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裏本編 登場人物④ 商人組合下請け請負組織gimmick

【ヴァレスタ Vallesta=ek=Senetreia】

色:銀髪にアレキサンドライト(赤と緑の変色眼)の瞳(普段は黒髪赤目のタロック人を装っている)

人種:片割れ殺しの混血

出身:セネトレア

年齢:20

誕生日:1/1

経歴:セネトレア王子→王位継承権剥奪→商人組合裏方組織gimmick頭→混血狩り頭

武器:剣、銃、数術、金、飴と鞭

数術:凶眼(対峙者を恐怖で身動きを封じる)

代償:幸福値

カード:コートカードのキング

属性:ダイヤで土

職業:商人組合裏方請負組織gimmick頭

利き手:左利き

好きなもの:貯金、金儲け、コネ作り、他者を陥れること従えること、拷問、虐待

大事なもの:セネトレア王位

嫌いなもの:金にならない仕事、平伏さない人間、プライドを傷付けられること、品のないこと


詳細:

元セネトレア王子の一人。ロイルの異母兄(正確には赤の他人の義兄弟)、リィナの異父兄、トーラとオルクスの異母兄(正確には略)。

自分に失望している母親に認められたいと思っていたが、認めさせる前にリィナの出産で母は死に……そこからリィナを憎み虐げるようになる。

普段は純血を装って人と自分を騙して生きている。バレたら味方に殺されるような危険と常に隣り合わせ。その口封じのためエルムを飼い慣らし、自分は純血至上主義者で純血ですよアピールのために彼を虐げる。純血から崇められることが好きで、グライドからは心酔されていてそれは悪い気はしないので非常に可愛がっている。それを見てエルムが不機嫌になるのを楽しんでもいる。(野郎だらけの昼ドラはやめなさいよあんたら)

母親はセネトレア王ディスクの妾の一人。一番深い色を持って生まれた男児が次期王になるという王の言葉を信じ、カーネフェル王族の血を引く男をたらし込んでそれを王の子として出産。(王族遺伝子は目と髪の色素を濃くするものがある)

しかし一日前までなら純血として生まれるはずだったが、一日遅かったばかりに世界最初の混血として生まれてしまう。その奇異な色のせいで、王位継承権を奪われる。

そのことから、セネトレア王位へ並々ならぬ執着を持つ。ロイルを手駒として手名付け宰相として国に君臨、影の王となることをもくろむも、リィナへの虐待が露見しロイルはリィナと共に城を去る。そこから人間不信になり、金こそ全てという考えを持つようになり、金の亡者と化した。

金で人を陥れ、金で協力者を得、金で身分と議席を買い、やがては金の力で玉座を手に入れようと手段を選ばず努力してきた。混血狩りがセネトレアに広まるも、類い希なほど商才に優れていたため王も殺すのを躊躇い、商人組合の裏方を任せるようになる。

タロックからセネトレア王に嫁いできた刹那姫の策により、セネトレア王位が彼女のものとなり、今まで練ってきた王位簒奪計画がおじゃんになり、違うやり方を選ぶことに。


一応片割れ殺しの混血なんで、混血の中でもかなりの美形部類に入る(設定)。剣の腕前も一級品。性格だけが唯一にして最大最悪の欠点。

とりあえずドSの鬼畜。他者をいたぶりストレス解消を図る。理不尽な八つ当たりなどは朝飯前。公私で性格は使い分けるが、そういった意味でなら精神年齢は限りなく低い。基本我が儘な子供がそのまま大人になった感じ。歩くドS。歩く理不尽。常に損得勘定で物事を計るが……感情的な相手を前にするとたまに調子を狂わせられたりもする。

極悪人だが、契約と約束を神聖視し遵守する言い意味でもいい意味でも悪魔のような商人。

相手に約束させたら最後、死んでもそれを守らせる。(それを破られないように弱みも予め握っておく。)故に滅多なことでは自分は約束は口にしない。それでもしてしまった以上は、やっぱり守る。


SUIT編中盤の悪役。自分と同じ片割れ殺しの混血であるリフルには複雑な感情を抱いている。

リフルの異母姉の刹那姫に惚れるが、あっさり振られてプライドを傷付けられたので、異母弟であるリフルを虐めて鬱憤を晴らそうとするも、手駒にしていた洛叉をリフルに奪われたり、リフルに重傷を負わされたりとこっちはこっちでもプライドを傷付けられた。(9章参照)

元々商人議会の味方を作るためにアルタニア公に据えたカルノッフェルを利用して殺人鬼SUITの汚名を広めて、それを討つことで自分の名声を高めつつ純血至上主義者の支持を得、刹那姫に奪われたセネトレア王位を取り戻すことを計画。ついでに神の審判のカードバトルも始まって、請負組織SUITとは殺し合いの抗争へ。混血狩りも激化し東裏町と西裏町を巻き込んでの大事件になる。

