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犬神憑き奇譚

作者:霜月 誠
最終エピソード掲載日:2025/12/12
工場で機械的な毎日を送る主人公、室瀬健吾は、常に視界の隅につきまとう黒い靄に苦しめられていた。それは、若き日に孤独死させてしまった飼い犬「コロ」の怨念にも似た幻影だ。健吾はその靄を、過去のネグレクトという罪に対する、自分にしか見えない「罰」として受け入れていた。

しかし、ある日、見知らぬ女子高生がその靄を指して「その犬はあなたの犬ですか?」と問いかけたことから、健吾の日常は崩壊を始める。彼だけの幻覚だと思っていた「罰」が、他者にも見える現実の怪異なのかもしれないという恐怖に、健吾は苛まれる。

そんな中、高校時代の友人である佐伯信也と再会する。一流商社で成功を収め、自信に満ちた信也の姿は昔の陰気な面影はなかったが、健吾は彼に近づくほど、その全身にまとわりつく「どす黒い靄」と、傍らに控える禍々しい「黒い犬」の姿を見るようになる。

信也こそが、他者を呪い、自己の成功のためにその力を使う、**本物の「犬神憑き」**の使い手だったのだ。

自らの罪悪感が生んだ幻影と、友人の手で生み出された呪いの恐怖に直面した健吾は、憑き物に取り憑かれた友人の救いと破滅をかけた、絶望的な戦いに巻き込まれていく。果たして健吾は、過去の罪を精算し、救われる道を見つけられるのか。そして、信也を蝕む強大な「犬神」の呪いの正体とは――
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