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25.魔法のメガネ

本日ついに評価をいただきました。文章・ストーリーともに4Pもいただきました。しかもブックマークまで増えてました。ありがとうございます。

これからも評価に見合う作品になるように投稿していきます。



「ぐへぇ」


すがすがしい朝の目覚めとはいかなかったようだ。


目覚めの一発として寝ぼけたジンのアッパーカットを放ってきたからだ。


HP(ヒットポイント)なんて項目がステータスにあったら現象しているはずだ。


そんなきれいにアッパーを放ったジンとパッシーはまだ起きる様子はない。


「パッシー、ジン起きろ~。」


「Zzzzz。」


パッシーは全く起きる気配がないな。


「っっ。」


お、ジンは起きるか。


「Zzzzz」


「って寝るんかい!」


ック、ついツッコんでしまった。


仕方ない。


お約束の魔法の言葉で起こすか。


「二人とも起きないと朝食抜きだぞ。」


『「飯はどこだ!」「ブヒ」(飯はどこだ!)』


3大欲求の一つの食欲とはいえこの反応速度は素直にすごいな。


「起きたな、準備をして朝食を食べてギルドに行くぞ。」


ジンとパッシーはベットから飛び降りて、いやパッシーは飛びながら変な踊りを踊り始めた。


『「めっし、めっし」「ブッヒ、ブッヒ」(めっし、めっし)」』


ジンもパッシーも飯を使えばコントロールできそうだな。


ただメシを使った罠にかかったりしないよな?


ま・まぁ、それを突破できるようになればいいか。


最悪地図アプリで検索できるみたいだし、大丈夫かな。


オレもジンとパッシーに続いて食堂に降りた。



「おばちゃん、食事を3人前注文できるかな?」


昨日のうちに話を通しておくべきだったがすっかり忘れて寝てしまったからな、ダメなら2人前を3人で分けるかな。


おばちゃんがゆっくりと奥からでてきた。


「まぁ、今日は大丈夫だけどあらかじめ言ってくれないと困るよ。追加で銅貨5枚ね。」


良かった。


対応してもらえて、オレの場合食事は使い魔との良好な関係に必須になってるからな。


「今日はオーク肉の厚切りベーコンとニンコサラダだよ。」


ジンとパッシーの涎が溢れてしまう前に食事を食べるとしよう。


「じゃ。食おう。」


『「食うぞ」「ブヒ~」(めし~)』


ジンとパッシーはかぶりつくように食べ始めた。


飯を食べ終えてギルドにやってきた。


この前と違って賑やかだ。


やっぱり朝早くに来て依頼を選ぶのかな?


それにしても、今まで見なかったけど、エルフっぽい人やドワーフっぽい人、獣人っぽい人がいる。


実際の呼び名は分からないけどね。


オレはモフモフ至高、エルフバンザイ、合法ロリ、どれでもない。


とにかく美人なら種族なんて関係ない!


それにしても荒事が多そうなギルドで女性がいてその女性もいかにも体鍛えてる感じの人はいない。


気のせいか美人が多い気もする。


今日からご一緒する方々にも美人が多いこと祈る。



**********

やる気ポイントが5増えた

**********



うん、期待してテンション上がってます。


受付カウンターに行きますか。


「すいません。ギルドの運搬依頼を受けたソラと言いますが。」


「はいは~い。」


この前対応してくれた青髪、眼鏡の人が出てきてくれた。


「おはようございます。先日はお世話になりました。依頼の前に登録をお願いしたいのですが。」


ジンが従魔になるのか分からないのでどちらとも取れる言い回しをした。


「はい、こちらは子はソラさんとパスが繋がっていますね。てことは従魔登録ですね。」


え!分かってほしいとは思ったけどホントに分かっちゃうんですね。


「分からないことは聞いてくださいね。違う登録をすると最悪罰せられますから。」


ダテにインテリ顔をしてないな、こっちの企みがあっさりばれた。


「すごいよく分かりますね。そのパスってのはどうして分かったのですか?」


誤魔化してもしかたないので素直に聞く。


「はは、ホントに素直に聞いてくるとは思いませんでした。能力に関することを聞くのはタブーですから特にギルド員や貴族相手にはお気を付けて。と言ってもこれについては皆が知っていることですのでお教えしますよ。ギルドの職員の眼鏡は特別性なんですよ。」


メガネをトントン叩きながら教えてくれた。


「すごいですね。ちょっと見せてもらえますか?」


これがもしかして魔道具とやらか。


「まぁ、エレナさんの推薦ですしホントはダメさんですが登録の間だけですよ。」


まさか見してもらえるとはラッキー。


エレナさん感謝です。


地図アプリでエレナさんの方角に向かって頭をさげる。



***********

魔力感知の道具を解析しました。

スキル≪プログラム≫魔力感知を追加しました。

***********



おお、魔道具の力をプログラム化できるのか。


これは優先的に魔力解析スキルを上げるべきかな。


眼鏡型の魔道具を見終わると。


「はい、こちらが登録の印ですね。」


ジンの登録が終わった。


「これから一緒に依頼を行う人を紹介するのでついて来てください。」


はぁ、仕事だから仕方ないけどめんどうだし緊張するな。

なんかメガネをしていると知性が上がると信じている方。『評価』『感想』『ブクマ』をお願いします。

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