がある? いや、そんなまさか。俺―――じゃなくて、僕は地球生まれの日本人だぞ。ここは、明らかに日本じゃない。それじゃあ、やっぱりここは、地球のどこかだと言うのか? いや、そう判断するのはまだ―――早計かもしれないな。

異世界であって欲しい―――いや、そうじゃなくても、異能があるからみたいなものがあるから良いけどさ―――「異世界」転生が願望だからな。


―――あっ、そう言えば、あの母親らしき人の言葉は何故か、理解できたな。

初めて聞いた言語なのに―――自慢じゃないが、お―――僕の英語の評価は「3」だ―――因みに10段階評価でな。

英語だけは理解できん。僕は日本人だからなっ。

まぁ、カッコいいものや他の言語のカッコいい言葉は厨二病の時に覚えたけどな。


まぁ、そんなことはさておき、やっぱりここが異世界だということを確信できるものがないとな―――不安だ。

うーん、何が良いかな。例えば、魔力とか、魔法とか―――あっ、ステータスウインドウとかあるかな?

―――よしっ、魔法は失敗した時とか面倒だし、ステータスを頑張って出してみよう。

うん、そうしよう―――どうしよう。えーっと、じゃあまず初めに―――。


「あー、あーあーー。(望むは、存在ステータス[鑑定])」


それは、突然頭の中に浮かんで、口にした意味の分からん台詞だった。いや、違うな―――知っていた? 何故? 僕はそこまで、イタくないぞっ。

しかし、どうやら、[鑑定](・・)に成功したようで、目の前に何かが現れた。

それは、小さい窓のようだった。


________________________________________________________________________________

???

Age:1


Lv.1

ジョブ:赤ん坊


[通常魔法]




[特殊魔法]




[固有魔法]


変換魔法


ステータス


攻撃力:1

防御力:1

俊敏力:0

回復力:10 

思考力:2029

精神力:1521

体力 :10

魔力 :2621


【技能】


鑑定


________________________________________________________________________________


「あうあうあー(おー、すげぇぇ)」


い、異世界や。これは、絶対異世界やぁああああ。ひゃっほー。


「あうあうあうあーーーー(ひゃっほーーー)」


と、ここが異世界だということに確信を持てて、歓喜に溢れていると不意に足音が聞こえた。

あっ、ヤバイ。叫び過ぎで、聞かれてしまった。

―――あっ、一体これ(ステータスウィンドウ)をどうしたら―――また、何か厨二的なことを言えば良いのか!?

えーっと、どうしたら!?


「あうあうあうあうあ~~~(閉じろ閉じろ。頼みます、閉じてくれ~~)」


しかし、一向に閉じる気配がしない。ただの屍のようだ―――って、そんなことしている場合じゃないっ。

何か、何かマズイ気がするぅぅぅぅ。


「あうあうあうあ~~~~」


出来るだけ、次話は早めに投稿したいと思います。

そして、次話は新キャラ達はぞくぞくと登場です。


感想、評価、ブクマ登録、誤字脱字の報告等、よろしくお願いします。

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