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赤い月が昇った日(中編)

長らくお待たせしました!活動再開です!本当に申し訳ありませんでした!とりあえず中編になってしまいましたが、お話をどうぞー


「すみません!すみません!私ほんとドジで!ほんとにごめんなさーい!!」

今の状況を説明すると、死神が僕たちに向かってただひたすらに謝っている

泣きながら

「私、何やってもダメで…これが最後のチャンスだって言われてて…張り切っちゃって…間違えて…迷惑かけて…ごめんなさいー!!」

なにやら、この死神ゲルデラは恋愛をサポートする会社の社員で、その会社が行っている【吊り橋効果でラブラブキャンペーン】のスタッフらしい

名前の通り、このキャンペーンは死に直面した状況で愛を深め合うという死神だからこそみたいなお仕事

ルルは間違えて追われて、そのタイミングが絶妙だったためルルは勘違いして逃げて

たまたま鉢合わせた僕がルルの相手役だと勘違いしたゲルデラは、予定通り僕たちを追い詰めて聖なる力しか貫けない鎌で刺したと

…なんだそれ

「でもまあ、ルルは追われてなかったってことだもんね。よかったよ」

「そういえばルルさん誰かに追われてましたね、それも演出だと思ったんですが」

「追われてた。でもそれって演出じゃないの?」

…あれ?

マズイ

そう思った時には遅く

「そういえばルルさんはどこ行っちゃったんでしょう?」

ルルがいなくなっていた





「珍しいモノは高値がつく。それも1つ売るだけで一生暮らせるくらいの額」

ぼんやりとした明かりがかろうじて足元を照らしている

ここはどこかの倉庫だろう

「あいつは私達みたいな希少な生物を違法に取引している悪党よ。あなたは本能で逃げてたみたいだけど、私は騙されたわ」

近くの鳥籠の中にいる妖精が私を捕らえた者の正体を教えてくれた

美しい見た目で騙し希少な生物を捕らえ高値で売り払う

人身売買は当たり前だが法で禁じられている

妖精にだって人権はある

その違法行為の被害者になってしまったということみたいだ

「まあ、助けは期待しても無駄ね。あなたにとても強くて勘のいいお仲間がいない限り」





「ぐはっ!!」

「これで3人目!大分目的地に近づいてるみたいだね!」

あの後マリさんと合流して事情を説明したら、犯人のいる場所がわかったみたいで教えてくれた

もともとマリさんの目的が人身売買の犯人探しだったから快くルルを助けることに協力してくれている

「総司はルルを探して!あたしは出てきたやつらみんなまとめてぶっ飛ばしとくから」

「私は総司さんについていきますよ!人間より戦闘能力ありますからね!」

「お前は例外だろ」

「ちょ、ちょっとドジなだけです!」

「ちょっと2人とも前見て!」

曲がり角から黒服の男が2人でてきた

けど

「おらよっ!」

「ええい!」

マリさんの蹴りとゲルデラの鎌が2人を吹っ飛ばした

「あれ、そういえばゲルデラの鎌って悪い魂しか切り裂けないんじゃないの?普通に鈍器として使ってるけど」

「ふっふっふー!これはですね、力を鎌に注ぐと悪い魂だけを切り裂くのであって、普通に使えばこの鎌はただの切れない鎌であって鈍器なのですよ!」

「へ、へー」

よく見るとゲルデラの鎌って刃が潰れていて、切ることを目的としてないように見えたから聞いたんだけど

でも死神ってそんなんでいいのか

いや、恋愛をサポートしてる時点で変だしいいのか



途中からマリさんと別れてルルを探していた

「すみません…私が幽体化できるほどの力を持ってないばかりに」

なんでも、上位の死神になると幽体化といって、早い話が一時的に幽霊になれるそうだ

「大丈夫だよ。というか、ゲルデラがいてくれるおかげで早く探せてるし」

「総司さん!支援組中級死神ゲルデラ!必ずルルさんを見つけ出します!ええい!」

「え?!」

ドカンッ

ゲルデラが振り上げた鎌は横にあった壁を打ち砕いた

いやいや!急すぎでしょ!

「ケホッケホッ!急になんなのよ!」

壁の先には部屋があって、そこには大量のガラクタが並んでいた

その中の1つからその声が聞こえた

「ん?何ですかねこの羽根の生えた生き物は。やたら派手な鳥かごにはいってますけど」

ゲルデラが鎌でつんつんつついた

「ちょっ!こらっ!やめなさい!そんな物騒なものでつつかないでくれる?!」

「うわっ喋った?!」

「そりゃ喋るわよ!あんたフェアリーを知らないの?!」

鳥かごの中にいたのは希少種と呼ばれている種族の1つであるフェアリーだった

もうっ、と体についた砂埃を払いながら

「あんたたちもしかしてあの白狼の仲間?」

と、この妖精がまさに求めていた人物だということがわかった

「本当にいたのね…あの子最後まで諦めてなかったもの」

「その、ルルは!…白い狼はどこに連れて行かれたんですか?」

「売られに行ったのよ」

「またまたー!売るって、人を売れるわけないじゃないですかぁ。面白いこと言う妖精さんですね!」

だからツンツンするな!と怒っている妖精

「人身売買ってことですか?」

「え?!総司さん、それは違法行為ですよ?」

「だから追われていた。しかも、ここにはルルのような珍しいものがたくさんある」

「本当だ!!」

じゃあ今頃ルルは

「ちょっと待ちなさい」

「待てない!早くしないとルルが…」

「興奮してると何事もうまくいかなくなるものよ。一回落ち着いて。とりあえずここから出してよ」

そんな暇ないと言いたかったけど、彼女の言うことは最もで、言うことを聞いた

「ありがとう。お礼に役に立つ情報をあげたいのだけど、残念ながら犯人の顔は分からないし居場所もわからない。でもね、あなたのことを守る不思議な力がある。だから、あなたはただまっすぐ進みなさい」

不思議な力?

「さ、私の力でここの扉は開けといたから」

「ありがとう…えっと」

「リフィーよ。あなたは?」

「総司。ありがとうリフィー」

「こちらこそ。また会ったらよろしくね」

そう言ってリフィーは光る粉を残して消えてしまった


短いですが中編でした。前後編の予定でしたが、更新遅すぎるため変えました。

休止中も感想をいただけて、とても励みになりました。これ以上待たせたく無い!と、やる気を出して書いています。

一応、赤い月編は大雑把な内容が決まっているので、大きく話が変わることはないのですが…その後が全く思いついてません。

そもそもヤン囲2はそこまで長く続けるつもりはなく、ボリューム控えめで行こうとしたのが原因です。

ヒロインが人外なのでいろんなイベントを作りやすいのはあるんですが、あくまでヤン囲なので…ヤンデレって難しいのです。(5年以上前からずっと変わらない)

久しぶりであとがきが長くなってしまったこと、お詫びします。

ここまで読んでくださりありがとうございます。

次の更新は未定です。←

感想等いただけると励みになります。実際更新が早くなります。

楽しみに待っていただけるだけで嬉しいですが、ぜひ、お待ちしています。

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