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さしがき―――埼玉に日本一が多いのは当然だ

 まず始めに、埼玉県が誇る「日本一」を挙げさせて頂く。


  ・市の数

  ・小松菜の生産量

  ・プリムラ類、生花の出荷額

  ・節句人形、ひな人形の出荷額

  ・アイスクリームの出荷額

  ・シャープペンシルの出荷額

  ・洋菓子の出荷額     ・・・etc.

    (2006年から2014年現在までのデータを使用)


 また、精密機械器具、医薬品製剤・化粧品類、印刷関連製品の出荷額がそれぞれ全国2位にランクインしている(2008年)。

 こうして見ると、工業製品や食品の生産において、重要な役割を担っていることをお分かり頂けると思う。近年では こうした埼玉の日本一がマスメディアで取り上げられる機会も増えてきている。大いに結構。

 しかし、である。埼玉県は、大消費地・東京に隣接しており、面積の殆どが関東平野に属しているだけに広大かつ平らな土地を確保しやすい。また最近では、高速道路網の発達により、交通の便が大変良くなってきている。

 大消費地で必要な製品を調達しようとするとき、輸送時間や距離は短いほうが都合がよい。そうなってくると、その調達場所は限られてくる。関東地方でいうならば、北関東4県(埼玉、群馬、栃木、茨城)がそれである。特に群馬県、栃木県、茨城県で近郊農業が盛んであることからも言えるように、大消費地で必要な製品は、その近郊の地域で生産されるのが当然の流れなのである。

 よって、埼玉県に発達した産業が多いことは普通であり、その地位は、県の南に東京が存在する限り、概ね守られそうである。



 しかし、埼玉県に日本一が多い事は先程も述べたようにマスメディアが多く取り上げており、「既知きちの事実」となりつつある。

 そこで、ここではタイトルでも著したように「埼玉県民も知らない初耳学」をご紹介しようと思う。と言いつつ、この文は県のPRを目的としたものではなく、自慢的な要素はゼロに等しいので、ご安心(?)頂きたい。

 しつこいようだが、知っても得はしないので ご注意を。

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