何をしようか
それから私は料理を作って空いた時間はファーレさんにもらった短剣で戦うための訓練をしている。最近は双剣としての戦い方が身についてきたと思う。多分。後は…森に入ってきのみを取ってきて簡単なお菓子を作ってみたり、薬草を採取して薬を作ったり。
…さて今日は何をしようかな?
私はファリスのもふもふの毛を堪能しながら考える。そうだ‼師匠に手紙を書こう‼あ…紙とペンが無いや。作業中のファーレさんにお願いしに行くのも申し訳ないし今は無理かー。
「…弓の練習でもしようかな。」
練習のための準備をしようと立ち上がるとファリスがドアの前で「わんわん」と吠えた。
「…もしかして外で遊びたいの?」
するとファリスは「わん‼」と一吠えして尻尾を千切れんばかりに振っている。そういえばここに来てからファリスと思いっきり遊んでなかった。ファリスも子供だから遊びたいお年頃だよね。
「よし‼今日は思いっきり遊ぼうか‼」
「わん‼」
と言うことで森の中にある川に来ました‼
ここで魚を取って今日の夜ご飯にしようと思います!ただ遊ぶだけじぁ勿体無いからね‼
「ファリスどっちが大きな魚を取れるか勝負だよ‼」
「わん‼」
私達はさかなを探すために散らばる。
ふふふ。私は弓を持って来ました‼これで弓の練習も出来るし私頭良いかも‼
すると早速ファリスが水に飛び込み魚を取ってきた。
「わー。凄いファリス。早いね。」
ファリスは岸に魚を置くとドヤ顔で私を見る。
…可愛いなー。あっ。そういえば取った魚入れるの用意してなかった。
私は持ってきた木の箱に水を入れて、水を冷やすために魔術で氷を出す。
水全部が凍らないようにゆっくりゆっくり。…うん。これくらいなら大丈夫かな?
「ファリス!取った魚はこの中に入れてね。」
「わん‼」
よーし。私も頑張りますか‼
「見てー‼ファリス‼ファリスが取った魚より大きいでしょ‼」
私がフフーンと少しドヤ顔してファリスを見るとファリスに水をかけられた。
「もー。ファリス何するの!?びしゃびしゃだよ。」
私は岸に戻り魚を箱に入れてファリスを見る。するとファリスは「わふ」と吠えるとつーんとした態度で魚を探し始めた。
ファリスもしかして憤けてる?こうなったら…
私は弓を置き、ファリスに近づきファリスに思いっきり水をかける。
「ぶぁふ‼」
「ぷっ…ははは‼ファリスの顔面白い‼」
ファリスは驚きすぎてポカーンと呆けた顔をしている。私はそれが面白くてお腹を抱えて笑っているとファリスにまた水をかけられた。
それから夕方までファリスと水をかけあって遊んだ。
「はー。疲れたー。もう夕方だー。」
川から上がり岸に腰掛ける。
「そろそろご飯作らなきゃ。ファリス乾かすからおいでー。」
「わん」
ファリスを抱きしめ魔術を使って乾かす。
ぽんっ。ずぶ濡れだった体は一瞬で乾いた。
「よし。じぁ帰ろっか。」
「わん」
荷物を持ち家に向かって歩き出す。
「さーて。今日は美味しい魚料理作るぞー‼」
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「わー。今日魚料理?わざわざ魚取ってきたの?」
ファーレさんが嬉しそうに席に着く。
「はい。ファリスも手伝ってくれたんですよ。」
私も料理を並べ終わり椅子に座る。
「そんなんだ。ありがとうファリスくん。」
「わん‼」
ファリスはドヤドヤしている。
「そういえばファリスくんはエルピスさんの使い魔なんだよね?」
「そうですよ。」
「僕使い魔初めて見たよ。」
「あれ?そうだったんですか?」
「うん。魔法使いなんてまず会えないし、グラディウス様に合ったときも使い魔はいなかったからね。…でも使い魔って結構可愛いね。」
ファーレさんはファリスをまじまじと見ている。
「はい‼ファリスは世界一可愛いですし頼りになります‼」
ファリスの事を褒められると自分の事のように嬉しくなる。
「自慢の使い魔って事だね。そういえば防具明日には完成するよ。」
「えっ‼本当ですか!?」
「うん。楽しみにしててね。」
「はい‼…あっ。ファーレさんに1つお願いがあるのですが…」
「うん?僕にできることなら…」
私は部屋の机で師匠への手紙を書き始める。
師匠に手紙を出したい事を伝えるとファーレさんは快くペンと紙を貸してくれた。
…さて。何を書こう?書きたいことがあり過ぎて何を書こうか迷うなー。
空は広い事とか可愛い動物がいる事とか後はファーレさんがとっても凄くて優しい事とか…よし‼決めた‼
書き終えた手紙をを持ち窓を開ける。
「グラリーフ」
私が唱えると紙は光に包まれて白い鳥に姿を変えた。
「魔法使っちゃったけどこれくらいなら師匠許してくれるよね?小鳥さん。お願いね。」
白い鳥は黒い空に向かって消えていった。初めて使う魔法だから少し心配だけどちゃんと届くよね。
「ファリス。寝よっか。」
「わん」
ベットに入り明かりを消す。
…明日が楽しだ。
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