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第一章 1

一応、異世界転移者としてやっていくつもりですが、行き当たりばったりに書いていきますので変わるかも……ま読んでみてください

「ほら、朝よ、起きて学校行こ?」


 朝7時に鳴りだした目覚まし時計を止めて、2度寝しようと布団に潜り込んだら、1分も立たないうちに部屋のドアを開けられてそんなことを言われた。


「今日から高校生なんだし。新しい制服姿、私もみたいなー」


 ゆさゆさと揺さぶられる。やめれ、俺はまだ寝ていたいんだ。

 俺はそんな力づくの行為にも応対せず、眠ることにした。

 ――しかし。


 ゆさゆさゆさゆさゆさゆさゆさゆさ……。


 一向に揺さぶられる手が止まる気配がない。

 さすがにこのままだと2度寝なんかできないし、何なら目が覚めてきてしまった。


「あー! 判ったよ、マモ姉! 起きる、起きるからっ」


 だから俺は結局、揺さぶる手ごと布団をはいでベッドから抜け出した。

 すると目の前には今日から俺が通うことになる学校の女子用制服に身を包んだおっぱいの大きい――ゲフンゲフンっ――スタイルのいい近所のお姉さんがいた。

 名前は神薙眞守かんなぎまもり。近所の神社の娘で、一つ年上の幼馴染だ。

 そんな彼女を俺は睨みあげる――一応自分も立っているんだが、眞守は身長も高いのだ。


「もう高校生なんだから、起こしに来なくてもいいって言ってんだろ」

「そんなこと言って、ヒカル、中学生の時は不登校だったじゃない」

「うっ……それは、何て言うか、嫌な奴が学校いたからだよ……」


 言いよどんだ俺を見て、眞守はしょうがない子ね、とでも言いたげな顔をする。ひとつ年が上なだけで、お姉さんぶっていやがる。


「とりあえず、今日は私が迎えに来てあげたんだから、一緒に学校に行きましょ?」


 そう一言残して眞守は部屋から出て行った。

 しょうがないから俺も、朝独特のだるい体を無理やり動かしながら制服に着替えることにした。


 なぜか眞守も一緒に母さんの作った朝食を食べて、「いってきます」を言って外へと出た。

 俺は、颯爽と歩きだした眞守の隣と言えば隣のような、でも少し後ろなところを歩いて、付いていった。


「…………」


 近い高校なので40分も歩けば、学校は見えてきた。

 高校が近づくにつれて、自分たちと同じ制服姿の少年少女たちをよく見かける。

 気のせいだと思うが、みんな自分を見ている気がした。

 なんでお前が学校来ているんだよ、そう言われている気がした。


「……マモ姉、俺……」


 俺が足を止めると、眞守は、


「ちょっ、マモ姉!?」


 無言で俺の手をつかんで、歩き出した。

 とことんお姉さんぶりたい彼女の顔はとても優しい微笑に包まれていた。







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