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私魔法使いになります‼︎

よろしくお願いします。




「師匠‼︎私そろそろここから出たいのです‼︎」




ーーーーーーーーーーーーーーー


私エルピスはこの森から出たことが一度も無い。

師匠の話だと私はこの森に赤ちゃんの時に捨てられていたらしい。それからはずっと師匠が親のように私の面倒を見てくれている。

私の師匠グラディウスは魔法使いだ。しかも守護賢者の一人。ちなみに守護賢者というのは世界の核を守る者達のことで魔法使いの中でも特に秀でた者しかなれない。守護賢者は全部で5人いてそれぞれの核を守りその土地の監視をしている。

そんな凄い師匠は黒髪に赤い目。しかも無口で無表情だから怖そうな印象を受けるかもしれないけど実はとても優しい。私はそんな師匠が大好きだ。…大好きだけど…大好きだけど‼︎この森から出てもっと色々なものを見たい。そこで師匠に許可をもらおうとしているのだけれど…


「駄目だ。」

「何でですか⁉︎」

「エルピス。お前は見習いだ。そんなお前がこの森から出たらすぐに喰われるぞ。」

「食われるって…」

「ここにいればお前を守ってやれるがこの森から出た瞬間それは難しくなる。」

…確かにこの森の中だったら師匠と離れていても私が危なくなるとすぐ助けてくれる。でも私も今年で15歳。もう子供じゃない。自分の事はどうにかできるはず‼︎…多分。

あっでもこの前、師匠と喧嘩して家を飛び出して森の奥に入ったら魔物に襲われそうになってその時離れていたはずの師匠が現れて助けてくれたっけ。その他にも溺れそうになった時とか穴に落ちた時とか……うん?私今思うと結構師匠に 助けてもらってる?

…でもそれとこれは別‼︎だから私もこれだけは譲れない。一体どうすれば…。










…あれ?もしかして私も魔法使いになれば良いんじゃないか?

読んで下さりありがとうございました。

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