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【エルム Elm=Carbunclus,Lizca】

色:深紅の髪に桜色のスターガーネットの瞳

人種:混血

出身:セネトレア

年齢:13(1章は11)

経歴:孤児→養子→奴隷→宿屋のお手伝い→人質→奴隷商の飼い犬

武器:血液(血を流せば流すだけ憑いている精霊が強くなる)

数術:回復数術に特化している音声数術使い。水魔法も得意。精霊クレプシドラの力を借りることで氷結系数術も扱えるようになる

代償:自己存在値(影が薄くなり、最後は誰からも認識されなくなる)

カード:数札の10

属性:ハートで水

職業:奴隷

利き手:左利き

好きなもの:ディジット、忙しさ、給仕

大事なもの:首輪、自分を見てくれる人

嫌いなもの:アルムと自分自身


詳細:

ギミック編17章主人公。裏本編のショタ分確保要員。

影の薄いアルムの双子の弟。姉に振り回される苦労人な不幸少年。姉との生活の中で大人びしっかりしていて年齢以上の精神年齢を持つが、年相応に甘えるということを知らずに育ったためたまに抱え込んだものの重さに押しつぶされてネガティブになる。そうなると死にたがりの自暴自棄になる。

アルムに襲われ(性的な意味で)ディジットに振られた挙げ句捨てられ心身共にボロボロだったところをヴァレスタに拾われる。飼い犬名はリゼカ。礼儀正しい敬語口調が癖だが、横暴過ぎる主には乱暴な言葉使いになることもある。

血水の精霊クレプシドラに好かれ憑かれている精霊憑き。得意なのは回復数術だが、精霊の加護があり数術能力がブーストされているので攻防共に優れた数術使い。

養親の愛も、ディジットの愛もアルムに奪われ続けていたため愛に飢えていて、誰かに必要とされると弱い。基本拒絶体質だが一回依存するとズルズルと引き摺りとことん尽くす。

その性格のせいでアルムにべったりされていたが、実姉に恋愛感情は持てず複雑な愛憎を抱いていた。頭の中では彼女を妹と考え割り切っていたが、事の真相とリアル近親相姦逆強姦事件を経て虚無感後に憎しみだけが残る。

音声数術の使い手で、咽を潰されない限り即座に数術展開を起こすことが出来る。

ヴァレスタの所での生活にも慣れてきたある日、アルムと再会。

おまけに例の事件の一発が命中的中していたことを知り、再び絶望。なんかもう何もかも全部嫌になり世界を本格的に呪う。

そんな子供生ませてなる者かと過去との決別でアルムを殺しかけ、それを庇ったディジットを半殺しまで追い込む。その精神的ショック(やっぱり僕より姉さんの方が好きだったんだ的な誤解)で逃げ道として帰った先のヴァレスタへの依存がより強まる(もう俺にはあんたしかいない的な)。

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【グライド(Glide=vierze)】

色:茶髪、赤色の瞳

人種:純血のタロック人

出身:タロック

年齢:16(1章時は14)

経歴:農民の子→奴隷→成金没落貴族商家の養子→商人組合下請負組織gimmick幹部

武器:両手剣

数術:風の数術使い、業火の精霊憑き

代償:精神的、肉体的苦痛

カード:数札の10(割と強い)

属性:スペードで風

職業:商家の息子

利き手:右 ……後に両利き。(左利きのヴァレスタに憧れて訓練した)

好きなもの:金稼ぎ、ヴァレスタのために働くこと

大事なもの:2年前は幼なじみのみんな。今は養親とヴァレスタ

嫌いなもの:混血、リフル、エルム、ロセッタ


詳細:

ロセッタ、パームの幼なじみ。フォースの親友。田舎の農村出身だが、かなりの美少年。そのためろくな目に遭わない。なんだかんだで面食いなロセッタの初恋の相手だったりするが、グライド自身は自分に自信が無くそれは気付かないふり。

高価で売れる女を作るはずが、生まれたのが男だったため両親からは疎まれていた。女顔と馬鹿にされたり、女だったら良かったと言われるのが何より嫌い。奴隷にされた幼なじみ達が心配で、彼らを守るため自分で自分を売り飛ばし、運命を共にするが、セネトレアで離れ離れになり、没落貴族に拾われる。

礼儀正しく心優しく頭も良く数術の才能もあり顔も悪くないと非の打ち所がなかったが、金貸し達の手によって一度壊される。東裏町でアングラな人体切断ショーに使われ、その際去勢され男として殺される。

混血のせいで養親が商売に失敗した。その借金をなんとかしようと思ったからこんな目に。自分が混血だったらこんな目に遭わなかった。セネトレアに来てからいつも混血と比較されてきた。その怒りと絶望が爆発し、混血を深く憎むようになった純血至上主義者。生き恥に耐えきれず死を望んだが、その場から自分を救ったヴァレスタとの言葉に救われ、彼を深く慕うようになる。

