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裏本編 登場人物① 主人公&ヒロイン

【リフル(Riffle、Nayuta=T=Tarot)】裏本編主人公

 色:銀髪、紫眼(邪眼発動時は赤紫)

 人種:混血(片割れ殺し)

 出身:タロック

 年齢:18(毒とトラウマで身体の成長が止まっているため外見は15程度)、1章は本編軸より-2年なんで当時は16。

 経歴:タロック王子→高級奴隷→殺人鬼SUIT→暗殺請負組織SUIT頭

 武器:魅了邪眼、短剣×2、屍毒ゼクヴェンツ、睡眠毒アインシュラーフェン、視覚毒フェルトロイムト、麻痺毒フェルリーレント、沈黙毒シュテルベント

 数術:基本的に使えない(が、邪眼が数術の一種)

 代償:幸福値

 カード:コートカードのK(ほぼ最強。ジョーカーの次に強い)

 属性:スペードで風

 職業:殺人鬼

 利き手:やや右の両利き

 好きなもの:優しい人、自分を嫌ってくれる人

 大事なもの:奴隷、混血。周りの人とタロックの民

 嫌いなもの:自分、奴隷商、迫害者、しばらく会わない内にひょろひょろと背が伸びる奴、年下に背を追い越されること


 詳細:

 裏本編主人公にして裏本編裏ヒロイン。体液全てが猛毒の毒人間。

 本名は那由多でタロックの第二王子。タロック王女刹那の異母弟にしてアスカの異父弟。それでもアスカが兄とは知らない。男子虐殺令の見せしめで、6歳の時に毒殺処刑される。そこから1年仮死状態。記憶喪失のままセネトレアで息を吹き返す。

 奴隷商の家に拾われて教育されるも毒の力が強まり邪眼を発現させ、老若男女(ただし幼い子供は除く)かまわず魅了してしまうようになる。本人の意志でそれを制御することは難しく、目を合わせるだけで相手に性的興奮を覚えさせることが出来る。魅了された者が同じ場所にいる場合、互いに殺し合わせてしまう。身体の毒と相まって、殺人家業に身を落とす。

 アスカと出会ってから、自分の生き方を見つめ直るようになり、フォースとラハイアとの出会いで自分の罪と責任を自覚する。

 奴隷を虐待する者や混血を迫害する、法律で裁けない商人貴族専門殺しの暗殺者。混血奴隷保護を教会へ任せていたが、その裏切りにあったことでセネトレアの第三聖教会を敵視している。

 殺す邪眼の暴走で罪のない人を殺したことを悔いていて、全てが終わったら法の下裁かれることが望み。奴隷解放と、父親であるタロック王の狂気からタロックを救うことが目的。

 フラグは男女構わず立てるも、好意を寄せてくれる相手からは距離を置いていてフラグを折る。結果、何故か粘着質だったり陰湿だったりする野郎ばかりとフラグが残る不幸体質。

 こいつが惚れた女はよく死ぬことに定評があるので報われない。仕事でよく女装をする。双子の妹が死産しているため、女装に抵抗がない。

 人間として一番好きなのはラハイア。彼に殺されることが願いだった。

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【瑠璃椿(Ruritubaki)】

 詳細:

 1章前半ヒロイン。リフルの女装している姿。

 瑠璃椿の命名は前の主のアルジーヌ。

 記憶喪失の所、自分の主になって優しく接してくれたアスカに懐いている。

 自分の正体を知った後もそれを引き摺っているためアスカへの思い入れは強い。人間としてとか友人として彼のことは好きなので、邪眼で魅了してしまうことに抵抗がある。魅了で人格に異常を来し始めているアスカに心苦しい思いを抱いている。

 母親似の女顔なので女装すると完全に女にしか見えない。設定上では作中1,2を争う美形設定なのに性格が残念。奴隷時代のトラウマとかの弊害で、(表には出さないだけでたぶん)作中1,2を争うほど脳内ではエロいことを考えている作中1,2を争う変態。フラグは乱立する癖に、毒のせいで女に手を出せないため欲求不満なのかもしれない。大人しい奴ほどエロいの法則

 周りに気性の荒い女ばかりなので、割とおとなしめな年下男をからかうのが好き。フォースやラハイアをよくからかって楽しんでいる。

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【アスカ(Ascanios=Cavalo)】裏本編準主人公

 色:金髪、深森緑の瞳

 人種:真純血のカーネフェル人

 出身:シャトランジア

 年齢:19(1章時は17)

