君と出会って。
初めて見た時から僕は
なんとなく感じていた。
周りとは少し違う一輪のはな。
僕はそんな独特な雰囲気の波に
のまれていった。
話しかけるにも決められている
境界線は、決して踏むことはできない。
ああ、このままなら僕は
飛び越えて犯罪者にでもなる。
捕まえれないのは、君が
ミステリアスなせいか、なんて
例えてみても所詮目の前にある現実。
君の全てが知りたい。
そう問いかけても返ってくるのは
自分のプラスな都合の良い返答だけ。
いつか境界線を踏むとき
僕は君の全てをてにいれるだろう。
踏むか踏まないか?
そんなの未来の自分に
託せばいい。
だから今はただ、そっと
君を見つめる影でいい。