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世界樹の管理人~なぜ彼は異世界でモテるのか?~(仮)  作者: kage3
冒険はなかなか始まら・・・始まった
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36.はじめての依頼は採取?


エリナさんのおいしい食事を食べて、エリナさんの顔を眺めてから寝た。


朝はなんとかエナちゃんの膝げりをかわしたらなぜが怒られた。


エリナさんの手料理を食べてからエリナさんとエナちゃんに挨拶をしてギルドにやって来た。



***********

やる気ポイントを5獲得しました。

***********



今日こそ美人受付嬢のところに並ぶぞ。


「お~い、こっち空いてるぞ~。」


クマが叫んでいるがオレの言語翻訳でもクマ語は理解できないの放置でいいだろ。


「聞こえないのか~。」


しつこいクマだ。


ムシだ、ムシ。


「おい『ガシッ』こっちが空いてるぞ。」


何なんだこのクマはわざわざ並んでいるオレのところまで来て肩をつかんで来るんだ。


クソッ、昨日と一緒で全く外れる気がしない。


「オレはクマには興味ない。美人受付嬢のカウンターに並ぶのを邪魔するなよ。」


「まぁまぁ、こっちならすぐに手続きできるぞ。」


またオレの言うことを無視し無理やり引きずってカウンターまで連れて来られた。


もうこのギルドでは美人受付嬢のところにはいけないかもしれない。


諦めたくないがこのクマから逃れる術が思い浮かばない。


無念だ。


「はぁ、依頼を受けたいんです。」


仕方ないのでクマに依頼書を手渡す。


「よし、依頼だな。エスケープラビットの毛皮の調達だな。ギルドカードを提示してくれ。」


ギルドカードも手渡す。


「おまえらなら大丈夫だと思うが、依頼の失敗は違約金が出るからな。」


調べた限りだとエスケープラビットは弱いけど気配に敏感で足も速くなかなか捕まえられないと言うことだがおそらくオレが昨晩作った《プログラム》で対応できる。


「大丈夫だ。秘策もあるしな。あと確認だけど、薬草採取とゴブリンの討伐はいつでも受けつけているよな。」


「ああ、討伐証明を持ってきたらいいぞ。よし依頼の受付はこれで終わった。カードを返す。」


「ありがと。じゃ、いってくる。」



そうしてやってきました街の外。


街道から外れた草原でもう少し歩くと森があるところに来ている。


「おっしゃ~、ソラ。オレが全部やっつけるぜ。」


「ブヒブヒ~。」(主オレは見学してるぞ。)


「ジンは気合十分だな。けど勝手に行動するなよ。戦わせてやるから、必ずオレの指示を聞けよ。いいな。」


「まぁ、戦えるなら問題ないぞ。」


「パッシーもLV上げないといけないから火魔法でとどめをさすだけでもやるぞ。」


「ぶひ~。」(分かった~。)


まずは薬草をあつめようかな。


「ジン、パッシー。この辺りにある種類の違う草を採取して持って来てくれ。」


「分かったぞ。」


「ブヒ。」(分かった。)



しばらく3人でいろんな草を集めてアイテムボックスに放り込んだ。


**********

・キク草

白い花が咲く草。

・しあわせ草

クローバーに似た草。

・どく草

一般的などく草。

・薬草

傷を治す効果がある。

・しびれ草。

食べると体が麻痺を起す。

***********



よし、うまいこと薬草を手に入れた。


薬草に《魔力解析》を使う。


この世界のものにはモレなく魔力があるらしい。


全く同一というものはないが同じ種類のものには同じパターンの魔力を持つ。


なのでこのパターンを《魔力解析》で把握しているわけだ。


ここで使うのは昨晩作った新プログラム《魔力解析》と《プログラム・魔力感知》を同時に使う《プログラム・サーチ》。


これで魔力解析で把握した魔力パターンをさがすと・・・。


よし、ばっちりどこに薬草があるか手に取るように分かった。


「ジン、パッシー。薬草の場所が分かったから回収しながらエスケープラビットをさがすぞ。」


1時間ほどさがすが薬草は大量に見つかるがエスケープラビットは見つからない。


「ソラ、rビットが見つからないぞ。いい加減飽きたぞ。」


「ブヒブヒ。」(主飛ぶの疲れた。)


薬草は十分回収できたし、2匹の集中力もなくなってきたから別の手を使うか。


「ジン、パッシーなかなか見つからないから違う方法を試す。」


「ソラ、どうすんだ。」


パッシーはジンの頭の上で休み始めている。


LVがあげれば持久力もあがるかな。


「まず、魔力感知で生き物を探す。次に適当に見えない場所いるヤツを弓で射る。そしてそいつを魔力解析する。それを繰り返して、少しずつ対象を絞り込んでいって最終的にエスケープラビットを特定するわけだ。」


これほとんど全部オレの仕事なんだよな。


「ソラ、そんな便利な方法があるなら初めからそれをしろよ!」


「ブヒブヒ。」(そだそだ。)

「これオレだけたいへんなんだぞ。それにおまえ達も経験をつまんとダメでしょ。結局やることにはなったけど。じゃ、さっそくやるか。」


ここでも昨晩作った《プログラム》が役に立つ。


《プログラム・魔力感知》で感知した対象に《弓道》と《プログラム・風魔法》と《プログラム・ベクトル操作》の効果で対象をホーミングする矢を放つ。


無限の弓の矢も魔素だから《プログラム・ベクトル操作》の効果が付くとおもうんだよね。


名付けて≪プログラム・必中の矢≫まんまやね。


ここでもオレのネーミングセンスが炸裂や。


美人に「いってらっしゃい」ってもらえば何でもできる方。『評価』『感想』『ブクマ』『レビュー』をお願いします。

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