 経歴:シャトランジア王子→黒歴史化→マリー姫の騎士の息子→リフルの棺番→セネトレア裏町住人→よろず請負組織→瑠璃椿の主→那由多の騎士→暗殺者

 武器:変化刀ダールシュルティング(即死刀ゲシュヴィンダー、猛毒刀クレアーリヒ、鋼鉄刀エアヴァイテルト)、毒香、ナイフ、短剣

 数術:壱の数術使い(親の七光りで精霊に好かれている祝福数術の使い手。回復魔法専門)

 代償:幸福値

 カード:9(そこそこ)

 属性:スペードで風

 職業:邪道騎士→暗殺請負組織SUIT幹部

 利き手:両利き

 好きなもの:人妻、略奪愛、NTR、金髪青眼の女、ディジット、タロック料理

 大事なもの:リフル、マリーとの約束、自分の誇り

 嫌いなもの:洛叉、弟泣かせる奴


 詳細:

 1章前半主人公にして裏本編準主人公。最終章は主人公。

 シャトランジア王女マリーとその騎士アトファスの間に生まれた子供。マリーがタロック王須臾に求婚されたため、結婚もアスカの存在もなかったことにされてしまったため、王族の身分を失っている元シャトランジア王子。

 リフルの異父兄件騎士。作中1の行きすぎたブラコン。ついでにマザコン。更に言うなら主コン。マザコンなので、母にそっくりな弟の顔が好き。(と思いこんでいるが、処刑の時に一目惚れみたいなもん)意志が強いので邪眼への抵抗力があるが、何だかんだでじわじわ魅了されていて、弟中心にしか物事を考えられなくなっている。

 両親を処刑したタロック王を憎く思っていたため、シャトランジアへの逃亡の際に立ち寄ったセネトレアで、とうとう棺で眠っている那由多まで憎くなり那由多を殺しかけ、そんな自分の行動を恐れて棺を置き去りにしてしまう。そこから9年間那由多を探すためにセネトレアで金と情報を集めていた。

 情報屋トーラに引き合わされた瑠璃椿が那由多ではないかと疑うも、へたれなので男か女か確かめる術がなく、記憶探しを提案する。(ぶっちゃけ1章のもめ事はこいつが主権限で服瑠璃を脱がせていればさくっと解決していたに違いない)

 幼なじみのディジットに好意を寄せていて、彼女が好意を持っている洛叉が気に入らない。ディジットには本気の好意ではないと知られているので全く相手にされていない。洛叉が吹っ切れてリフルに迫るようになってからはますます気に入らない。

 主のためなら女子供でも容赦しない。生きる目的がリフル一人という重たすぎる好意と忠誠心を持ち、狭い世界を生きているため、周りは誰が本命かは感づいているが本人は一向に認めようとしない。

 過去のいざこざから文句は言うが、トーラとリフルの仲を見守っている。しかしトーラからはライバル認識されている。

 父親に憧れつつも自分はそうはなれないという劣等感があり、父に似ていてリフルが気に入っているラハイアが苦手。

 よく死にたがるリフルを死なせたくないため、命令に従わないこともあるとんでも騎士。

 主に関すること以外は基本面倒くさがり、適当に手を抜く。剣の腕は高いが、戦闘でも騙し討ちが常套手段で滅多に本気で戦わない。

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【ロセッタ(Rosetta=this=Sophia)】裏本編メインヒロイン

 色:赤髪(元は黒髪)、赤眼

 人種:後天性混血

 出身:タロック

 年齢:16(1章時は14)

 経歴:農民→花嫁奴隷→愛玩奴隷→聖十字

 武器:漆黒の十字銃×2、数術弾

 数術:使えない

 代償:幸福値

 カード:8(そこそこ)

 属性:ハートで水

 職業:聖十字死刑執行機関 運命の輪

 利き手:やや左の両利き

 好きなもの:

 大事なもの:神子の命令

 嫌いなもの:リフル、常識倫理から逸脱した者


 詳細:

 登場が遅すぎる裏本編メインヒロインにして裏本編ラスボス。

 フォースの幼なじみの一人。気が強く男勝りなヒロイン。

 稀少なタロック人の女として生まれたため、奴隷商に売り飛ばされた少女。フォースの依頼でロセッタの救出に来たリフルが邪眼の暴走を引き起こし、目の前で大勢の人が殺し合う様を見せられたため、リフルや人のためにならない人殺しを何より嫌っている。