自分よりもヴァレスタのそばに置かれているエルムが気に入らない。そんな感情もうあり得ないと思っていたのに一瞬でも恋と錯覚させた、邪眼で自分を惑わせたリフルが愛しさ余って百倍憎い。そんなリフルに仕えているフォースが気に入らない。(自分のことは棚に上げて)親友の自分よりあんな殺人鬼を選んだフォースが理解できない。

風属性の人間だが、炎の精霊憑き。(水の精霊憑きのエルムと仲が悪いのは、精霊同士の関係と自分たちの属性同士の相性の悪さもある。)

切断ショーの途中で痛みで発狂、そこで初めて精霊数術を発動。風と炎の力でその場の人間皆殺しにする。人の苦痛と悲鳴を好む精霊に憑かれているので、苦痛が大きければ大きいほど強い数術を起こすことが出来る。苦痛は肉体でも精神でも可。他人の苦痛ではなく術者本人の苦痛でなければ代償にならず発動しないって言うのがエルス=ザインの数術とは違うところ。

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【ロイル Roylios=pundrah=Senetreia】

色:角度によって紫がかった黒髪黒目

人種:純血のタロック人

出身:セネトレア第一島

年齢:19(1章時は17)

経歴:セネトレア第一王位継承者→裏町の用心棒→戦闘請負組織→gimmickメンバー

武器:レーウェ、グラウェという名の剣

数術:使えない

カード:J

属性:スペードで風

職業:戦闘狂

利き手:両利き

好きなもの:リィナ、昔はヴァレスタ、強い奴(そう言う意味でアスカ)、戦うこと。美味い飯とそれを作る相手。

大事なもの:リィナ

嫌いなもの:ねちっこい奴


セネトレア王に15番目に生まれた子供。一番見事な外見色をして生まれたため、王位継承権第一位の王子になった。

王宮では常に他の兄弟に命を狙われる日々で、母をその際に亡くしている。自分を守ってくれたヴァレスタを兄として慕うも、リィナの虐待を知り決別。城の外へとリィナをつれて逃げ出した。

仕事の中でアスカと出会い、打ち負かすべき宿敵として追い求めるようになる。

基本的にただの戦闘狂だったが、次第に請負組織としての自覚を持ち、エルムを助けるためヴァレスタの下へと戻る。

自分の命に執着がなく、生きているという自覚がない。戦うことでしか生を感じられない心を持っている。

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【リィナ Rina】

色:金髪緑目

人種:純血のカーネフェル人

出身:セネトレア第一島

年齢:18(1章時は16)

経歴:ヴァレスタの妹→請負組織→gimmickメンバー

武器:三弦弓、毒

数術:不明

代償:不明

カード:9

属性:クラブで火

職業:ロイルの相棒

利き手:右

好きなもの:ロイル、満腹

大事なもの:ロイル

嫌いなもの:ヴァレスタ、空腹


詳細:

ヴァレスタの異父妹。純血として生まれたことでヴァレスタから怨まれている。

母に似てくる眼差しが気に入らないと、彼から虐待を受け、餓死寸前のところをロイルに救い出される。そこから彼に惚れている。

兄を反面教師に生きているため温厚で人当たりの良い性格の美人。混血への差別意識もないため、エルムやリフルにも優しく接する。食べ物に好き嫌いもない。

愛しのロイルを死なせないために行動していることが多い。

同い年であり、請負組織をやっている相棒の相方同士、リフルとは通じるところもあり、友人になっている。

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埃沙アイシャ Aisa】

色:青髪、透明青の目

人種:混血

出身:タロック

年齢:14

経歴:洛叉の異母妹→ヴァレスタの奴隷

武器:斧

数術:空間転移、簡易先読み数術

代償:幸福値

カード:8

属性:クラブ

職業:奴隷

利き手:右

好きなもの:洛叉

大事なもの:洛叉に愛されること

嫌いなもの:リフル


詳細:

洛叉の異母妹。自分が愛されて生まれたことを証明するために、父と母の愛の再現のため、父の生き写しである洛叉に愛されることを望む。

兄を誑かし、家を没落に導いたリフルを深く憎んでいる。兄に関わる女にも容赦なく、ディジットの心を抉り、ヴァレスタの命令通り過酷な三択を突きつける。

飼い主であるヴァレスタには絶対服従しているが、主を敬愛せず軽んじている。主の拷問に悲鳴一つ上げない、もう心の壊れてしまった少女。

一度見たことがある相手限定で、一定距離内に入ればその次の行動を先読みすることが出来る。ただしこれは一度に一人しか観察できない。

混血迫害から逃げるために編み出した空間転移の数術も得意。


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