表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/61

SLVER WHITE

ファーストが倒れて24時間が経過した

約束の援軍はダンジョンにはこなかった 杉山が自力で脱出したのはさらに時がすぎてからだ

2番に命じられ杉山を守った二人は帰ってはこなかった

強く降っていた雨は止み 辺りは穏やかな朝を迎えている

ファースト討伐の成功それを伝えるために杉山がキャンプを目指す

そこで目にしたのはウィザードの凄惨な姿であった 首そして胸を貫かれた彼女たちの遺体がある

息絶え々の2番を見つけると杉山が抱え起こす

「上位クランの奇襲を受けてしまったよ

我々のスキルは連中には無力だったようだ

しかし おまえが無事で良かった」

抱え起こされた2番の胸からも出血がある それは止まる様子はなく 彼女がながくないことをものがったていた

「ファーストを倒した しかし帰れたのはおれだけだ」

杉山の報告を受けて2番は笑って見せた

長い因縁に決着がつき安心したのだろう

「報酬だ」

そういうと2番は杉山の手をとった

すると白い光が集まりそれは一振りの長剣となって杉山の手に渡った

「シルバーホワイト 確かファーストがかつてそう呼んでいた剣

あらゆるものを破壊できる特別な武器だ

これをおまえに託す

そして最後に頼みがある 我々ウィザードの最後の生き残り7番を助けてくれないか?」

2番目から一筋の涙がこぼれる

杉山はそれを承諾した

「上位クラン 連中はケルベロスという

近接スキルと射撃スキル そして身を守る強化スーツを着用している

7番をさらったのには理由があるはずだ

もっともレギオン攻略に近いと称された歴戦の戦士たちだ・・・油断するなよ・・・」

杉山は言い終わった2番を見つめる しかしもう言葉は彼女から発せられることはなかった

ウィザードの亡骸を杉山は埋葬した 魔女たちは森に消えたのだ

リーダーやミサキたちとの合流を急ぐ杉山

疲れた体を無視して森を抜ける

7番の停めていたクルマは破壊されていた ケルベロスの用心深さが憎い

ケータイの圏内に入った時にはレギオンを知らせるカウンターは一時間をきっていた

合流は無理だと杉山は崩れる

そこに着信が入る 相手はミサキである

「杉山さんどこにいるんですか?もうレギオン始まりますよ!!」

相変わらず元気がいいミサキ 杉山はもう長いことミサキの声を聴いていなかったように思えた

「戻れそうにない ちょっと離れたとこにいるんだ 向こうで合流しよう」

それだけを告げて通話を終える杉山 まもなくレギオンが始まる

杉山はしばしの時間目を閉じてそのまま眠りについた






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