 嫁入り先で混血の血に目覚めてしまったせいで不良品として再び奴隷商のもとへ。

 次に売り飛ばされた貴族の下で、性的虐待を受け自尊心をボロボロにされ、発狂。主を殺害してしまう。

 そんな薄汚い自分を拾ってくれた神子イグニスに忠誠を誓っている。

 神子の言葉を信じ、この審判が悪人全てを滅ぼし平等で平和な世界を作るためのだと、そのためには多少の犠牲もやむおえないと割り切っているが、悪人以外を殺すことには抵抗があるといえばある。

 同僚との折り合いは悪く、ルキフェルとは犬猿の仲。同じく同僚のクラティラには危ない好意を寄せられていて心底嫌がっている。ラディウスには胸がないことをよくからかわれている。成長の止まっている本人もそれを気にしているため、触れてはならない地雷である。

 幼なじみのフォースやパームのことは弟みたいなものだと思っている。優しかったグライドの変貌(混血迫害の純血至上主義者化)にはショックを受けている。男嫌いの女嫌いと言いながら惚れっぽい性格で、グライドラハイアリフルと美形には弱い。

 SUITとgimmickの争いを終わらせ、セネトレアの王政を内側から崩壊させろという使命を受け、リフル達に協力をしている。その助力の見返りに、リフル達にタロック攻めの協力を約束させる。共に行動する内に、リフルの苦悩や意志を知り彼を見直し惹かれていくが……敬愛するイグニスにリフルの死刑執行を命じられ、使命と好意の間で戸惑う。

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【ラハイア Lahire=Ritter】 ある意味主人公である意味ヒロイン。

色:金髪、黒眼緑眼のオッドアイ

人種:カーネフェル人

出身:カーネフェル

年齢:16

経歴:やんちゃ坊主→養子奴隷→欠陥品→移民→聖十字入隊

武器:十字銃(長剣と銃が一緒になってる銃剣)

数術:使えない

代償:幸福値

カード:コートカードのキング→ジャック

属性:ハートで水

職業:第三聖教会所属治安維持隊一等星(隊長)

利き手:右利き

好きなもの:救出が間に合った時の充足感、誰かの力になること、街の警備

大事なもの:信じること

嫌いなもの:疑念、同じ過ちを犯す者、間に合わなかった時の自分の無力さ、からかわれること


詳細:

正義のために生きる真面目な仕事人間。休日ですら自主的に街の警備を行うような時間外労働者。

過去に奴隷商に捕まった時に片目を失い、親しかったタロック人のシスターから眼を譲り受けた。

姉と慕ったシスターが商人達に殺されたと知り絶望するが、それでも最後まで人と世界を怨まなかった彼女の言葉を信じ、その言葉のために人を信じて生きようとする。

(ラハイアを残して故郷の村の人間はその襲撃で全滅している。そのため商人達を快くは思っておらず、とりわけ人身売買組織に深い憎しみを持っている。)

腐敗したセネトレアの聖教会で唯一まともな人間だとリフルに目を付けられ、殺人鬼Suitに犯行予告状を送られるようになり、そこから1年半の間逃走追走劇を繰り広げた。罪を憎んで人を憎まず。教会の建前を証明しようと性善説を説くも性悪説を語る殺人鬼Suitと対立。それでも互いに認めている部分はあるっぽいどころか最近互いに惚気ているような気がする。

死刑制度のない教会の十字法を掲げ、どんな人間も生きていれば変わることが出来ると不殺を自らに強いている。

(勿論シスターの言葉を守るためもあるが)過去に運命の輪に遭遇しており、教会の死刑執行機関である運命の輪のやり方を否定するため聖十字に入った。

しかし現運命の輪メンバーからは、その物言いには一目置かれ、ある種の羨望の視線を向けられていたりする。(ロセッタやラディウスはあれでも可愛がっているつもり)

リフルがあまりにラハイアを褒めちぎっているせいで、ひっそりとアスカとトーラ辺りから理不尽にも嫉妬の視線を送られていたりもする不幸人。

リフルの変装を長らく見抜けずにいたが、最近ようやくSuitの正体を見破った(13章にて)うっかり宿敵の女装姿にときめいてしまっていた自分にはショックを受けている。

セネトレア女王刹那に嵌められ殺人鬼Suitとして裁判に掛けられ、間一髪の所でリフルに助けられるも、刹那の怒りを買い約束を反故にされ処刑されてしまう。

神子イグニスの切り札であり、ラハイアを死なせないためにカードを交換されていた。本当はキングではなくハートのジャック。キングのカードはイグニスのもとに戻っている。

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