高校マンション の夢
23階建てのビルの中に私の高校と寮があった
大抵の授業は5階より下の階で行われ、寮は10階より上の階だった
私は弟と温泉を探していた
自分の学校なのに迷子になるほど学校のことをよく知らない
過去に四角く曲がる廊下には所々に咲いているあまり臭くないラフレシアを避けて
行った女湯でほんわか系の高校の同級生に会ったということだけは覚えていた
もう一度そこに行きたくて探していた
階数は覚えていなかったため、エレベーターに温泉と書いてあった2階で降りて矢印の向きに進んで行ってみると沢山の人がいて荷物が散らかっていた
いつの間にか弟はいなくて私は一人だった
女バス、女バド、卓球?
部活終わりのたくさんの子達の荷物が2箇所ある脱衣所の広い畳の床に無造作に置かれ湯船の方から楽しそうな声が聞こえている
まだ入ったことは無いがきっと浴槽も広いのだろう
私は狭くてもいいから人が少ないところで入りたい
ザワザワしていると落ち着けず入った気がしないからだ
確か17階だった気がする とエレベーターの17と書いてあるところを押すしてエレベーターが上がっていく感覚に覚えがあるような気がしてきた
エレベーターを出ると17階のフロアマップがあった
そこには温泉 と共にKorea、China、USAと書いてあった
留学生限定の温泉だったとは知らなかった
前に日本語の上手な韓国からの留学生に会ったがそういう事かと悟りながらも
前にも17階を利用したし知らなかったと言えばいいかとそのまま温泉に向かった
脱衣所が見つからず浴室まで服を持って行って脱いでいると女バスの子達がTシャツと短パンのまま湯船にやってきてあちらこちらに入り始めた
それを見てとりあえず真似してTシャツとパンツだけは着ているままにすることにした
バスケ部の男性顧問もなぜか近くにやって来て皆を私のところに集合させた
私は狭い浴槽の方にいるが
広い浴槽では歩いたり泳いだりして筋トレ?をしているようだ
先生が部活の内容を話しているがよく分からない
私は壁に貼ってある目の前のポスターに目がいった
私の彼氏が表彰された内容が書かれているポスターにドキッとした
他にも学校祭のイベントについてのポスターや
エコについてのポスターが貼られていた
私に声をかけてくれた女バスのクラスメイトがポスターを見て、私の彼氏とデートに行くことを教えてくれた
そうなんだ
と私は返す
彼が決めたなら何も言えない
それを聞いていた小学校からの友人が
彼と私が付き合っていることを話した
なんで教えてくれなかったの?
とデートに誘った彼女は言う
私は
言えるわけないじゃん
私達まだ付き合って2日だよ
奪いに来たと思ってもおかしくないじゃない
と彼女たちに言ってしまった
彼女たちは微妙そうな顔をしていて
私はそこで目が覚めた
寝覚め的にはあまり良くはないなと思ったが
それだけ寂しかったのだろう…