表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
(分割前の)ダウングレード  作者: 空のかけら
番外編Ⅰ 超越者の発明品
24/31

2-3 水の入手方法 //生活魔法(炊事系)

 「それで、今度はなんなんだ?」

 「実は、この前、作っていただいたものを井戸に設置したところ、少なからずの人数が腹痛などの症状を起こしまして…。いや、別に毒物が入っているとは思いませんよ。お腹の調子が悪くなった人もいたし、そうではない人の方が多かった訳ですから。」

 「やはり、そうなったか。」

 「何か知っているんですか?」

 「実は、生き物は、”清潔なものを嫌う”というものがある。」

 「え?清潔はいけないのですか?」

 「極端に、というのが頭につくがな。」

 「この前のあれは?」

 「浄化率を落とせばいけると思うが、いろいろいじらなきゃならんから、直接飲料として使うのはやめた方が良いかもしれん。」

 「飲み水として使えないとなると、何に使えるのですか?」

 「料理には使用可能。」

 「ああ、直接飲むのはダメなんですね。お湯もダメですか?」

 「温度違いの同じ状態だから、やめておいた方がいい。」

 「すると、何に使えるのは検討もつきません。」

 「はぁ…。少しは考えろよ。掃除や薬の調合、さっきも言ったが料理にも使える。意外かもしれないが、傷を洗うことにも使える。いや、むしろ、この水だけでも多少の切り傷なら早く治るはずだ。」


 その言葉をぼーっと聞いていたが、はっと、我に返った表情で、何かを言い出そうと口を震わせていたが、


 「あ、あ~、そ、そうだ。飲み水が欲しいです。直接飲めるものですよ。」

 「さっきも聞いた。だから、代替案がある。」

 「それを早く言ってくださいよ。」

 「これだ。」


 出したのは、以前作った物に似ているが、2つの円形の上に外側の円よりも若干大きい円錐と円形の外側に突き出ている棒のようなものが付いている、不思議なものだった。


 「これは?」

 「下の円形が補水装置で、上の円形が加熱板だ。この2つは固定で距離は変えられない。円錐は、冷却器になっている。加熱板と円錐の間は、以前とほぼ同じでシールドになっている。ただし、保温シールドだが。」

 「??」

 「この装置は、蒸気を生成して、それを冷やして作っている。冷やす際の加減を変える事で、冷水から温水、熱湯を取り出すことが出来る。井戸に装着して使用する物だが、最初に作った物よりも一般的には使いやすくした。」

 「湯気…ですか?」

 「そう、その湯気を利用したものだ。様々な温水が作り出せるようにした事から、お風呂などで利用可能だ。最も、公衆浴場や一部の旅館で使う場合はもっと効率の良いものや少々細工は必要だが。」

 「それはすごいですね。家で使うには、やりすぎだと思いますが。」

 「まぁ、使い方次第と言ったところだな。」

 「最初に作った物を外さないと行けませんね。」

 「まぁ、どちらも使える兼用版もあるぞ。」

 「…いろいろ突っ込みたいところはありますが…。」

 

 「それは、聞かなかったことにする。」


 結果的に、こちらの方が売れた。


浄化系、魔法(攻撃?)、生活魔法・炊事系と来て、次はあるのか?


そろそろ次へ、行こうかな…。


ここまでお読み頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