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(分割前の)ダウングレード  作者: 空のかけら
第2章 普通になろうとして失敗する話
20/31

+11 遺跡

 家族と過ごしていた場所からかなり遠くへ移動した。

 厳密には、違う魔法世界だ。

 あの地には、思い出が多すぎるからでもある。


 世界を渡った事で、私の中にあった家族の声も、もう聞こえない。

 でも、家族は確かに私の中にいる。


 とりあえずは、その思いとともに生きていこう。


 大丈夫、家族を持てるほど、普通に生きられただから。


***

 実は、全く普通に暮らしていないことなど知るよしもなかった。

 彼が去った後の場所は、その世界で最も大きい建造物、星高塔であると同時に、その場所に行くのも難儀するとんでもない遺跡と化していた。

 何の装備もなく近づこうとすれば、ワナに触る。

 ワナを解除しつつ、その塔へ近づく。


 ワナの多さや困難さから、その塔には金銀財宝があるとされており、その手のウワサは事欠かない。


 しかし、100年経っても塔までは辿り着かなかった。

 ウワサはウワサを呼び、塔を制した者は、永遠にこの世界の王となれると話が膨張した。


 実際のところ、何もないのだが。

 ウィルがここを去る時、居住部分その他を解体。体内倉庫に収納した結果、地下3000階、地上7000階までの間は空洞。すなわち単なる筒状の建物になっていた。

 高さは、たったの100kmである。

 ワナの仕掛け範囲は、最短で塔から1km、最長で10km。


 自重しない超越者は、危険極まりないものを放置して世界を去って行った。

 100kmの建造物は、倒壊する可能性を多大に秘めたまま、その世界に今もある。


 倒壊すれば、世界は終わってしまうが。


とても短いです。


まぁ、説明回のようなものなので。


ここまでお読み頂きありがとうございました。

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