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第一話 イヴァーリスル

仮想世界の話です。


笹井「おい銀二、一昨日の賭けの約束忘れんなよ〜」

こいつは俺の親友。

銀二「忘れてねぇよ」

一昨日の約束、とは新感覚ゲーム、イヴァーリースルのことである。

イヴァーリースル、とはまず自分がすきなキャラをつくり、

そのキャラクターを人口的につくり本物の人、をつくる。

それに自分の脳のコピーをいれてさいごに自分の魂をいれるのである。

ようするに、自分のコピーの姿になるのだ。

まだ発売されてはいないが、父親がそのゲームの最高責任者なので

点検、ということでやらせてもらうのだ。

ついでに賭けというのは、

先生が教室にはいるときドアに挟んだ黒板があたるかどうか、である。

俺は当たらないと予測したが、まさかあそこで

ダサくてどんくさいあの、金先(金森先生)がくるとはよそくできなかった。

銀二「とりあえず、今日の昼のだいたい12時にここにあつまれよ。ゲーム機やるから。」

笹井「おうよ!!!」

親父がくるのか、嫌な賭けしたもんだぜ。

まぁいいや、その間ここでケータイでもいじっとこう。

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

ハッ!!!

いつのまにかケータイの解体をしかけていた。

いつもの悪い癖だ。

ん?もう12時だ。

そろそろくるころだ・・・・・・・・・・・・・・・・・

親父「お、きずいたか息子よ!!!」

親父、いるなら言えよ。

ん?やっときたか。

笹井「よし!ジャスト12時!」

銀二「・・・・・・だいたいと俺はいわなかったか?」

笹井「おう銀二はやく渡せ!!俺に!!」

テンションたかいよ、こいつにとってはこれが普通か?

親父「笹井君、点検ということだから、異常があれば私にいってくれよ」

笹井「わかってますぜ!!」

・・・・・・・・・・もしも異常があるとすれば、それはきっとこいつのせいだろう

まぁいい、家にかえろう。

親父は会社のゲーム機をつかうらしいし。

笹井「んじゃぁまたゲームであおう!!お前もあいたいだろうしな!!」

笹井「返事がないぞぉ!!」

銀二「わかった」

笹井「お前も、会いたいだろぉ!!」

銀二「わかってるっていってるだろがぁ!!」

笹井に鉄拳を浴びせた。

笹井はロケットのように家にふっとんでいった。

銀二「ふぅやっといったか」

俺もいこう。

ここから家まで徒歩で約2分

ちかい、近すぎる。

ってついたし。

俺の部屋は2階にある。

部屋もそこそこでかい。

親父は資産家で、あるからである。

さっそくイヴァーリースルの電源をつけることにしよう。


うぉ、ここどこだ?

ん?髪が肩までの女性型ロボットがたっている。

もしも、笹井がいたら、デレデレしてるとこだろう。

ネームを選択してください。

前に20cmぐらいの映像がでた。

ん〜なにがいいかな?

バルダにしよう。

するとロボットに名前の由来はなんですか?

と、きかれた。

・・・・・なんとなくだ。

とは言えない。

とりあえず、

銀二「つよそうだから。」

というしかないでしょ。

映像がかわった、

職業は?

戦士、勇者、魔術師、竜使い、忍者・・・・・・

まよう、話によると全部で1000は超えるとか。

ん〜〜

ん!!

これがよさそうだ

『マルチウィポン』だ。

え〜と説明はッと

ロボット「戦況によって職業をかえれる。最初は戦士から始まって職業がふえていく。

ただし、HPが10分の1になると、強制的に職業がルーレットになります。」

銀二「フーンまぁこれでいいや」

決定っと

ロボット「性能たしかめ。」

文字がでた。


   ネーム:バルダ

   タイプ:パワー

   職業:マルチウェポン

   で、よろしいでしょうか?

銀二「・・・・・べつにいいけど。」

ロボット「それでは転送します。」

銀二「へ?」

シュンシュタッ

ん?なんだあそこにいるおっさんは?

オッサン「ぬぉぉ」

なんだ?あれはこっちにすごい猛スピードでくるのは。

ダダダダダ

バルダ「や、やばいなんかそうとうやばい」

俺が逃げようと、かまえた時はおそかった。

オッサン「息子よぉぉぉ」

ゴスリィ

鉄拳が顔にジャストヒットした。

バルダ「ゴファァ」

あまりにも急で出したくはない言葉がでた。

みると奴の頭に名前がある。

・・・・・ダンディ男

親父だな、うん親父だ。そうに違いない。

バルダ「ップ・・・・・・親父。ネームのセンスがないな」

ダンディ「俺の職業は格闘家だ。お前は?」

バルダ「マルチウェポンだよ。」

ダンディ「そんな職業あったか?」

バルダ「親父にしちゃ珍しいな。物わすれがあるなんて。」

ダンディ「あ、ああ」

カンタロス「おーい銀二〜」

バルダ「ん?ップ」

カンタロス「どーゆーことだ〜!!」

みたかぎり猪にしかみえない。

と、いうかアイツは猪だ。

職業はたぶんバーナーソードだろう。

武器こっちむけてるしってあれ?

なに攻撃しようとしてんの?

・・・・・シュボッ

バルダ「ギャッ」

ううなぜ大丈夫なんだ。

ダンディ「このゲームはプレイヤーに攻撃されてもゲームオーバーにはならない。だからやりほうだいのだ!!」

バルダ「プレイヤーが、プレイヤーに攻撃できねぇーようにしろやぁぁ!!」

こうして俺のゲーム地獄がはじまった。

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