【声劇】ミラクルハイパーレジェンドアサシン
声劇台本
●登場人物
ボス
部下
アサシン
店員
子供
親
ボ「よう、噂は聞いてるぜ。アンタに消してもらいたい奴がいるんだが」
ア「任せておけ、私に殺せない相手はいない。どんな奴だろうと、このナイフでお陀仏さ(ペロリ)」
ボ「ククク、流石は伝説のアサシン…頼りになるじゃねえか」
部「あの、ボス…すいません、いいですか?」
ボ「何だ? 今殺しの依頼をしてる最中だ、新米が口挟むんじゃねえ」
部「いや、こういう話は…」
店員「いらっしゃいませー」(入店音)
部「絶対ファミレスでやるもんじゃないと思うんですけど…」
ア「案ずるな、私を殺せる者は存在しない」
ボ「その通りだ、伝説のアサシン様に恐れる奴なんざいねえのさ」
部「いや、そうじゃなくて、こんな人目につく場所じゃ色々バレるんじゃ…」
ボ「馬鹿野郎!ガキが、何もわかっちゃいねえようだな。いいか?人目につかない場所でヤバイ話をするってのは、いかにも今怪しいことをしてますって大っぴらに言いふらしてるようなもんだ!こうやって日常に溶け込んでやるのが一番安全なんだよ」
ア「その通り。それに私はこの店の常連だ、今更私を怪しむ者はいない」
店「メニューお決まりでしょうか~?アサシンさんはいつものハンバーグセットでいいですね~」
ア「ほら」
ボ「な?」
部「限度ありません?」
ボ「いいからおめえは黙ってこの方の仕事ぶりを見てろ。伝説の暗殺術の使い手だ、滅多に見られるもんじゃねえぞ」
部「え、見せてもらえるんですか?こっそり始末するんですよね?同行する流れですか?」
ボ「当り前だ!おめえも裏の世界ってやつをよく見て学んどく必要がある。そもそもこの方は超凄腕のアサシンだ、俺達のことも他所に知られはしねえ」
子「あ、いつもの忍者の人だ~!こんにちは~!」
親「こら、いけません!あ、スイマセン(スタスタ)」
ア「案ずるな、私は失敗しない」
部「ボス、考え直しませんか?」
ボ「うるせえ!いいから黙ってついてこい!行きゃわかるんだよ、食い終わったら早速敵の頭取りに行くぞ!」
ア「ククク、このナイフが新しい血を欲している」
部「不安だなあ」
ボ「ついたぞ、ここが敵の事務所だ。さあ、伝説のアサシン殿、やっちまってくだせえ!」
ア「任せておけ、私はとてもすごいアサシンだからな」
部「え、正面から行くんですか?(銃声)ってうおお!?いきなり撃たれた!!最初からバレてる!でもすごい、避けた!ナイフで弾丸はじいて漫画みたいなことしてる!」
ア「アチョー!!(ドカッ)ホワチャアアア(バキッドゴッ)」
ボ「よく見とけ!あれが伝説の暗殺術だ!」
部「え、拳?あいつのナイフ血欲しがってたんじゃないの?」
ア「ヒョオオオオオオ!!フンガアアアアアア!!(バキィッ)」
ボ「すげえええ!」
部「うるせっ! 何か敵だけじゃなくて野次馬も来てません?」
ア「ついてこい、ターゲットの下へ行くぞ」(ピー!ドカドカバーン)
部「なんかめっちゃ罠張られてません?絶対事前にバレてましたよね?」
ボ「すっげ!ミッションインポッシブルみたい!あ、この罠バイオで見たことあるレーザーのやつだ!!」
部「え、うわっ!これ俺達もサイコロステーキにされますよ!逃げま…うわあ扉が閉まった!?ってあいつレーザーを気合で耐えてる!?」
ア「罠は破壊した。これが暗殺術だ」
ボ「すううげええ!倍払うから後で俺にもやり方教えてくれ」
部「俺ずっとドラゴンボールの話されてる?」
ボ「おい!ついたぞ、ここがターゲットのいる部屋だ」
部「ここは流石に気を付けましょう、きっと今までよりもすごい敵や罠が」
ア「頼もう(ガチャ)」
部「だと思いました」
ボ「ケケケケケ、今日でてめえも終わりだ!こっちには何せ伝説の暗殺者、ミラクルでハイパーなアサシン様が付いているんだ」
部「ボスなのにチンピラみたいなこと言わないでください。しかしこの敵の数、さっきまでの比じゃない…これはいくら何でも流石のコイツでも…」
ア「ホオオオオオオ(カチッ)…ワチャアアアアアアア(投げる音)!!」
ボ「出たああああ!奥義アサシン爆弾だあああ!」
部「せめて1回くらい忍者みたいな戦い方してくれよ!」(ドカーン!!)
ボ「あいてて…おい、生きてるか?」
部「は、はい…上手いこと瓦礫が屋根になって」
ア「案ずるな、報酬も受け取らずに依頼人を死なせはしない」
ボ「す、すげえ…あの状況で俺達のことも考えてくれていたのか」
部「いや待てよ、一応こいつは暗殺者なんだろ?こうして暗殺者として成り立っているのも…まさか金を受け取った後にすべてを知った依頼人のことも…」
ア「案ずるな、語り継ぐ者がいなければ、伝説にはならないだろう。それが報酬で十分さ」
ボ・部「「か…カッコイイ(?)~!!」」
2024年8月13日 作




